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Practice Makes Progress

~ナースえいや三十にして立つ~
アメリカでCNA→ICU RN→NP

当ブログをご覧になられている方へ

更新日:2022年01月19日

Practice Makes Progress ~ナースえいや 三十にして立つ~」へようこそ(^^)
現在のコンテンツはナースプラクティショナー(NP)としての勤務やアメリカ日常生活・子育てに関する事などが中心となっています。
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Daisypath Anniversary tickers

アメリカ人は血液型を知らない

2015-06-10 07:39:00 | 【アメリカ】子育て
一般的なアメリカ人は自分の血液型を知りません
知っているのは過去に輸血を受けたり
ミリタリーに属している(いた)人とかかなー?
まっちゃんも例に漏れず自分の血液型知らないです
血液型大好きな日本人からするとビックリですよね。

アメリカで子供を産むに当たって残念に思ってたのは
娘の血液型を知る事が出来ないであろうという事
えいやも日本人なんで血液型は気になるんですよ~

でもね、意外や意外
退院した時にもらったDischarge instructionsに血液型(ABOとRH)が書いてあった
最近は出生時に血液型調べて開示するようになったんでしょうか?
それともこの病院だけなのかな?
いずれにせよ娘の血液型を知る事が出来て良かったです


人気ブログランキングへ←知らなくても困る事はない

アメリカでの出産費用

2015-06-06 10:04:45 | 【アメリカ】子育て
 700万円
 ($1=100円と換算して)





これだけポンッと出せればアメリカで出産出来ますよ~~~





というのは冗談で
この700万円は病院や医師等から来た請求額の合計
誘発分娩・無痛分娩(→でも経膣には至らず)から帝王切開での金額です。

総額700万円がえいやの保険会社に請求されてるけど
保険会社と病院・医師等が交渉して金額を割り引くので
最終的にかかった費用(支払金額)は220万円ほど。
(割引額は驚きの470万円
220万円のうち、えいやにかかった費用は205万円、娘は15万円。
新生児にかかる費用って意外と高くないんですね。
2日ちょいの入院で15万円ってむしろ安いΣ(゜ロ゜;)
(あくまでもアメリカでの話。高額医療で有名なアメリカですよ。)

えいやにかかった費用は帝王切開を含むから
普通分娩(経膣)で誘発も無痛もしなければ
もっと低額で産めると思います。
でも、日本に比べるとものすごく高額ですよね~
日本は全額実費でも50万円前後でしたっけ?
アメリカでは(保険の種類にもよるけど)
保険を通した後の自己負担額が30万円、50万円とかザラなんで
良い保険を持っていない場合は日本で産んだ方が安上がりでしょう

ちなみに、えいやの自己負担額はまだ確定してないので何とも言えないけど
おそらく2万円程度で済む見通し
目玉が飛び出るような金額にならなくて良かったです


人気ブログランキングへ←アメリカにも出産手当金があるといいのに

産まれました

2015-05-31 10:54:15 | 【アメリカ】子育て
【2015年7月7日追記】
 1点抜けていた部分があったので書き足しました。
 追加した部分は赤字になっています。


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5月某日、39週4日にて7lb11oz(3,500g)の第1子女児を出産しました

経過を簡潔に書くと...
 ①予定誘発分娩で入院し
 ②陣痛促進剤を投与され
 ③いきなり間隔が2-3分
 ④おしるしがあり
 ⑤子宮口3cmになった時点で人工破膜(人工破水)
 ⑥子宮内圧カテーテルを挿入され
 ⑦Epiduralで痛みの緩和を図るも
 ⑧麻酔が右半身しか効かずやり直し
 ⑨大量の点滴により子宮口&下半身が大幅に浮腫み
 ⑩27時間の誘発でも子宮口全開にならず
 ⑪児頭骨盤不均衡もあって
 ⑫帝王切開
 ⑬誘発中には発熱で抗生剤投与
 ⑭産後も浮腫みが酷いため利尿剤を処方されるハメに


幸いだったのは
この間ずっと娘の心拍が下がる事なく元気であり
無事に健康かつ五体満足でこの世に生を受けた事ですね


①予定誘発分娩で入院

実は30週過ぎから骨盤の狭さを指摘されており
胎児が8lb(3,600g位)を超えたら帝王切開と言われていました。
37週2日のエコーでは推定体重が6lb14oz(3,120g)Σ(゜ロ゜;)
(L&Dナースの言う通りデカかった→ここを参照)
大きく育ちすぎる前に産んでしまおうという事で
39週3日に当たる日に予定誘発分娩で入院。

②陣痛促進剤の投与 & ③間隔が2-3分

Cytotecという子宮口を柔らかくして陣痛を起こす薬を
子宮口に挿入されること2回。
1回目から上手く陣痛が付いて「いい感じじゃ~ん」と余裕ぶるものの
陣痛の間隔はいきなり2-3分(短すぎ
この時の子宮口はと言うと…
1cmさえも開いておらず、Effacement50%、Stationは-3。
5時間後に2回目のCytotecを入れて様子を見るも
子宮口が1cm開いてEffacementが60%になっただけ
にも関わらず陣痛の間隔はもっと短くなって1-2分
さらに5時間後にはIV pitocinに切り替えて
間隔が開くように看護師さんが薬の量を調整してたけど
引き続き1-2分から2-3分の間隔だった

陣痛の間隔が異常に短かったのは
膀胱に尿が溜まりすぎてたのが原因だと思う(えいや的見解として)
IV fluidの投与をずっと受けてたのに毎回排尿の量が少なかったし
Foley(導尿カテーテル)を入れた時
一気に1L以上の尿が出てきたのには驚いた
だって、1Lも尿が溜まってれば尿意があるはずなのに
ぜ~んぜん無かった
どうやら娘の頭が膀胱とか尿道の一部を圧迫してたらしく
尿が出きらずに常に溜まっている状態だったみたい。
膀胱がパンパンだと陣痛の間隔に影響及ぼすから
多分これのせいで最初っから異常に短い間隔だったのではないかと

④おしるし

IV pitocinを始めて1-2時間後くらいにおしるしがあった。
同僚がおしるし(英語ではMucus plugと言う)は
「血が混ざった鼻くそみたいだよ」と言ってたけど
まさにその通りだった

⑤人工破膜(人工破水)

誘発開始13時間後、子宮口が3cm開いた状態で
えいやのOB/GYNであるDr. Cが人工破膜させました。
破膜自体は痛くないんだけど
それまでの過程(破膜させる棒を入れたりするの?)が非常に痛い
破膜させた時はチョロチョロとしか羊水が出てこなかったけど
Epiduralのカテーテル入れるのに横向きになったら大洪水だった

⑥子宮内圧カテーテル

入院直後から分娩監視装置(Electronic fetal monitor、EFM)を付けて
胎児の心拍数、胎動、子宮の収縮をモニターしていました。
ノンストレステスト(NST)の時に
2本のベルトを使ってお腹に装着するアレです。
EFMの利点はNon-invasiveなところ。
体の外側に付けるので感染などのリスクが無いし、お手軽です。
欠点は、子宮の収縮の強さが正確ではないところ。
EFMでは子宮収縮の強さが20、30などの数値で示されるけど
妊婦Aさんの20と妊婦Bさんの20は同じ強さではないんです。
正確な子宮収縮強度を知りたければ
子宮内圧カテーテル(Intrauterine pressure catheter、IUPC)を
破膜後に子宮内へ入れる必要があります。

InvasiveなIUPCは何かしらの理由がない限り使われないけど
えいやの場合は異常に短い陣痛間隔のせいでしょうか?
使用理由を聞かなかったので正確な答えはわからないけど
人工破膜した後にIUPCのオーダーがDr. Cから出ました。
IUPCのカテーテルはとても細く
看護師さんが挿入する際にカテーテルが入ってくる感覚はあったけど
痛みを感じる事は無かったです。
IUPCがあればEFMは必要なくなるので
EFMとベルトを取ってお腹がすっきりしたのは良かったです


⑦Epidural & ⑧やり直し

人工破膜させた後にEpidural(無痛分娩の麻酔)OKの許可が出たので
まだまだ余裕で我慢出来る範囲だったけど
痛みで体力消耗するのも嫌だから早速お願いした。
その晩はAnesthesiologist(麻酔科医)の出番が無かったらしく
当直のAnesthesiologist、まだ病院に来てなかった
Epiduralのカテーテルを背中に入れて
ようやく痛み止めをもらえたのは1時間半後くらい
破膜後から痛みが強くなり始めて多少辛かったけど
我慢出来る範囲内だったから良しとする
耐え切れない痛みの時に1時間半も待たされてたらキレてただろうな~

Epiduralは入れてから15-20分程度で効いたんだけど
なぜか右半身しか効かず、左半身は陣痛が来る度に痛かった
左半身を下に傾けて薬が左側に行くようにしたり
追加の痛み止めを入れてもらったりしたけど
痛みの緩和は右半身のみ。
右足は感覚も無いし全く動かせないけど
左足は感覚はあるし割と動かせる状態だった

仕方ないから最初のEpiduralカテーテルは抜いて、もう1回入れ直す事に。
今度はちゃんと両側に効き目があり
入れて5分もしないうちに痛みが消えて快適~
Anesthesiologist曰く、
原因はえいやの脊髄が湾曲しているからかもだそうです。
脊椎側彎症と診断された事はないから本当にそうなのか不明だけど
今度の定期健康診断で診てもらおうと思ってます。

⑨子宮口&下半身の浮腫み

生来低血圧なえいや。
普段(非妊娠時)でも80-90台/40-50台と低めなもんだから
妊娠中はさらに低くて毎回70台/40台(68/38なんて事もあった)。
でもSymptomaticじゃない。こんな血圧でも普通に生活出来てます。

ただ、これが出産となると話は別で
血圧を一定以上に保つ為に
入院直後から大量のIV fluidが投与され続けた。
125mL/hrのMaintenance fluidの他に
Epiduralで血圧が下がったり何かある度に(何があったのかわからないけど
500mLとか1LのIV fluidをBolusされてたので
最終的に8-10Lの点滴を投与されたと思う

そんだけ水分が入れば、体が浮腫むのは当然の事で
特におへそから下の下半身が酷かった
足全体はもちろんの事、Labial edemaも相当あった
入院初日の深夜に回診に来たDr. C、
内診の際にLabial edemaを見て「Oh...she is swollen...」と一言。
この時はこの言葉の意味するところがはっきりわからなかったけど
(もちろん良くない意味だというのはわかった)
あとで看護師さんに聞いたらこういう(↓)事だったらしい。

Labial edemaがあれば産道や子宮口も浮腫んでいる可能性が高く
狭くなっている子宮口&産道を胎児が下りて来れないかもしれない


⑩子宮口全開せず

27時間に及ぶ誘発で子宮口は8cmまで開いたものの
子宮口がやはり浮腫んでおりDr. Cは帝王切開を勧めてきた。
せっかく8cmまで来たのだから経膣分娩してみたい気持ちはあったものの
娘が安全に産まれるのが最優先なので承諾
それに、30週の頃から帝王切開の可能性を指摘されていたから
心の準備はかなり出来ており
すんなり受け入れる事が出来ました

⑪児頭骨盤不均衡

Cephalopelvic disproportion(CPD、児頭骨盤不均衡)は
帝王切開して初めて明確にわかった&診断された事だけど
Dr. Cの懸念通り、CPDのせいで娘は産道を下りる事が出来なかった
実際、産まれた時はCaput succedaneum(産瘤)で頭が相当浮腫んでおり
狭くて通れない骨盤に長時間圧迫されていた形跡がありありと見てとれた。
(あと誘発後半にはVariable decelが何回もあった)
また、帝王切開中にDr. Cに言われたのは
「君の骨盤じゃ~未熟児しか経膣分娩出来ないよ~」だそうで
「未熟児って5lb(2300g位)ベイビーとかって事?」と聞くと
「その通り」との事。
将来的に第2子を産む機会があれば間違いなくまた帝王切開になるでしょう

⑫帝王切開

帝王切開を了承してからは、あれよあれよという間に事が進んで
ものの15-20分程度で病室からORへ移動
手術開始から娘が誕生するまでは5-10分程度
下の剃毛は入院前に済ませていたし
(帝王切開になるかもという頭があったので
Epiduralのカテーテルはすでに入ってるから
帝王切開用の麻酔はすぐに投与されて効き始めた。
緊急時の為に帝王切開のコンセント・フォームも
入院時にサインさせられていたので
事が進むのが本当に早かったです。

肝心の手術はと言うと…えいや的に目新しい事は特になし
ナーシング・スクール時代に何件も帝王切開を見てきているので
自分のケースも今まで見てきた帝王切開と同じでしたね(ここを参照)
手術中はとにかく腹部をグイグイ押されてる感覚しかなかった
という事が唯一の新発見というところかな。

ちなみに、娘は体が全部出きっていないうちから
おぎゃーと泣き始めておりました(気が早くないかい?(^^;))
外に出たくてたまらなかったんでしょうか…

⑬発熱で抗生剤投与

まだIV pitocinで誘発をしている最中に
原因不明の発熱がありました。
発熱と言ってもLow grade fever(確か100.0F位)なので
厳格には発熱と言えるのか不明だけど
Tylenol(解熱剤)とUnasyn(抗生剤)が即座に投与され、
産後はCephalosporin系の抗生剤ピル(何かは不明)を3回飲みました。

ただ単に部屋やブランケットで暑かったのと
陣痛の痛みで自然と体温が上がっただけな気もするけど
幸い熱はすぐに下がったし、他に感染症の症状は出なかった。

でも、分娩中に感染症の疑いがあった事で
産後2日に渡って血液検査でWBCなどをモニターされ
娘も細菌感染していないか調べる為に血液検査されていました。
結果、母子共に何の異常も無し

⑭利尿剤の処方

産後55-56時間程度で退院出来たんですが
(アメリカでは経膣分娩だと産後24-48時間、
 帝王切開だと産後48-72時間で退院するのが一般的)
まーだまだ下半身の浮腫みが酷く
Lasix(利尿剤)20mgのピルが1錠だけ処方されました。
利尿剤は母乳&電解質に影響を及ぼすので
1回だけしか処方されなかったんだけど
もちろん1錠(しかも20mgだけ)では全ての水分を排出する事は出来ません
退院4日後に産後健診(切開傷のチェック)へ行った時も
下半身はパンパン
+4以上のPitting edemaで膝&足首は全く無い象足状態
これにはDr. Cも追加でLasix 20mg PO Daily x3を処方してくれました
おかげで浮腫みは徐々に良くなり
退院10日後位までには完全に引いていたと思います

ちなみに…
 出産直前の体重 → 妊娠前+20lb(9kg増)
 出産4日後の体重 → 妊娠前+22.6lb(10.2kg増)
羊水やら胎盤やら娘やら色々なものが体から出て行ったにも関わらず
出産前よりも体重が増えてた
はいもちろんIV fluidの仕業でございます
浮腫みが引いた後に体重計ったら
妊娠前+4lb(1.8kg増)まで減ってた。
って事は18.6lb(8.4kg)もの過剰水分が体内にあったのね

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簡略に書いたつもりが長くなってしまいました
生後3週間ほど経ち
徐々に新生児との生活に慣れてきたところですが
まだまだわからない事だらけ。
幸い、まっちゃんも1ヶ月ほど産休でお休みだし
産前産後3週間ほどは日本から母が手伝いに来てくれていたので
心身ともに助かっています
帝王切開の傷から完全復活するにはまだ時間がかかりそうだけど
産休の間3ヶ月は仕事に行かなくていいし
少しずつ新しい生活に馴染んでいけたらなーと思ってます。


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Childbirth Class(両親学級)

2015-04-01 02:00:00 | 【アメリカ】子育て
出産予定の病院でChildbirth classを受けてきました
妊娠中の体の変化、普通分娩・無痛分娩・帝王切開の過程、
オムツやおくるみのやり方などを習ったり、
産科病棟ツアーでは実際に入院する部屋を見学したり。

ナーシング・スクール時代の
L&D(産婦人科)クラスのおさらいという感じで
えいや的には特に新しい情報とかはなかったんですが
記憶をよみがえらせる意味で有意義なクラスでした
全くもって医療知識のないまっちゃんにとっては
とても為になったクラスだったようで
お金を払って受けた甲斐がありました

クラスはベテランL&Dナースが先生で
ちょこちょこ産科ナースならではのマメ知識も教えてくれたんですが
多大なる衝撃を受けたΣ(゜Д゜;)事の1つに

 体の小さいカップルから産まれる赤ちゃんは
 小さく産まれる傾向にあるけど
 その他はお父さんの出生体重に似る傾向にあるわね~

もうね、この一言に衝撃を受けすぎて
えいや( ゜д゜)ポカーン&放心状態ですよ
えいやの出生体重は3,000gと平均的だけど
まっちゃんは...

 10パウンド(4,500g)ベイビー
 ド―――(゜д゜)―――ン


だったらしい
出生体重だけは父親に似られたら激しく困るーーー
っつー事で身が引き締まる思いはたくさんあるものの
ここ最近の(えいやの)体重増加がヤバイです
34週の現時点で7.5~8kg増。
産むまでには10kg以下に抑えたいけどちょっと無理かなぁ...
ベイビーが大きくなりすぎませんように


人気ブログランキングへ←同僚は妊娠中35kg増えたらしい

妊娠のご報告

2015-01-05 10:57:50 | 【アメリカ】子育て
タイトルからして明確ですがご報告です。
現在第1子を妊娠中で
日本の数え方では妊娠6ヶ月に入りました。
(妊娠期間:日本→満10ヶ月、アメリカ→満9ヶ月)

結婚して8年目。
選択性子なし夫婦としてDINKSを満喫してきましたが

 年齢的にそろそろ考えないと・・・

という事で無事に赤ちゃんを授かる事が出来ました。
バセドウ病の関係でハイリスク妊婦となっており
普通のOB/GYN(産婦人科医)とハイリスクOBの2人に管理されていますが
それ以外は"多少の紆余曲折"があった程度で
妊娠経過は順調だと言えると思います。

この"多少の紆余曲折"というのはですね、
クアトロ検査という血液検査を受けたんですが
これでダウン症の確率が75分の1と出てしまったのです
(えいやの年齢だと450分の1くらいが標準値)
ダウン症だと診断されたワケではありませんが
年齢の割にはかなり高い確率の数字が叩き出されてしまった為、
バセドウ病以外の理由としても
ハイリスクOBに尚更かからなくてはいけないハメに

ハイリスクOBオフィスで行った事は
①遺伝子カウンセラーとの面談
 私達夫婦の既往症や家族構成と病歴などを聞かれ
 遺伝的疾患が血族の中であるか家系図にしてました。
 あとはダウン症児がどのように派生するかの説明。

②妊娠中期の胎児エコー(日本で言う胎児ドック)
 アメリカで妊娠すれば中期の胎児エコーは
 18-22週の間にみんなするんですが
 えいやの場合は"マーカー"と呼ばれる
 ダウン症児特有の身体的特徴を入念に調べられました。
 結果、1つだけ該当するものがあって
 胎児の心臓の中にカルシウムの蓄積物があるとの事。
 Echogenic Intracardiac Focus(EIF)と呼ばれるもので
 ダウン症児に限らず
 アジア人には結構多く見られる現象らしいです。
 このEIF、ネットで色々調べてみたんですが
 日本に住む日本人でEIFを指摘された人は
 全然見つける事が出来ませんでした
 出てくるのは海外(主に北米)に住む日本人ばかり。
 おそらくですが、日本人にはよくある現象なので
 日本の医師は指摘すらしていないのではないかと…
 とにかく、えいやのハイリスクOBも問題視しておらず
 他に問題は見つからなかったので
 「ま、大丈夫でしょう」との結果に。

③新型出生前診断(NIPT)
 これは任意で受けたんですが
 母親(えいや)の血液中に流れる
 胎児由来のDNAを取り出して染色体異常を調べるもの。
 99%の正確性があるテストだそうで
 結果は陰性、ダウン症ではないとの結果に。

クアトロ検査で変に高確率な数字が出てしまったせいで
要らない心労を追った数ヶ月でしたが
それ以外はな~んの問題もなく順調に来ているので
とてもありがたく幸運な事だと思っています。
(つわり、頻尿、便秘、腰痛などは別として)

ただ、バセドウ病は消えるものではないし
EIFの経過観察もあるので
今後ともハイリスクOBの所で
エコーを4週間に1回程度して管理されていく予定です。
(アメリカでは通常妊娠中に1-2回しかエコーをしません)


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