日本の結びの美

日本の結びの芸術は素晴らしい

日本人の心と技が見える

古くは長い水引を束ねて結んだ


水引細工は結びの芸術


日本人の細やかな技と心が結び合う

ここには日本人が極めた美と技がある


たった一本の紐から美が生まれる



結ぶことは縁起がいい

人と人との縁を結ぶ
人生と人生を結ぶ
契りを結ぶ
堅く結ぶ


水引細工の美は縁に由来する

水引を使ったのし袋

特に結婚祝いの、のし袋は華やかで美しい

細くしなやかな紐を幾重にも重ねて
複雑に美しさを演出してくれる




日本伝統の花結び

たった一本の絹の組み紐を輪にする

腰の強い絹の組み紐で輪を結ぶ

そこから美の世界が広がる

優雅で美しい花結び


その不思議な美を生んだのは茶道

茶道で使う茶入れの袋は花結び

戦国時代、茶の湯の席で毒を
もられることを恐れた武将たち

そこで武将たちに仕えた茶人たちが
ある仕掛けを考え出した

それが花結びの起源

茶に毒をもられないよう
複雑な結び目を考え出した

簡単にはほどくことが出来ない鍵の役割

どこからほどいていいかわからない
解いたら戻せない真の封印結び

戦国時代のこの封印結びが
戦いのない江戸時代に花結びに

その結びの美を競い合うように


役に立って美しい

機能美


日本の技は素晴らしい

結びに込めた日本の技は

日本の生活に深く根付いている




(○´∀｀○)




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