祈祷所庭のソメイヨシノは、風がふくと、桜吹雪が舞っていました。庭は、花びらが落ちてピンク色になりました。境内を囲む山々の桜は、かなり散ってしまいましたが、祈祷所の山門の下を六地蔵に向かって歩いていくと、早くもヤエザクラが開花し、阿弥陀如来のそばのイチハツがもう花を咲かせていました。
【祈祷所庭のソメイヨシノ】


【樹齢135年ほどのソメイヨシノの大木】

【上の畑のソメイヨシノ】

【祈祷所山門の下のヤエザクラ】

【阿弥陀如来の近くのイチハツの花】

真野寺桜祭り
3月下旬~4月上旬
*甘茶無料サービス
3月30日頃~4月8日まで
*護摩祈祷
4月6日(土)11時より
商売繁盛、家内安全、身体健全、厄難消除、病気平癒、海上安全、大漁満足、所願成就等
宝槌、柳守り等も授与しております。
*灌仏会(花まつり)
4月8日(月)9時より

花祭りとは、お釈迦様の生誕をお祝いする仏教行事です。花御堂の中に幼仏像がお祀りしてあります。花御堂とは、釈迦が生まれたところルンピニ園の花園を表しています。甘茶は、釈迦が生まれた直後に周囲を見渡し七歩歩いて右手で天をさし、左手を大地に向けて「天上天下唯我独尊」と言った時、天竜が天から下って甘い露を注いだという説話が元になっています。「天上天下唯我独尊」は、人間一人一人が宇宙にただ一つしかない命をいただいている尊い存在だという意味です。4月8日が命について考える良い機会になるよう願っています。参拝者の皆様も、「ナムシャカニブツ」と称えながら、誕生仏に甘茶をかけて合掌し、お釈迦様の誕生をお祝いしましょう。