50分ほど登った所に石仏

比較的新しい
その先に注意書きの看板

落石が多いとのこと
トラバース 渋滞

そのとき、「落石!」の大きな声
こぶし大のが近くを転がり落ちてきた。
当たれば大怪我だ。
上の方を見たけど人はいない。自然に落石したようだ。
しばらくして、またもや
「落石!」
先ほどの注意書きは誇張ではなかった。
この辺りは危険地帯だ。
耳を澄ませて落ちてくる石の音にも注意を払わなければならない。
足元だけに気をとられていると大変な事になる。
鍾乳洞

氷筍はなかった。
この先が久連子岳

山頂は狭いが見晴らしは良好だった。
岩宇土山を目指してまた歩き出す。
ガレ場

ガレ場の上から見下ろす。

なかなかの景色
岩宇土山山頂

青空
このとき11寺30分
もう一山行けるかな…
地図を見ると尾根の先に上福根岳がある。
等高線を見るかぎり急登はなさそうだ。
往復で2時間半か…
16時には下山できる。
登山口までのアプローチが思いのほか楽だったので余力はある。
次に来ることはないと思い決断した。
「上福根山」へ行こう!
歩き始めたらすぐに「風穴あり」

地面にポッカリと穴が…
たいした穴ではないが、雪が覆い隠したら落とし穴になる。
分岐に到着

下れば白崩平だが、尾根道を選ぶ。
上福根山を目指してGo!
山頂が近づくにつれシャクナゲが多くなる。

花芽あり

花の頃を想像しながら登っていく。
上福根山山頂

「よく登ったな…」と達成感に浸りながら昼食をとっていたら、ヤブの方から出てきた人に「前福根山はもう行かれましたか」と尋ねられた。
「えっ?」(知らないし…)
「ここから10分ほどで行けますよ」
「そうですか」(あまり興味なし)
「ここは視界が利かないけど、あそこだと360°見渡せますよ」
「そうですか!」(一気にスイッチが入る)
はたして前福根山山頂

ナンなんだこの景色は。
脊梁の山々がデーンとデーンと広がっている。
360°の大パノラマだ。


後で知ったが、ここは「五家荘三大絶景」の一つだそうだ。
いつまでもこの景色を見ておきたかったが、フクジュソウに間に合わなくなるとあわてて下山。
フクジュソウは日が陰ると閉じてしまうので、日が当たるうちに白崩平に着かなければならない。
下りは飛ばした。
再び分岐

どこまでも続く急傾斜

滑らないように、勢いがつきすぎないようにといつもと違う足の筋肉を使い下りていく(翌日筋肉痛に)。
白崩平に到着


群落を期待していたら…、ポツリポツリだった。
それでもフクジュソウ

満面の笑みで迎えてくれた。





山を去る
砂防堤

川に沿った作業道を歩いて登山口へ
16時、無事にたどり着く。
駐車場はガラーンとしていた。