くうあり

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怖かった、救急車が到着するまでの時間

2023-06-12 11:02:00 | いのち
先週の金曜日のこと、友達と道を歩いていると

意識を失っている5歳くらいのお子さんと、お子さんの名前を叫んでいるお母さんに遭遇しました。


傍らには、電話をかけている若い男性。

お子さんの目が開いていたので、しばし状況分かりませんでしたが、焦点が定まらず青くなっているお顔を見て意識を失っているとわかりました。

ただ事でない空気に怖くて足がすくんでしまいましたが

お子さんを揺すって起こそうとしていたお母さんに「心臓マッサージ」とジェスチャーして心肺蘇生を促し、救急とつながっている男性の電話をスピーカーにするようにお願いしました。

電話の向こうから聞こえる救急隊員の声「胸の上下ありますか」

お母さん「ありません!」

と緊迫した状況でした。


友達と周囲の人がAEDを取りに走りました。

救急車の到着前にお子さんは咳き込み、意識を取り戻したので安堵しました。


お子さんのすぐ近くまで一歩が踏み出せず、窒息でないか聞くとか、体温や呼吸を確認するとか、熱ければ持っていた水分で体冷やすとか、もうすぐ救急車くるよとお母さんを励ますとか、もっとできることあったのにと後から悔やまれました。 

救急救命の研修は保育の仕事してる頃に何度も受けましたが、実際の場面に遭遇したのは多分初めてのことでした。


元だけど保育士、いや肩書きすら関係なく、もっとなりふり構わずその時できることを全力でしなきゃと思いました。

仕事を遠のき、普段の生活から何かと一歩引いてしまっている自分だから動けなかったのかと反省しきりでした。



それでも通り過ぎる方も多かったし、私も通り過ぎそうでしたが、立ち止まって声をかけただけでもまだ良かったかと思うことにします。

呼吸が止まっていればどんな場合でも、例え出血してても心肺蘇生は最優先、やってはいけない場合はない、と後から調べて確認しました。


お子さんの意識が戻って本当に良かったです。


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