シカゴ・ブルースと言えばハーモニカ。
バンドの中で重要な位置を占める楽器であり、マンホールでは現在自分が担当している。
その中で自分が最も好きなハーピストが、リトル・ウォルター。
彼はブルース・ハープの革命児だと言われている。
それまでのプレイヤーはマイクの前でハーモニカを吹き、ハーモニカの音を拾っていた。
しかし音量が他の楽器に負けてしまう為、彼はマイクスタンドからマイクをはずし、ハーモニカと共に、マイクも自分の手の中に握りこんで演奏し、ハーモニカの音量を他の楽器に負けないようにした。
またそうする事により、ハーモニカの音がこもった様な音になり、サックスの様な響きになる事も発見した・・・。
というのが革命の由来なんだが、実は彼の前にもシカゴ・ブルースのメッカ「マックスウェル・ストリート」では同じように演奏していたプレイヤーは何人か目撃されている。
結局、それを正式に録音して、たくさんの観客に認知されたのがリトル・ウォルターが最初だったわけだ。
さて、そのリトル・ウォルター。
気性が荒かった事でも有名で、ブルース界の「ケンカ屋」としても知られている。
酔っぱらっては、そこら中でケンカをふっかけていたようだ。
1930年生まれの彼は、38歳でその生涯を終えるんだが、その理由もケンカ・・・。
酔っ払ってケンカをし、家に帰った後
「こんなのカスリ傷だ!」
と言い床に付き、そのまま起きなかったらしい。
彼のアルバム写真の顔にも、その荒くれモノのキズ跡が残っている。
ところで弊社の配送担当 羊羹好きな〇藤さん(58歳♂独身)はリトル・ウォルターのように、額のまったく同じところに大きなキズがある。
リトル・ウォルターばりの武勇伝を期待して、そのキズの由来を聞いてみたのだが
「あぁ、コレ? 昔、酔っぱらって自転車で電柱ぶつかっちゃってさぁ。カトちゃんだよ、カトちゃん、 カカカ(笑)」
リトル・ウォルターを想像した自分を、一気にカトちゃんまで引きずり落とし、〇藤さんは今日も休憩所で羊羹をおつまみにして緑茶をすする。
byボーカル
バンドの中で重要な位置を占める楽器であり、マンホールでは現在自分が担当している。
その中で自分が最も好きなハーピストが、リトル・ウォルター。
彼はブルース・ハープの革命児だと言われている。
それまでのプレイヤーはマイクの前でハーモニカを吹き、ハーモニカの音を拾っていた。
しかし音量が他の楽器に負けてしまう為、彼はマイクスタンドからマイクをはずし、ハーモニカと共に、マイクも自分の手の中に握りこんで演奏し、ハーモニカの音量を他の楽器に負けないようにした。
またそうする事により、ハーモニカの音がこもった様な音になり、サックスの様な響きになる事も発見した・・・。
というのが革命の由来なんだが、実は彼の前にもシカゴ・ブルースのメッカ「マックスウェル・ストリート」では同じように演奏していたプレイヤーは何人か目撃されている。
結局、それを正式に録音して、たくさんの観客に認知されたのがリトル・ウォルターが最初だったわけだ。
さて、そのリトル・ウォルター。
気性が荒かった事でも有名で、ブルース界の「ケンカ屋」としても知られている。
酔っぱらっては、そこら中でケンカをふっかけていたようだ。
1930年生まれの彼は、38歳でその生涯を終えるんだが、その理由もケンカ・・・。
酔っ払ってケンカをし、家に帰った後
「こんなのカスリ傷だ!」
と言い床に付き、そのまま起きなかったらしい。
彼のアルバム写真の顔にも、その荒くれモノのキズ跡が残っている。
ところで弊社の配送担当 羊羹好きな〇藤さん(58歳♂独身)はリトル・ウォルターのように、額のまったく同じところに大きなキズがある。
リトル・ウォルターばりの武勇伝を期待して、そのキズの由来を聞いてみたのだが
「あぁ、コレ? 昔、酔っぱらって自転車で電柱ぶつかっちゃってさぁ。カトちゃんだよ、カトちゃん、 カカカ(笑)」
リトル・ウォルターを想像した自分を、一気にカトちゃんまで引きずり落とし、〇藤さんは今日も休憩所で羊羹をおつまみにして緑茶をすする。
byボーカル