物が伝える人類の歴史

人類が言葉を使えるようになったのは

まだ、たったの5000年前

世界の歴史を語るためには
モノを見なければならない



人類が地球上に始めて誕生した地


アフリカのタンザニア


そのオルドヴァイ渓谷で発見された

200万年前の石器

石の両脇から違う石をぶつけて削った

まだ弱かった人類が他の動物の死骸の
骨を割り骨髄の中の高カロリーな脂肪を
摂取して脳を発達させていったと思われる


やがて人類はアフリカから各地へ


ヨーロッパやアジアやアメリカへ

言葉を持たない人類だが至る所で
石器などのモノが発見されている

言葉を持たない人類の歩みが
さまざまなモノから伝わって来る



やがて人類は農耕生活を始め定住する



メソポタミア文明

中東地域のチグリス・ユーフラテス流域

紀元前3100年文字を刻んだ粘土板が

世界最古の文字が刻まれている

これがくさび形文字の原型となった絵文字



紀元前3000年頃　
ピラミッドで有名なエジプト文明が

紀元前3000年頃　
パキスタンにもモヘンジョダロ遺跡が

紀元前2500年頃
イラクで栄えたウルの遺跡が

紀元前3000年頃
ギリシャのミノス文明が

紀元前1000年頃
アメリカ大陸メキシコのグアテマラで



世界各地で遺跡やモノが発見されている



200万年前の人類が道具を使い
脳にいい栄養分を摂取し続けることで
次第に脳を発達させて道具だけではなく
言葉を使えるようになり相手との
伝達方法を編み出し協力して
生き抜いていく方法を身につけていく

そして文字を発明

文字を使うことで人類の中に文明が


文字によって人類の営みは飛躍的に



その文字もモノに刻まれることで
今に残り、その頃を伝えることが出来る



いつの時代にも、モノは言葉なき言葉を話す



モノは語らないが確かにその時代を語る



人類の生きてきた歩みを語る



(○´∀｀○)



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