goo blog サービス終了のお知らせ 

いつだってこころは  まんまる。

アリッサムです。子どもたちと遊んだり、花を育てたり、本を読んだり・・・
雪の降らない東北の街に住んでいます。

女の子として。

2010-03-24 | ほとんど長女
来年度の療育計画の相談のため、長女の担当の先生と面談して来ました。



長女は小学一年生から週に二回、個別と集団の療育を受けています。

その前は私と一緒の母子通園でした。

療育センターの先生方とも長いお付き合いになりました。

今年度は中学生以上のグループに入り活動をしてきた長女ですが、

男の子に囲まれての活動で、最初はちょっと引き気味だったカンジ。

自閉症児はなぜか圧倒的に男の子が多いんです。

でも、中に同じ中学の普通学級の2年生の男の子がいて、

ルールを理解できない長女に丁寧に教えてくれたりと気を遣ってくれ、

長女も彼を「先輩」と思って慕っていたようで、連帯感が生まれたようですが。



来年度は女の子が増えるらしく、女子だけのグループを作って

先生とお料理をしたり、お菓子を作ったり礼儀作法を習ったり

手芸やお裁縫もしたいです、とのこと。

良かった~嬉しい

いつも男の子中心のカードゲームや調べものばっかりじゃなあと思っていたから。

長女は療育センターの若い女の先生たちをお手本にしている部分もあり

髪のしばり方やフード付きのシャツの重ね方などお姉さん先生と似ている部分があります。

思春期で「女の子」を意識しているんですね・・・






先生は「学期末にはみんなでお出掛けしてテーブルマナーの勉強もかねて食事もしたいんです。

親から離れて、緊張しながら料理を食べる経験なんてないでしょう。

アキコ先生の伯父さんがレストランをやっていて、障害児も入れてくれそうなので。

知ってるとこなら、お皿一枚くらい割っても大丈夫かな~~?なんて」と言っていました。


そうかぁ、アキコ先生の伯父さんち・・・

そういうところならパニクっても大丈夫かな?

ところで、どこのレストランだろうと頭を巡らせて・・・

あーーっ!

アキコ先生の名字・・・・M浦先生

地元のフランス料理屋さんと同じ名前

先生、あそこのお皿、すっごく高そうなんですけど(汗)(汗)

・・・海浜自然の家でいいです。オールプラスチックだから・・・



来客。

2010-03-14 | ほとんど長女
今朝は長女のお友達のお父さんが来ました。

チョコレートをあげてもいないのに「ホワイトデーだから」と娘のためにクッキー持参で

娘と同い年の息子さんのHくんは、特別支援学校(養護学校)に通っていて

そこで習った「米粉」を使ったクッキーを、知り合いの喫茶店の方と作ってくれたとか。

ありがとうね。Hくん



小学校の入学式で初めて会ったHくんは色白の黒目がちな目が可愛い少年でしたが

どこで私の体重を抜いたのか、今では中一にして80キロ。

立派なメタボ体型になりました

Hくんは一人っ子なので「女の子は可愛い」とH父は、うちの長女を我が子のように可愛がってくれて

ちょっとストーカーな感じである意味コワイけど、「これからも、息子を宜しくお願いします」とニコニコと帰っていきました。

最近、仕事のことで悩み、精神的に調子悪そうで心配していたのですが、笑顔も見れて良かった~~



写真はいただいたクッキー。

原料の記載に「おっぱい」の文字。

牛の・・・だよね(笑)

良くなりました。

2010-03-09 | ほとんど長女
先週の木曜日は長女の病院でした。




今回、長女が顔面麻痺になるまで、この病気が耳鼻科の領域に入るとは知りませんでした。

長女の症状はだいぶ良くなり、家族以外はあまり気がつかないかもしれません。

先生も「最初の検査の数値が悪かったから心配したのですが、良くなってよかったですね」と言ってくださり、長女も嬉しそうです。

そうだよね。

思春期の女の子の顔が半分変形しちゃったんだもんね(;o;)

ショックだったと思う。最初は良くない状況だったし…

でも、真面目に薬も飲んだし、次回が最後の診察になるかもです。




長女は主治医の先生が大好き。

ソフトで優しい語り口の、どちらかというと「草食系男子」のメガネ青年です。

長女はな感じで

次回でおしまいと知ったらちょっと悲しむかな?

お母さん、頑張りましたね!

2010-02-10 | ほとんど長女
きのう、中学生の長女を連れて小学校に行きました。

短縮授業だったので少し時間が早かったので。

長女が小学校2年生の時に、出産で産休を取り、

その後子どもさんの介護などで休んでいた特別支援の先生にも挨拶させたかったので。

先生は、1月から復活!

なんと、6年ぶりの再会~~

その先生が隣のクラスにいらした頃は、長女はまだ学校で一言も話ができませんでした。

そんな長女が巨大化し、「先生こんにちは!」と現れたので、先生、ビックリ!!

「Rちゃん~~、あんなにちっちゃくて お話できなかったのにね。

お母さん、頑張りましたね!」

先生が言ってくださいました。




お母さん、頑張りましたね!



亡くなったT先生もそうでしたが、未就学から低学年のころの長女を知っている人には たまに言われます。

ありがたい言葉です。

その言葉を聞くと、長女がどれだけ話をしなかったか 目も合わせられなかったかあの頃を思い出します。

頑張ったのは、私だけではなく、Rもなんです、今後とも宜しくお願いします、と挨拶をして小学校をあとにしました。

お母さんはこれからも頑張ります!

生きていく術(すべ)

2010-01-24 | ほとんど長女
最近では「休みの日は何をしていたの?」と言う質問に「皿洗い」と答えてしまう長女です(笑)

仕事が早い・キレイ・確実!

さ・す・が

こだわりの人、自閉ちゃんは完ぺき主義

ベッドメーキングもとっても上手。

我が家は布団なんだけど、海浜自然の家仕込みの見事な手さばきでキッチリと敷きます。

洗濯物もキチンとたたむし。

どこぞのホテルで雇ってくれないかな~~



どんな親御さんもそうだと思いますが

私も「私が死んだら、子どもたちはどうやって生きていくのかなあ?」と考えます。

定型発達のお子さんでも、将来のことは不安や心配があると思いますが

ウチの場合は特に自閉症児と、その妹・・・きょうだい児なわけで。

親が生きている間は、そりゃ~~できる限りのことはしてやりたい。

でも、どうしたって子どもより先に居なくなるので(当然)

私が居なくなった後、二人が何とか生きていけるように。



そうなると、家事が得意で真面目に取り組むというのは大きな力、かと。

私が教えたというよりも、長女が好きになったのが家事、というかんじ。

実際、私よりしっかりと何でもこなすし。

そして、今、きょうだいがとても仲良し。

これもいい。

妹がお姉ちゃんの面倒を見るのではなくて、親が居なくなったら必ず相談したいことが出てくるはず。

その時に二人で力をあわせてくれたらなあ~~


大人になるまでに、自立する力をつけてやることが親の務めなんでしょうね。

もちろん、勉強が出来ることや、友達が多いことも生きる上での戦力になるから

子どもたちにも毎日の生活を楽しみながら頑張って欲しいなあ~~