『さまよえる人々の魂に届くように』
山下達郎が歌い続けた"伝言"
9月23日発売のアエラ10月1日号、山下達郎の特集ページに、山下達郎の音楽で人生が変わった5名の中の1人として、島おこし協働隊・松野が紹介されました。
http://www.aera-net.jp/summary/120923_003047.html
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山下達郎さんは、小学生の時からの大ファンで、ラジオにハガキを書いたり、対馬にきてからもライブのために東京に行くほど「マニア」のはしくれです。
趣味で達郎さんのはんこをつくってはマニアに配る・・その程度の活動しかしていなかったのですが、アエラのライターさんの目に留まり、ある日突然取材のご依頼がきました。
マネージャーから『松野さん、山下達郎さんの記事についての取材があるのですが』と電話をもらうと、役場に響くほどの大声をだして喜んでしまいました。
ライターさんいわく、インタビュアーさんが都内の方に絞られ、地方でなおかつ、達郎さんの音楽で人生が変わってしまった人を探していたところ、対馬の松野のところに行きついたということでした。
こんなことってありえるんだろうか・・
ああ・・・・・・
島おこし協働隊になってよかった!!!!
(すいません、このタイミングで)
東京で一人さみしく活動してたら一生こんな機会はいただけなかったことでしょう。
青天の霹靂。
こんな素晴らしい偶然をくださって感謝☆
ライターさんとカメラマンさんが取材のためだけに対馬に来島し、1日お話を聞いてくださいました。
カメラマンさんの比田勝さんはなんと対馬のご出身。
ものすごいめぐりあわせな出来事でした。
私が映っている畔にはヤマネコが姿をよく見せる畔です。
今日、海を越えて冊子が届きました。
本当に達郎さんと一緒に!?雑誌にでているので今日はなんだかめまいがしています(笑)
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自分は行くべきか。行く資格があるのか。
踏み出せないある日、達郎の音楽が『乗車券』に変わった。そんな経験をした人がいる。
(頂いたラフ原稿より抜粋)
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『乗車券』という言葉は、記事にも紹介している、ピープル・ゲット・レディ(ザ・インプレッションズ)の歌詞の一説にでてきます。この曲は達郎さんの曲ではないのですが、『蒼茫』という曲をライブで歌うとき、挿入歌として歌い続けられています。
人生の岐路、とよく言われますが、2011年の1月の私には「対馬に行くこと」という選択肢しかありませんでした。
でもその一歩が踏み出せなかった。
そんなときに、頭の中に流れてきた曲が、『蒼茫・ライブバージョン』のこの一説のところでした。日本語の歌詞を読んだ時、ものすごくすんなり決意ができてしまったのです。
みんな、準備できているかい、
ほら、列車がやって来るよ。
荷物なんていらないさ。
ただ乗り込めばいいんだよ。
必要なのは、信念だけ。
ディーゼルエンジンがブルルンと唸るのが聞こえるよ。
乗車券なんて要らないよ、
神に感謝すればいいんだから。
この曲を教えてくれた達郎さんに感謝☆
今でも『希望という名の光』という曲の1節で、蒼茫~のメドレーとして歌われる時があります。
世界のみんなを幸せにする音楽は僕は作れない。でも、僕の音楽を聴いてくれるみなさまにだったら少しの幸せを届けることができる。だから今日も精一杯ここで歌います。
達郎さんのちょっとネコ背な背中を見ながら、私も生み出す継続を今日も頑張っていきたいと思います!
川´ゝ`)長文になりました。ありがとうございました。