ばあばの玉手箱

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仕事の覚書❷『リンパの流れと働き』

2017年03月23日 | 趣味・仕事

写真・文書共「看護roo」より

私の仕事は、リラクゼーション整体とでも言うのかな?
「コリ」をほぐして、「血流」をよくする。
もみほぐした「老廃物」を「リンパ管」に流していく。

「血液の流れ」や「血管」、「リンパの流れ」や「リンパ管」
を、よく理解しておく必要がある。

今日は、「リンパ」の防忘録。


写真・文書共「看護roo」より
写真・文書共「看護roo」


血管を流れる血液は心臓から拍出され、全身を巡り心臓に戻ってきます。
このように血管は閉鎖回路を形成しています。
ですから、心臓と血管を合わせて循環器系と呼んでいるわけです。
しかし、血液の液体成分は常に血管内を流れているのではなく、
細胞に酸素と栄養素を届けるために、毛細血管の動脈側で血管から流出します。
そして、静脈側で血管に戻れなかった水分はリンパとなり、
これを回収して血流に戻してくれるのがリンパ管です。
このように、毛細血管から漏れた水分をすくい、
血管の静脈系に戻してくれるリンパ管は
血液の組織間を起点、血管を終点としたバイパスになっています








毛細リンパ管が合流して太くなったものがリンパ管です
リンパ管はリンパ節を経由しながら、最後はリンパ本幹となって静脈に注ぎます。
右上半身のリンパ管は右リンパ本幹に集まり、
それ以外からのリンパ管は胸管に集まり、
それぞれ左右の鎖骨下静脈に合流します。



静脈内の血液が心臓へ戻るのを助ける骨格筋の筋ポンプや
呼吸に伴う胸腔内圧の変化による呼吸ポンプは、
リンパの流れも促進します。
また、皮膚や筋などへのマッサージなど外部からの刺激でも効果があります。



リンパ流は、心臓に近づくまでの間に数千というリンパ節でろ過されます。
リンパ節には白血球の一種である単球(マクロファージ)が存在し、
リンパの中の細菌やウイルスなどの異物を破壊し、食べつくしてしまいます。
また、リンパ節内にはリンパ球も多数存在し、細菌と闘って生体を守っています。


リンパは、静脈では回収しきれない老廃物を回収する重要な器官です。
血液は体を一周するのに1分位ですが、リンパは12〜24時間かかるそうです。
リンパ節で、老廃物をろ過しますが、少しでも早く排出したいものです。

リンパで回収できないくらい多いと、容量オーバーになり、
むくみ、肥満、セルライトなどの原因になるそうです。🤣💦




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