Mamononoプロジェクト OFFICIAL

役者シリーズ7「楽・楽・楽」by森谷あずさ

時間旅行が出来るって、幸せですね(^-^)

マーメイドの世界から一気に江戸時代末期にタイムスリップして、再びマーメイドの世界に戻って参りました。

そうなんです。
「疾走人魚」の半月後に別の舞台に立たせて頂きまして。
二つの公演を経て、今ゆっくりとマーメイドを振り返っています。


私にとって「疾走人魚(オーバードライブ・マーメイド)」は、舞台の楽しさ、真剣に全力で楽しむことが生み出すパワー、そしてお客さまに楽しんで頂ける幸せ、この「三大・楽」を改めて改めて実感出来た、大切な大切な作品となりました。

珠代を演るにあたり、作・演出の早川あゆさんから言われたのは「森谷あずさでやればいい」という事。
(モチロン、100%自分でやれというのではなく、私が悩む質だと知ってるあゆさんが「楽しめ!」という意味でくれた言葉なんですけどね)

あ。
「お客さまに、ブサかわ萌え~って言わせるのが目標だから」とも…(^o^;

ナカジマ(お義母さま)が「ほっとけない」って言うくらい、珠代はいい年してホントに愛らしいところがあって。

「オ…、オレにそんな素養はないんだけどなぁ(>_<)」
…との戦いの日々でございました(笑)


好きな台詞はね(*^_^*)

物語の最後、稚魚が見張っていた卵たちが
「動いてた」
「動いてたの」…からの~
サザエ「バンバさん…?!」←これっ!

所謂、バンバさんが全てを持ってゆく瞬間ですね(笑)

もう、最初に台本読んだ時大爆笑で!
そして、その後サザエが稚魚を抱きしめながら言う、
「お姉さんに、なるのねぇ」で泣きました(実話です!)


あと、台本には書かれていませんが、作・演出のあゆさんが稽古場でたまぁにつぶやく「バカだなぁ…」が大好きでしたヾ(=^▽^=)ノ
これ、あゆさんの最上級の誉め言葉。
「バカだなぁ」を引き出すために、みんないろいろあの手この手で頑張ったんですよ(笑)

そうそう、あゆさんと言えば。
劇場入りしてから最初の2日間、スタッフさん及び出演者の為に炊き出しをして下さったんです(^O^)
通常、スタッフさんのご飯は、お弁当屋さんかコンビニで用意するのですが、あゆさんは炊飯器2台とおウチで下拵えした食材持参で、腕をふるって下さいました!

親子丼。
ハンバーグシチュー。
ハヤシライス。
余ったご飯でおじや、チーズリゾットなど、あったかくてホッコリする手料理で女子力の高さを見せ付けて下さいましたよ(^_-)

さて。
昨日、「疾走人魚」の精算会&打ち上げがありました。
公演から一ヶ月、あの場所に留まっているメンバーはなく、それぞれがそれぞれの速さで歩みを進めています。

「あゆさんの作品に出たい!」という5年越しの私の夢は、Mamononoプロジェクトで叶いました。

留まっていたい気持ちもちょっぴりですが、「三大・楽」を目指してここからまたマイペースで少しずつ歩いていこうと思っております。


「疾走人魚」に触れて下さった全ての皆さまに。
心を込めて。

ありがとうございました!



女1(珠代)役・森谷あずさ
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