可能な限り、控えた方がいい
分かってはいましたが、産休ギリギリまで車で通勤していた私は、その危険性を身をもって思い知ることになりました…
まず、雪道は危険
ちょうど5ヶ月くらいの時、私の住む地域では大雪に見舞われ、勤務校も休校になるレベルでした。
でも職員は休みではないわけで…毎年多少の雪でもガンガン運転して通勤してたので、その時も仕事に向かいました
が!
雪道の運転って、ものすごくお腹に力入れるんですね。
ガタガタ揺れるし滑ってハンドル取られるし、そのたびにお腹に力入れてハンドルを切るので、安定期に入ったとは言えそりゃもう恐ろしかったです。
しかも苦労して1時間近くかけて出勤したのに、すぐに休校になって職員も休暇を取って帰るように言われ…
再び1時間かけて帰宅しましたが、自宅マンションの駐車場があまりの積雪で車が入らず、身重の体で雪かきをしてなんとか駐車することができたというオマケ付き。
翌日からはもちろん休暇を取って家にこもりました。
ほんと、無事だったから良かったですが、雪道は妊婦さんは絶対運転しない方がいいです
そして、思わぬ事故に注意
妊娠中は、なぜか注意力散漫になりやすいです。
反射神経も鈍るし、とにかく普段と比べてポーっとしてしまう。
ついついそれを忘れて普段通りの生活をしようとして、後でどっと疲れて後悔することもしばしばです。
あれは産休間近の妊娠9ヶ月の時でした。
数日前から軽い風邪をひき、その上お腹も大きくて寝不足が続いていた日の夜。
久しぶりに残業してかなりヘトヘトになって帰っていたところ、緩いカーブが続く暗い細道で、気づいたら左手に電信柱が間近に迫っていました。
慌ててハンドルを切りましたが、次の瞬間。
電信柱の向こうを歩いていた人影が目に飛び込んできて、ドンッという衝撃が。
何が起こったのか分からず、パニック状態で左側のサイドミラーを見ると、ぶっ壊れていました。
バックミラーにはぶつかったであろうよろめく男性が写っています。
急いで車を停めて男性のもとに駆け寄りました。
そのあとはもうパニックで、泣きながら男性の安否を確認しひたすら謝罪をしていたという記憶しかありません。
結局、私がかなり左に寄って車を走らせてしまい、電信柱にぶつかりそうになったのをよけたけれど、その先を歩いていた人影に気づかず、よけきれずにサイドミラーと男性の肩が接触してしまった、という事故でした。
本当に不幸中の幸いですが、男性の方の怪我は軽く、またとても良心的な方で、事故も人身ではなく物損扱いという形になりました。
さて警察の実況見分の際、警察の方が困ったのが事故の原因でした。
なんせ、ボーッとしていた。ですから。
何度もその時の位置関係や現場の見え方などの確認をされて、電信柱も人影も見えないはずはないのに、どうして気づかなかったのか、と。
警察としては、たとえばスマホを見ていたとか、分かりやすい理由が欲しかったんだと思いますが、本当にボーッとしていたんです。
妊娠中に加えて寝不足と残業による疲労。
それが、こんなに恐ろしい事故に繋がるなんて、私自身もショックでした。
警察の方も最後は納得してくれて、調査中はずっと私の体調を気遣ってくださいました。
被害に遭われた男性の方がしっかりと立っているのに、私が座って事情聴取を受けているというなんとも奇妙な光景でした
ともあれ男性の方が無事だったことが何よりですが、私自身も赤ちゃんが無事だったことにひたすら安堵しました。
そして、こんなにおおきなお腹で、しかも体調不良の時に運転をしたことを心から反省しました。
その日から産休に入るまでは残り2週間程でしたが、夫や家族に頼んで送迎をしてもらい、また職場にも出勤時間をフレキシブルに対応してもらうことで無事に乗り越えることができました。
車無しではとても生活できないような田舎に住む私ですが、多少無理をしてでも安全第一で運転は控えるべきだったなぁと、今でも思っています。
この場を借りて、ぶつけてしまったのに逆に私の体を気遣ってくださった男性の方、支えてくれた家族や職場の方々に、申し訳ない思いと感謝の気持ちをもう一度伝えたいです。
分かってはいましたが、産休ギリギリまで車で通勤していた私は、その危険性を身をもって思い知ることになりました…
まず、雪道は危険
ちょうど5ヶ月くらいの時、私の住む地域では大雪に見舞われ、勤務校も休校になるレベルでした。
でも職員は休みではないわけで…毎年多少の雪でもガンガン運転して通勤してたので、その時も仕事に向かいました
が!
雪道の運転って、ものすごくお腹に力入れるんですね。
ガタガタ揺れるし滑ってハンドル取られるし、そのたびにお腹に力入れてハンドルを切るので、安定期に入ったとは言えそりゃもう恐ろしかったです。
しかも苦労して1時間近くかけて出勤したのに、すぐに休校になって職員も休暇を取って帰るように言われ…
再び1時間かけて帰宅しましたが、自宅マンションの駐車場があまりの積雪で車が入らず、身重の体で雪かきをしてなんとか駐車することができたというオマケ付き。
翌日からはもちろん休暇を取って家にこもりました。
ほんと、無事だったから良かったですが、雪道は妊婦さんは絶対運転しない方がいいです
そして、思わぬ事故に注意
妊娠中は、なぜか注意力散漫になりやすいです。
反射神経も鈍るし、とにかく普段と比べてポーっとしてしまう。
ついついそれを忘れて普段通りの生活をしようとして、後でどっと疲れて後悔することもしばしばです。
あれは産休間近の妊娠9ヶ月の時でした。
数日前から軽い風邪をひき、その上お腹も大きくて寝不足が続いていた日の夜。
久しぶりに残業してかなりヘトヘトになって帰っていたところ、緩いカーブが続く暗い細道で、気づいたら左手に電信柱が間近に迫っていました。
慌ててハンドルを切りましたが、次の瞬間。
電信柱の向こうを歩いていた人影が目に飛び込んできて、ドンッという衝撃が。
何が起こったのか分からず、パニック状態で左側のサイドミラーを見ると、ぶっ壊れていました。
バックミラーにはぶつかったであろうよろめく男性が写っています。
急いで車を停めて男性のもとに駆け寄りました。
そのあとはもうパニックで、泣きながら男性の安否を確認しひたすら謝罪をしていたという記憶しかありません。
結局、私がかなり左に寄って車を走らせてしまい、電信柱にぶつかりそうになったのをよけたけれど、その先を歩いていた人影に気づかず、よけきれずにサイドミラーと男性の肩が接触してしまった、という事故でした。
本当に不幸中の幸いですが、男性の方の怪我は軽く、またとても良心的な方で、事故も人身ではなく物損扱いという形になりました。
さて警察の実況見分の際、警察の方が困ったのが事故の原因でした。
なんせ、ボーッとしていた。ですから。
何度もその時の位置関係や現場の見え方などの確認をされて、電信柱も人影も見えないはずはないのに、どうして気づかなかったのか、と。
警察としては、たとえばスマホを見ていたとか、分かりやすい理由が欲しかったんだと思いますが、本当にボーッとしていたんです。
妊娠中に加えて寝不足と残業による疲労。
それが、こんなに恐ろしい事故に繋がるなんて、私自身もショックでした。
警察の方も最後は納得してくれて、調査中はずっと私の体調を気遣ってくださいました。
被害に遭われた男性の方がしっかりと立っているのに、私が座って事情聴取を受けているというなんとも奇妙な光景でした
ともあれ男性の方が無事だったことが何よりですが、私自身も赤ちゃんが無事だったことにひたすら安堵しました。
そして、こんなにおおきなお腹で、しかも体調不良の時に運転をしたことを心から反省しました。
その日から産休に入るまでは残り2週間程でしたが、夫や家族に頼んで送迎をしてもらい、また職場にも出勤時間をフレキシブルに対応してもらうことで無事に乗り越えることができました。
車無しではとても生活できないような田舎に住む私ですが、多少無理をしてでも安全第一で運転は控えるべきだったなぁと、今でも思っています。
この場を借りて、ぶつけてしまったのに逆に私の体を気遣ってくださった男性の方、支えてくれた家族や職場の方々に、申し訳ない思いと感謝の気持ちをもう一度伝えたいです。