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長澤まさみ初舞台…デビュー10周年さらなる飛躍へ

2010年11月23日 12時00分49秒 | 日記
 女優の長澤まさみ(23)が来年8月、東京・渋谷のパルコ劇場で初舞台を踏むことが22日、分かった。映画化もされた「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「乱暴と待機」の劇作家・本谷有希子氏(31)の新作(タイトル未定)で、一発屋の作家を演じる。今年デビュー10周年を迎え、来年は心機一転、女優として更なるステップアップを目指し、出演を決意した。本谷氏は才色兼備で有名で、長澤との“美女タッグ”は話題を呼びそうだ。

 社会現象にもなった映画「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)のブレークから6年。ドラマ、映画、CMで活躍を続ける長澤が来年8月、舞台デビューする。

 タッグを組むのは戯曲「遭難、」(06年)で鶴屋南北戯曲賞を史上最年少で受賞、小説「生きてるだけで、愛。」(06年)、「あの子の考えることは変」(09年)で芥川賞にノミネートされた新進気鋭の本谷氏。現在、執筆中のため詳細は未定だが、本谷氏自身の体験を基にした実録物になる予定。長澤は、過去に一度だけベストセラーを出した一発屋の作家を演じていく。

 舞台初挑戦に向け、「あまり意識しないで、自由に、自分の気持ちに正直になって挑めたらな、と思っています」と心境を告白。やる気は十分で「本谷さんの描く女の世界に共感する部分がたくさんあるので、ちゃんとその中の人物になれたらな、と。(演出も手がける)本谷さんに引っ張ってもらいながら、ちゃんと自分でも前に進んでいけたら、と思います」と意気込みを語った。

 本谷氏も長澤に好印象を抱いた様子。「『初舞台だし、何か心配なことありますか』と聞いたら、『やってみなきゃ分かんないですもんね』と腹が決まっている様子でした。この男前な感じも含め、長澤さんの魅力が出る芝居を作ります」と話している。

 今年、デビュー10周年の節目を迎えた長澤。来年以降、いっそうの活躍が期待されるが、同作で女優として一皮むけた姿を披露していく。本谷作品のパルコ劇場での上演は「幸せ最高ありがとうマジで!」(08年、永作博美主演)以来3年ぶり。来年9月からは地方公演も予定されている。

 ◆長澤 まさみ(ながさわ・まさみ)1987年6月3日、静岡県出身。23歳。2000年「第5回東宝シンデレラ」グランプリ。03年「ロボコン」で映画初主演。04年「世界の中心で、愛をさけぶ」で報知映画賞助演女優賞。05年映画「タッチ」、06年映画「ラフ」に主演。ほかにドラマ「優しい時間」「プロポーズ大作戦」「ラスト・フレンズ」などに出演。父親は元サッカー日本代表でジュビロ磐田初代監督の和明氏。趣味は読書。身長168センチ。血液型A。

 

引用元:Yahoo!JAPANニュース