震災復興で女性の立場を考える

東日本大震災から今日で5年が経つ

復興には様々な問題がある


例えば復興のためのがれきの処理を
行う男性には賃金が支払われる

それに対して一日中、炊き出しに追われ
年老いた親や子供の面倒も見れない
女性には賃金が支払らわれない


こんな姿に日本の形を見る気がする


男性は働くことで賃金を得る

女性も同じように働いて
家族のために家事をする

しかし誰からも賃金は支払らわれない

感謝もされない

やって当たり前

家事は仕事だと思われてはいない

家事以外の仕事をして
初めて賃金が支払らわれる

家事はやって当たり前

家事以外の仕事をした時
初めて仕事をしていると言われる

そんな中に生活が成り立っている




それが日本の社会だ

それが日本の仕組みだ



そんな日本の仕組みが復興の時にも姿を現す



災害があっても子育ては待ったなし

なのに男目線で考えられた復興は
子育て真っ只中のママたちにはつらい

粉ミルクはあってもお湯を沸かせない
哺乳瓶を消毒できない

授乳する場所がない

生理用品などの支援物資が届いても
男性が配布しているので受け取りづらい

洗濯物を干す場所がない



事前の防災計画に女性の視点が
盛り込まれていない


阪神淡路大震災の教訓が役にたっていない


そこで東日本大震災の翌年災害対策基本法が改正

自治体で地域の防災計画を立てる際
女性の参加の必要性を認めて
防災会議の女性議員の割合を目標30%に

そのため少しずつだが
女性議員の割合は増加している

女性の活躍する場所は多くは生活に密着している

その最も大切な生活の場を支える女性たち

その女性たちの声をもっともっと
支援に役立ててほしいと想うのです




(○´∀｀○)




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