マメゾウムシはきょうも

虫目、キノコ目、貝殻目・・・。
小さいものを、じーっと見るのが好き。

切手市と、キノコとアゲハの日曜日

2008-09-07 22:34:06 | 

 うさぎ切手を集めているカメラマンさんやゲームデザイナーさんといっしょに、月に一度開かれる切手市場というのに行った。会場の池袋のビルに着くと、入り口にはそれらしい人々がぞくぞくとエレベーターの乗っていく。会場はすでに、切手収集家の熱気でむんむん。

 虫の切手が欲しい、とは思うものの、こういうところは初めてなので、どこから見ていいのか迷ってしまい、「額面」という表示が目に入ったので、とりあえずそちらへフラフラいってみる。 ポスタルコのデザイナーさんからいただく手紙に、あまりに素敵な切手が貼ってあるので、わたしも郵便局では扱っていないような、ちょい古い国内切手が欲しいと思っていたのだ。  

 探していた1986年発行の、昆虫シリーズ第1集から5集までの、ほとんどのものが見つかった。やった!このシリーズのカメムシのは、アカスジキンカメムシで、イラストがすごく美しい。

 隣のブースでは、これも欲しいと思っていた1977年発行の自然保護シリーズのセミ、ミヤマアゲハ、カエルをゲット。

 さらにいくつかのブースをまわって、あとは外国ものを選ぶ。虫の切手なら何でもいい、というわけではなく、好きな虫で、デザインと印刷のきれいなものを選んでいく。なんていっても切手は小さい。だから見るのに時間がかかる。でも楽しいのでやめられない。

  汗をかきかき、やっと一区切りついたところで、きょうは目白の切手博物館でもバザーをやっているので、はしごしよう、ということになった。 切手博物館は、行こうと思いつつ、いつでも行けるか、と先延ばししていたので結局きょうが初めて。バザーの会場は、池袋より整然としていて、ファイルがテーマごとに細かく分類されているので、椅子に座ってじっくり。でも全部はとても見られそうもなく、昆虫の中でも甲虫だけにしぼった。ここでカメムシを含め、かなりの虫切手が見つかった、が・・・まだ1軒目。

カメムシだけでもこんなにあった!

 2軒目の店には、また何十冊も「昆虫」という文字のファイルが並んでいる。切手の市初体験の私は、砂糖つぼに落ちたアリのように、まだまだここに居たくて、ウサギ切手を何枚か見つけてもう帰る、というカメラマンさんたちと別れ、さらに腰を据えた。

 テントウムシとか・・・

ゾウムシとか・・・


けっこう気に入っているアリ

見つけた中でいちばん気に入ったのは、キノコとキノコを食べる虫を組み合わせた6種セット。  

 喫煙所で一休みしていると、先に帰ったカメラマンさんから「博物館の前の緑地帯にキノコがいっぱい出てますよー」と速報が。行ってみると、ほんとに6種類くらいのキノコが生えていた。

  家に帰り、居間に入ると、机の上のパソコンのまわりを、1匹のアゲハチョウが飛びまわっている。あっ、越冬するのかと思っていたサナギが羽化した!なんとか写真を撮ろうとしたが、蝶は狂ったように飛びまわる。このままでは羽を痛めてしまうと思い、ドアを開けると、すぐに庭に飛んでいった。

  夜、見つけた切手について、いろいろ知りたいと思いネットを見ていたら、すごいサイトがあった。http://www.asahi-net.or.jp/~CH2M-NITU/index.htm 世界中の昆虫切手が載っている。来月の切手バザーには、これを見てから行こう。