深夜2時、またまた性懲りもなく、私は川原に立っていた。
前回の画像の使い回しで申し訳ないが、ハスキーに大ドングリマウスである。
サイズ的には50センチ半ば程だろうが、コンディションの良い綺麗なナマズだった。
この前と違って今日は涼しく快適だ。
画像は撮らなかったが、車の外気温計は24℃を示していた。
たかだか2日で気温差が5℃・・・
昼間の出勤時は34℃だったから、1日の中での気温差が10℃もあることになる。
読者の皆様には、風邪などひかれないよう、ご注意願いたい。
話が逸れた、本題に戻ろう。
今日は前回来た川の一本隣の川に来ている。
今日も相棒は、
前回の画像の使い回しで申し訳ないが、ハスキーに大ドングリマウスである。
この川は草刈りしてから、しばらく時間が経っているので、草が膝上辺りまで伸びている。
掻き分けながら川原に降り、やや上流に向かってキャスト。
それほど流れは速くない。
ガチャガチャと騒がしく泳ぐルアーが2メーター程まで来た時にバイト!
結構良い出方をしたと思ったが乗らず。
少しずつ上流側に移動しながらキャストを続ける。
程なくして、またバイト!
コイツはやる気があるのか、追い食いしてきて、続けざまにバイトがある。
しかし、吸い込みが弱いのか食いが浅く、乗らない。
ルアーが水中に引き込まれた次の瞬間には浮いてきてしまうのである。
そんな事を更に二度程続け、さすがに焦りが出る。
何故だ?
やってる事に間違いは無いと思う。
上流側に投げ、流れに沿って引いてくるのは正しいと思う。
試しに何度か下流に向かって投げてみたが、全く反応は無かった。
何度も出る事から、活性自体は低い訳でもあるまい。
春から散々叩かれているので、スレてしまい、食い自体が浅くなっているのであろうか?
ならば、ガチャガチャと煩いアピール系のルアーより、ナチュラル系のルアーの方が良いだろう。
吸い込みが弱い事も考えると、ルアーの重量も軽い方が口の中に入り易いのではないかな?
竿も軟らかく、しなやかな方が良いが、今日はスーパーノヴァは持ってきてない。
仕方なく、手持ちのルアーを漁る。
上記の条件を満たすのはノーマルのキャタピー位か?
多分、手持ちの中では一番軽いだろう。
カップ系なのが、いささか不安ではあるのだが・・・
とりあえずキャタピーに付け替え、投げてみる。
やはり動きが悪い。
先程より少し速く巻かねば動かない。
カポカポ音もしないし、微妙にボディをくねらせる程度。
やはりカップ系ではダメかな?
不満げに引いていたキャタピーにバイトが!
しかも結構良い出方。
残念ながらルアーの横に出て乗らなかったが、これでも出る事がわかった。
回収後、今度は少しロングキャストしてみる。
着水後、相変わらず動いてるんだか動いてないんだかのスピードで引いてみると、程なくバイト!
しかも追い食いしてきて、三度目のバイトでルアーが視界から消える。
次の瞬間にはロッドに重みが伝わってくる。
よしっ!乗った!!
追い合わせを入れ、寄せにかかる。
流れに逆らっている割に、良い引きをする。
久しぶりの重量感に口元が緩んでしまうのがわかる。
数メートルまで近付いた時に、今度は下流に向かって走り出した。
フックはバーブレスなので、ここでラインが緩んでしまうとバレてしまう。
ラインのテンションを緩めないように急いでリールのハンドルを回し、ロッドを立てて応戦。
足元まで寄せたが、更に突っ込む元気の良さ。
タイミングを見計らい、一気に抜き上げる。
そ~っと草の上に置き、ライトを点ける。
サイズ的には50センチ半ば程だろうが、コンディションの良い綺麗なナマズだった。
良く太っていてナイスファイトだった!
フィッシュグリップを掛け、フックを外す。
遊んでくれてありがとう。
感謝してリリースすると、勢い良く帰って行った。
まだ釣れそうな気もしたが、充分満足したので帰宅するとしよう。
ルアーが動かない方が良い時もあるって事がわかったし、引き出しが増えたかな?