癒しの水辺

ガサガサや釣り、淡水魚飼育のあれこれ。
趣味の車いじりや魚屋の手伝い等の日常も綴ります。

もはや恒例?深夜の餌捕り

2018-03-13 10:43:06 | 餌捕り
「うぅ~、さみ~い❗」

思わず声が出る。

寒さの厳しい冬は去り、急激に春めいた水辺に私は立っていた。

但し、時間が問題なのである。

深夜2時半、暗闇の中に網とバケツを持ち、頭にヘッドランプをつけている。

気温計は3℃を指していた。

昼間に見た時は17℃だった事を考えると14℃の気温差だ。

昼間が暖かいので舐めていたようだ。

おかげでポイントに着くなり冒頭のセリフが口をついたのだった。

風がほとんど無いのが救いである。

バケツに水を汲み、いつもの様に手前の護岸沿いから網を入れる。

「あれっ❓」



いつもなら大量に入るはずの1網目にほとんど入らない。

2網目、少し深く網を入れてみる。

少しマシになったが、いつもの量には程遠い量だ。

少し焦りが出てきた。

場所や方向を変えても、



あまり入ってはこない。

この時点で、寒いからさっさと捕って終わらせようと思った目論見は見事に崩れさっていた。

またしても舐めていたようだ。

思った以上に水中の季節は進んでいたようだ。

真冬なら水温の安定する場所に溜まっているエビ達も、水温の上昇に伴い、散ってしまうのである。

しかも奴らは夜行性。

今は行動している時間帯なのだ。

こうなってくると、逆に昼間に物陰に隠れているのを掬った方が効率が良くなってくる。

まあ、春の場合は産卵も絡んでくるので、より複雑になるのではあるのだが。

あくまで私感ではあるが、一年を通し、春が一番エビが捕り辛い時期である気がする。

人と同じ。

真冬は暖かい所、真夏なら涼しい所に集まるのだが、春と秋の活動しやすい時期は散ってしまうのである。

何処にでも居るが、決定打にならないといったところだろうか❓

話が逸れた。

散ってしまったらしいエビを求め、いつもの倍以上の30分近く時間をかけて網を入れたのだが。



いつもの半分以下だろうか❓

こうなってくると早急に餌場を探さなければならないだろう。

もう少しエビについて勉強しなくてはならないのかもしれない。

まだまだ初心者。

知らない事の方が多いなぁ。