「学び方の上手い人・下手な人」

メルマガへのご意見・ご質問をまとめたページです。

「ゆらぎ」

2009年04月30日 12時45分00秒 | Weblog

「ゆらぎ」



青山学院大学で開催されたセミナー「大人の学びって何だろう?」に参加した
帰り道、池袋駅でスパゲッティー屋によりました。

もうすぐラストオーダーという時間だったのですが、隣にカップルが座り、
メニューを見始めました。


その時、ふと


「大人は 

 “他人は他人、自分は自分”

   と思える人ではないか?」


と思いました。



つまり大人は「確固たる自分」をもっている。
子供には「確固たる自分」はまだ確立されていない。


そう考えると、大人が学ぶためには「確固たる自分」をもっていても
「柔軟」に学ぶ、本人の姿勢が必要なのでは?


では、どんな時に「確固たる自分」をもっている大人が「柔軟」に学べるのか?


それは、

つらい体験をした時や、追い詰められた時、悩んでいる時、苦しんでいる時、

「今までの自分のやり方、考え方では上手くいかない」と思う時、

大人は柔軟に学ぶ姿勢をもてるのでは?


過去の経験などから培われてきた「確固たる自分」が「ゆらいでいる時」に

大人は学ぶのでは?


環境が変わり未知の体験をせざるを得なくなったり、
自分の過去の常識が通用せず自信を失ったりしたときに、

大人は学ぶのでは?



つまり大人が学ぶためには「ゆらぎ」が必要なのでは?・・・



「与えすぎると、考えなくなる」

2008年10月30日 06時12分25秒 | Weblog

「与えすぎると、考えなくなる」 



ある2代目経営者の方が、こんなことをおっしゃっていました。


「会社として、現場の営業に役立つツールを用意している。

 ただ、先代の社長に言わせると、昔はそういうツールがなかったら、

 自分の頭で考え、工夫する営業が多かった。」


“与えすぎると、考えなくなる”ということでしょうか。



「失敗 = ?」 

2008年04月01日 09時40分15秒 | Weblog
「失敗 = ?」 



投資家の石橋明佳さんが、対談で面白い話をされていました。


「(投資に)失敗して、“あー・・・”と、落ち込む瞬間が好き。

 そういう時にこそ、学びがあるから。」


              (日本経営合理化協会 月刊CD経営塾より)



「失敗 = 学びのチャンス」と捉えられれば、

失敗することが怖くなくなるかもしれませんね。


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もちろん、「余裕があるから」失敗しても寛容でいられる

というのはあるかもしれません。




余裕がない、あとがない、せっぱつまっている・・・


そんな状況でも、失敗を学びのチャンスと捉えられるのか。

失敗を恐れずに、前へ一歩踏み出せるのか。



それが、違いを分けるのかもしれませんね。



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「目標ハガキ」

2007年12月30日 05時30分50秒 | Weblog
「目標ハガキ」



数年前から、妻と「目標ハガキ」の交換をしています。

毎年12月末に、1年間の活動を振り返り、次の年の目標を立てます。
その目標を、ハガキに書き、お互い交換するのです。


私は「使命・家族・健康・仕事・金銭・勉強・執筆・地域・奉仕」などの
観点から、来年自分がやりたいことを書きます。


妻の目標ハガキを見ると、彼女が「何を大事に考えているのか」が見えてきます。



目標には、その人が「大事にしたいこと」が現れてくるのかもしれませんね。




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◎今号の質問!    「目標ハガキ」



    あなたが、08年に「大事にしたいこと」は何ですか?



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「チャンス(機会)をくれる人」

2007年10月30日 14時12分34秒 | Weblog
「チャンス(機会)をくれる人」



先日、お客様からこんな投げかけをされました。

「関根さんの所で、○○をお願いできませんか?」


普段は、研修のお手伝いをさせて頂いている会社さんです。

今回の投げかけは、研修とは違うのですが、
是非やってみようと思い、その仕事をお請けしました。


このお客様は、今回のような投げかけだけでなく、
こちらからの様々な提案も受け止めて下さいます。

「やってみましょうよ!」と、色々なことを試させてくれます。

この会社さんで実施した内容が、その後の商品開発に
つながっていることも多々あります。


チャンスをくれる人は、こちらが気づいていない可能性も
引き出してくれる貴重な存在なのでしょうね。




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◎今週の質問!    「チャンス(機会)をくれる人」



  あなたも気づいていない可能性を引き出してくれる人は誰ですか?



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「独り占めしようとすると」

2007年08月31日 12時11分50秒 | Weblog

「独り占めしようとすると」



昨日、人財ラボさん主催

「ASTD2007報告会 人材開発国際会議シンポジウム」に参加してきました。


印象に残ったのが、「情報をシェア(共有)する」という言葉です。


情報を独り占めしようとするのではなく、できるだけ多くの人とシェアする。

そうすることで、新たな情報が入ってくる。情報と情報が結びつく。



独り占めしようとすればするほど、学べないのかもしれませんね。



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◎今週の質問!    「独り占めしようとすると」




     「あなたは、情報をシェア(共有)していますか?」




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「答えを教えない」

2007年07月30日 13時03分52秒 | Weblog

「答えを教えない」



「10の利益モデル」という本を読みました。
その中で、こんな問いかけがありました。


「最後に、私から『答え』を言わない問題を出題しておきたいと思います。

 (中略)
 
 自分で『考える』ことは大変苦痛ですが、
 それをしないと進化できないということなのでしょう。」


自分は会社員時代、答えをすぐに教えてもらおうとしていたように思います。

答えを教えてもらえないと、イラついたり、
「何で教えてくれないんだ!」と思ったりしました。



答えを教えてもらう方がラク。自分で考えるのは苦痛。

ラクをしてしまうと、結局あとで苦労するのかもしれませんね。



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◎今週の質問!    「答えを教えない」



「あなたが『答えを教えて欲しい』と思ったときは、どんなときでしたか?」



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「教える側の工夫」

2007年06月24日 23時40分18秒 | Weblog

「教える側の工夫」



ASTDという研修業界の国際会議に参加してきました。

私は「人の学びを手助けする」という観点から
「体験・参加型研修の企画運営」に関するセッションに多く参加しました。


そこで感じたのは、アメリカ人講師たちの工夫です。

・聴衆とのやりとり ・場面に応じた音楽の使い分け ・体験ゲームの実施など。


聴衆に「何かを得て帰ってもらいたい」という熱意が感じられました。


相手が学べるよう手助けするためには、教える側に様々な工夫が必要ですね。



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◎今週の質問!    「教える側の工夫」



 教える側として、

  「あなたは、どんな工夫をしていますか?」


 学ぶ側として、

  「どんな工夫があると、学びやすいですか?」



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「厳しい言葉をくれる人」

2007年05月28日 11時00分11秒 | Weblog

「厳しい言葉をくれる人」



最近、二人の方に「厳しい言葉」をもらいました。


「本も出しすぎると、すり減らされる。飽きられる。」  出版社の方

「関根君の今のレベルなら誰でも行ける。
 問題は、継続できるかどうか。」   先輩経営者の方


そのときは、ズキッと胸が痛みます。顔がこわばります。
「自分のために言ってくれている」と分かっていても、そのときはつらいです。


だからこそ「厳しい言葉」は自分の中に残り、血肉になっていくのかもしれませんね。


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◎今週の質問!    「厳しい言葉をくれる人」


 
 
   「あなたが最近もらった“厳しい言葉”は何ですか?」




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「自分はまだまだ」

2007年04月30日 11時59分41秒 | Weblog
「自分はまだまだ」



東京大学の中原淳准教授主催のフォーラム「企業研修の先にある未来」に
参加してきました。


・講演内容 ・中原先生の要約 ・的をついたコメント



「俺は、まだまだ勉強不足だな・・・」と、少し落ち込みました。


本を何冊か書き、雑誌やウェブにも記事を寄稿し、新聞からも取材を
受けるようになってきて、それなりに自信をもっていたつもりでした。



「自分はまだまだ」


こう思える機会は、貴重ですね。



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◎今週の質問!    「自分はまだまだ」



 「あなたが“自分はまだまだ”と思ったときは、どんな時でしたか?」



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