ソメイヨシノ他多くの桜は、散りましたが、それと入れ替わるようにして、白い花びらのヤマザクラ、八重桜が七分咲きほどです。参道の両側には、白や紫色のイチハツが見ごろです。観音堂へ上る階段の中ほどの右側にシャガの群生が見られます。ツツジも咲き始めています。伝説の花【二人しずか】は、花びらが白くなりつつあります。
【ヤエザクラとお大師様】
【白い花びらのヤマザクラ】
【七福神堂とヤエザクラ】
【鐘楼堂とヤエザクラ】
【観音堂とヤエザクラ】
【シャガの群生】
【イチハツ(白)】
【イチハツ(紫)とキンセンカ】
【ツツジ】
2017年4月撮影
【二人しずか】
【花まつりについて】
4月8日
花祭りとは、お釈迦様の生誕をお祝いする仏教行事です。花御堂の中に幼仏像を祀り、参拝者はその誕生仏に甘茶をかけます。花御堂は、釈迦が生まれたところルンピニ園の花園を表しています。甘茶は、釈迦が生まれた直後に周囲を見渡し七歩歩いて右手で天をさし、左手を大地に向けて「天上天下唯我独尊」と言った時、天竜が天から下って甘い露を注いだという説話が元になっています。「天上天下唯我独尊」は、人間一人一人が宇宙にただ一つしかない命をいただいている尊い存在だという意味です。4月8日が命について考える良い機会になるよう願っています。
誕生仏の像に甘茶をかけた後、甘茶をお召しあがり下さい。