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まんやま独歩

諫早駅までの交通手段

今年の夏、穂高遠征で一番困ったのは駅までの交通手段でした。
前回(2015年)は、前日にタクシーを予約しておいて、当日の朝に迎えに来てもらいました。

今回も同じように考えていたら、前日になって大変あわてました。
予約ができなかったのです。
いわゆるタクシー不足が原因です。

作戦変更。
それならばと自家用車で行って、駅周辺の駐車場に駐めることにしました。

ネットには10を越える駐車場が出ていました。
料金は1泊400円から600円。
5泊してもタクシーの往復料金と同じくらいです。

さっそく予約することにしました。
今の時代、ネットで予約できます。
ところが、日にちを入力したらエラーの表示です。
「えっ?」
もう一回入力し直しても
エラー
画面をよく見ると
「日時の指定が間違っています」と出ています。

どういうこと?
「最大48時間まで」

それならばと別の駐車場を予約することにしたのですが、そこも日数制限がありダメでした。

ネット予約以外のところに電話を掛け、やっと5連泊できる駐車場を見つけました。
「5日になりますが駐められますか?」
「できますけど… 料金が高くなりますよ」
「どういうことですか?」
「うちは時間単位の計算で、5日だと2万円を越えますね。1日の上限がある駐車場がネットに出ていますので、そちらの方がよろしいかと」

さすが公営の駐車場、親切なアドバイスをありがとうございました。
かくして自家用車で駅に行くのも断念しました。


公共のバスがあるじゃないか。
その通りなのですが、バス停まで500mあります。
歩くと10分かかります。

それで?
学生時代は駅までキスリングを背負って歩いて行ってたじゃないか。

でも…

歩けないことはないのですが、今年の夏は異常な猛暑でした。
屋外に1分いると汗が出始めます。
ましてやザックを背負って3分も歩けば汗だくです。
新幹線に乗る前から汗まみれになったら、車内では悪臭を発し周囲に不快な思いをさせますので…

着替えればいいじゃないか。

その分ザックの重量が…

家族がいれば駅まで送ってもらえるのでしょうが…

仕方ありません。
遠征前日、次の作戦を立てました。
諫早駅発の新幹線は8時55分発です。
当日の朝、7時30分から7時40分までタクシーに電話を掛けまくり、そこでタクシーがつかまればタクシーで、ダメだったら仕方ありません。すぐに徒歩でバス停に向かいバスで行くことにしました。

はたして当日の朝。
電話を掛けますが、出てもらえません。
これはある程度予想していました。前日でさえ電話がつながらないところが多かったのです。

やっと繋がったと思ったら「全部出払っています」

そうこうしているうちに7時40分
もはやこれまで。
泣きの1回で掛けた電話がつながり、「10分ほどで配車できます」と。

地獄で仏を見る思いでした。

今回の遠征で一番苦戦したのがこの駅までのルートでした。
今後も遠征をするとなると駅までの交通手段をどう確保するかが課題になります。
タクシー不足は解消しそうにありません。
そこで、遠征から戻りもう一度諫早駅周辺の駐車場を調べ直すことにしました。



ここで注意しなければいけないのは、入り口看板の
「最大料金繰り返し適用」です。
そう書いてあっても「繰り返し」に上限がある駐車場があるのです。



駅周辺にはたくさんの駐車場があります。


上のA駐車場は「72時間まで」と明記されているのではっきりしています。

B駐車場ですが
ネットの料金画面

この画面には最大料金の下に「繰り返し適用」と書かれています。

ところが予約の入力画面


いざ入力すると

(遠征後に、9/3~9/8で入れてみました)

「日時の指定が誤っています。連続駐車は最大48時間までとなります。」
のエラーメッセージ。

これではネット予約をせずに駐車していたら、出庫する段になって料金トラブルになっていたかも知れません。

繰り返しになりますが、看板には「最大料金繰り返し適用」となっていても、それが何日間適用されるかは駐車場によりまちまちです。ですから看板に書かれてある連絡先に事前に確認する必要があるのです。

そして見つけました、5連泊できる駐車場を。

(注:ここは9月の時点では5連泊OKの返事でしたが、変わっているかも知れませんので各自でご確認ください)


長々と書いてしまいましたが、それはせっかく新幹線が停まる立派な駅ができたのですから、駅周辺の駐車場には長期旅行に対応できるように「最大料金繰り返し適用」の日数を伸ばして欲しいと思うからです。

この夏の異常なまでの猛暑とタクシー不足は、駅までの道のりをとても困難なものにしました。
家から駅までのルートには涸沢岳よりも神経を使いました。
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