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Travis Japan×Flamenco沖仁

BSフジのドキュメンタリー?で、Travis Japanが様々な音楽とコラボ、6時間で振付して1回のリハで本番収録……という番組のエピソード6を観た。
たまたま「フラメンコ」のキーワードでお気に入り自動録画されたもので。
 
失礼ながら、私はこのグループを初めて知ったような……^^;
 
何気なく期待もせずに見始めたのだが……驚きの連続で、彼らのプロ魂に見入ってしまった。
 
フラメンコのリズム(コンパス)は難しいです。
特にほかのダンス経験者には、4拍子はともかく「12拍子」を頭と体が理解するのがとても厄介。
 
彼らは3拍子×4つで数えようとしていたけれど。
「クリップ音」というもの(メトロノームの音のようなもの)を使って、彼らはいつも細かなリズムを身体に刻むのだそう。
 
これはフラメンコにおける「パルマ」(手拍子)だな、と私は思った。
私たちはこのパルマの音を頼りにすることが多いので。
 
幼いころからコンパスが身体に染みこんでいるスペイン人のようにはなかなかいかなくて(彼らは感じるだけで踊れる)……
だからパルマは私たちのような踊り手にとっての道しるべでもあるかも。
 
Travis Japanのメンバーにとってのクリップ音はそんなものカモしれない。
 
でも結局のところリズムの理解は諦めて、曲に合わせて踊る方向にシフトしていったようで。
 
本番は5分弱の長さだったと思うが、それでも6時間という短い間に超フラメンコな3ブロックの振付&練習をこなし、ほかの仕事で中抜けし90分の時間しか許されなかったメンバーもいた中で、本番収録に臨む彼ら7人――単純に感動してしまった。
 
ギターの沖仁さんも心底楽しんでおられたようだ。
パルマのお二方、カホンの容昌さん含め、皆々見事なコラボだった。
 
素敵な時間をありがとうございました。おつかれさまでした!


 



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