玉出なうす!!

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玉出の桂文枝さん。

2011年09月06日 | 玉出の遊


大阪は

「お笑いの町」といわれますが、

難波に近い玉出には、昔から、多くのお笑い芸人さんが住んできました。

 

「大阪のお笑いのロイヤルファミリー」のはじめのはじめ、

西川きよしさんとヘレンさんが新婚時代をすごしたのも、

ここ玉出ですが、


落語界でいえば、


六代目・笑福亭松鶴、三代目・桂米朝、三代目・桂春團治とともに、


上方落語の四天王と称された、

五代目・桂文枝さんの名前が真っ先にあがるのではないでしょうか?





これは、CDも入っている、小学館の 落語シリーズの 一冊ですが、

文枝師匠のは、13号で、副題には、堂々の「昭和の名人・完結篇」の文字が躍っております。





右上にチラと見えるのが、「立ち切れ線香」と「船弁慶」が入ったCDです。


「立ち切れ線香」は、解説に、

「落語史上、もっとも切ない、「若旦那と芸妓の恋」」とありますが、

笑うものとばかり思っていた落語が、こんなにもしっとりと、美しく、哀しく聞こえるのかと驚きます。

はめものと呼ばれる三味線の音も、とても風雅です。

こんな世界が少し前には、まだあったんだなぁと溜息が出ます。


ところで、文枝師匠は、お人柄がいいことでも有名だったそうです。

まさに、玉出の顔にふさわしい方でいらしたんですね!!














 


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