Practice Makes Progress

~ナースえいや三十にして立つ~
アメリカでCNA→ICU RN→NP

L&D実習まとめ

2012-05-01 04:19:30 | 【アメリカ】看護学部
L&D(Labor&Delivery、産婦人科)の実習はとても面白かった~
 ・L&D:分娩前~分娩直後のケア
 ・Nursery:新生児のケア
 ・Postpartum:分娩後のケア
と3種類に分かれて色々見てきました

最初に見たのは帝王切開で感想は
 ・切り始めは意外と焦げ臭い
 ・赤ちゃんの入っている状態の子宮は綺麗なピンクの球体で美しい
 (↑これクラスメートに言ったらドン引きされました
 ・赤ちゃんの引っ張り出し方が結構強引切り口が小さいから?

次は未熟児の普通分娩で、お母さんは病院に来るまで妊娠に気付いてなかった方
もちろん妊婦検診は受けておらず、ドラッグをやっており、推定32-33週の早産。
医師、助産師はもちろん、担当L&Dナース、Baby catcherのナース、NICUナースなど
総勢10人位で分娩を見守ったけど、赤ちゃんはとても元気で何の障害もなく

実習の最後に担当した産婦さんは無痛分娩だったんだけど
なかなか赤ちゃんが下りてこず最終的に吸引分娩。
赤ちゃんの頭、細長くて吸われた跡が教科書通りで新鮮でした。
えいや、2-3時間産婦さんの片足を持ち上げ続けたので
翌日腕が筋肉痛で大変だったのは余談です、ハハ

あとは、普通分娩から緊急帝王切開になったケースとか
Discordant twins(大幅にサイズが違う双子)でこちらも緊急帝王切開になったケースなど
普通分娩よりも帝王切開のケースをたくさん見ましたね。
サイズの違う双子ちゃんは、1人はちゃんと大きくなっているんだけど
もう1人はとても小さくて、胎盤から栄養を貰っているのではなく
赤ちゃんが胎盤に栄養を送っている状態だと発覚して
「こりゃ今すぐに救出せねば」という事で31週で生まれてきました。
当然2人共NICU送りだけど、翌々週に訪れた時は2人共元気だったので良かったです

帝王切開で生まれた別のベビーちゃんは
Blow by(酸素マスクみたいなもの)などの処置をしても
血中酸素濃度がどうしても正常値に上がらず最終的にNICU送り

幸いな事に上記以外で担当したケースのほとんどは何の問題もなく進んだので
たくさんの幸せを分けてもらいました

あと、割りと忙しくない時間もあったりするので
L&Dナースは他の忙しいフロアよりは余裕があるのと
1-2人の産婦さんに集中出来る環境はいいな~と実感しました。


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4 コメント

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Unknown (renogoo)
2012-05-01 06:16:56
テレビでI did not know I was pregnantってSHOWが前あったんだけど、本当かいな?って疑ってたよ。 知らなかったっていうケース結構あるんだね。
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いいよねぇ (rei)
2012-05-01 17:04:52
産婦人科っていいよねぇ
まぁ、病棟内で唯一おめでたい理由で入院できる場所だもんね(もちろん例外あるけど)

お産に立ち会ったときは感動したなぁ
問題なく元気に出てきてくれたからトラウマにならなかったんだろうけど…

OPE立ち会いは我慢できずに途中退室だったけど、自然分娩は最後まで大丈夫でした♪

っていうか、ずるッって出てくるよね?
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RENOGOOさん (えいや(管理人))
2012-05-07 01:16:57
どの程度お腹が出てたとかはわからないんですが(来院時はフロアにいなかったので)、40代前半、妊娠回数5回、子供は2-3人いるのに、I did not know I was pregnant状態は凄いですよね。年のせいでお腹にぜい肉が付いてきた位にしか思ってなかったのかな?
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rei (えいや(管理人))
2012-05-07 01:28:25
私も最初の帝王切開はガン見してたから気分が悪くなりかけたけど、その後からは何回みても平気になったよ。やっぱ慣れだろうね。でも、普通分娩がどうしてもダメっていうクラスメートもいたから、人それぞれっていうのもあるよね。
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