八十八夜

学生時代から大好きなマンガの2次小説です

コメント返信9

2024-05-22 09:07:03 | コメント返信

 

 

Redoing Love8へのコメント返信

クラゲ様

今回の海ちゃん、かなり嫌な子ってより嫌な女になってしまっています。

塩撒いてくださいね~(笑)

司くん、捕まえられると良いですね。

って、私もかなり悩みながら書いています。

25話まで書いていたのに、急に気になることが出てきてしまい(汗)

ただ今14話目から書き直しています。

その為、コメント返信も遅れ気味で申し訳ございません。

いつもコメントをありがとうございます。



 

Redoing Love7へのコメント返信

クラゲ様

切ないですよねー

こんな状態で、週一更新にしてしまい本当にすみません。

海ちゃんへの制裁(笑)

どのあたりがいいでしょうねぇ。

前回も悩みましたが、今回もここでかなり悩んでいます(汗)

少しずつ書く時間も確保できるようになってきたので頑張りますね。

コメントをありがとうございました。

 

はるとも様

お久しぶりです。

お元気ですか?

再開とは程遠い週一どころか10日毎更新で申し訳ないのですが、なんとか頑張ってラストを目指します。

コメントをありがとうございました。

 

 

Redoing Love6へのコメント返信

きな粉様

こんばんは。

もう毎回返信が遅くなってしまい本当に申し訳ございません。

言い訳にしかならないのですが(汗)

我が家の末っ子も入学式だったんです。

その為、家族の生活リズムがガラリと変わってしまいバタバタしております。

少し慣れたかなと思ったのに、ゴールデンウィークに入ってしまい(泣)

早く話を書く時間を確保できるように頑張りますね。

いつも驚いてしまうのですが、きな粉様は過去の話まですごく覚えてくださっていて本当にありがたいなと感謝の気持ちでいっぱいです。

いつもいつもありがとうございます。

コメントもありがとうございました。

 

 

Redoing Love5へのコメント返信

きな粉様

返信が遅くなってしまい申し訳ございません。

本当にサクラが咲いて良かったです。

ありがとうございます。

私の方ではすっかり葉桜になってしまったのですが、真新しい制服に身を包んでいる学生を見かける度、笑顔になっています。

そんなウキウキしている季節だというのに、話はどんよりしてしまって…。

その上、更新も遅れがちで申し訳ございません。

今からアップしますね。

いつもコメントをありがとうございます。

 

M○○ko様

返信が遅くなって申し訳ございません。

ありがとうございます。

本当に受験の時って、親もドキドキのヒヤヒヤですよね。

ほんとうに諭吉もバンバン飛んできました(泣)

第一子は文系だったので、理系の学費に目玉が飛び出ています。

話の方は無理せず続けていきますね。

いつも気を使って頂きありがとうございます。

そのリクエストを話の中に入れ込めるように頑張りますね。

いつもコメントをありがとうございます。

 

 

Redoing Love3へのコメント返信

きな粉様

何度も読んで頂きありがとうございます。

本当に辛いシーンですよね。

私も修正しながら『なんでこんなシーン書いたんやろ?これ書いた時病んでたんちゃう(病んでいたと違う)か?』なんて思ってしまいました。

早くギャグコメ書きたいです(笑)

私もきな粉様と同じで、こんなクソ男ならぶった切ってますし、次にいきます。

いつもコメントをありがとうございます。

返信が遅くなってしまい申し訳ございませんでした。

 

 

雑記へのコメント返信

m様

ありがとうございます。

そのようにコメントを頂戴しホッとしております。

出来るだけ週1くらいで更新していきたいなと思っておりますので、これからもよろしくお願いいたします。

コメントをありがとうございました。



Redoing Love2へのコメント返信

クラゲ様

こんばんは。

ワクワクして頂けました?

過去の話なのに、そのようにコメントを頂戴して嬉しく思っております。

私も海ちゃん、大嫌いなんです。

でも、こんな子、学生時代から常にいましたよね。

お弁当の作り主に、司くんが気付く日(笑)

楽しみに待っていてくださいね。

不定期更新なので、時々遊びに来て下さい。

コメントをありがとうございました。

 

 

RedoingLove1へのコメント返信

しろ様

始まりました。

長い間、待っていただき申し訳ございませんでした。

切ないですよね。

私も、早くギャグコメを書きたいです(笑)

真面目な話ばかり書いていて疲れ切ってしまい、その結果がまやかしのおまけ話となりました。

今回より不定期とさせて頂いておりますので、ご了承いただきたいと思っております。

コメントをありがとうございました。

 

きな粉様

ついに始まりました。

タイトル、同じですよ。

そう思われたのは写真ですかね?

前回の時は、この写真を使わせてもらっていなかったような記憶があるんです。

それとも、違う話ですかね?

お蔵入りのフォルダには、まだあるんですよね。

また、違う形で読んで頂けるように頑張ります。

コメントをありがとうございました。



M○○ko様

そうです。

こちらがリクエストのあったお話です。

でも、私も最終話まで書けてないんです。

真面目な話は書いていると、違う話が浮かんできてこっちを書きたくなって全く進まないんです。

でも、頑張って書き進めていきますね。

話の内容のリクエストは、出来るだけ盛り込めるように頑張りますね。

勝手なお願いとは思わないで下さい。

そのようにリクエストして頂けると、私の中でもまた妄想が広がっていくので助かります。

いつもコメントをありがとうございます。

 

M様

待っていただきありがとうございます。

不定期なので申し訳ないのですが、時々遊びに来て下さいね。

コメントをありがとうございました。

 

 

 

 


Redoing Love9

2024-05-22 09:05:02 | Redoing Love

 

 

久しぶりに登校したが…。

移動する度、キャーキャー言いだす女たちがうるさくて仕方ねー。

 

それでも─────。

あの女を探す為に、俺はうるせー女たちに目を向ける。 

 

「こっちを見てくださったわ!」 

「私、目が合ったかもしれない。」 

「あなたなんか、道明寺様の目に入らないわよっ!」 

 

少しでも見ると、女たちは口を開く。

記憶の女は、こんなにうるさくない。

 

・・・・・。

女に関して、俺の記憶は消えているはずだ。

なんで、俺はそんなことを思ったんだ?

英徳に戻ってきて、俺の記憶が戻りだしているのか?

 

朝イチで登校後、校内をウロウロした後、俺はF4専用テラスに移動した。 

テラスに行くと─────。

あきらはスマホを触り、類はソファーに横になっていた。

 

「登校するの早くね?」

俺が聞くと、

 

スマホを見ながらあきらが

「牧野効果だな。」

なんて返してきた。

 

牧野…。 

って、類の女だよな。

なんで、類の女の効果なんだ?

っつーか、あいつも英徳なのか? 

 

こんなことを思いながら─────。

俺は、総二郎がいないことに気付いた。

 

「総二郎は?」

「牧野の所だろ。」

 

あきらの返事に─────。

俺は、思わず類に聞いていた。

「類は、それで良いのかよ?」

 

俺の質問に、

「なにが?」

類は、ダルそうに答えてきた。

 

「自分の付き合っている女が、幼なじみとはいえ、自分以外の男といるんだぞ。」

「前にも言ったけど…。」

 

溜息混じりに返してきた類は、明らかに挑発的な目をしながら話してきた。

「牧野さえオッケーなら、俺は今直ぐにでも付き合っているよ。」

 

あ?

牧野さえオッケーなら…。

今すぐにでも…。

 

そういえば、類の女。

いや、この場合は牧野と言うべきなのか…。

『あたしは類の女じゃない。』なんて言っていた。

 

病室でのことを思い出そうとしたが…。

牧野の顔までも、靄がかかってよく思い出せねー。

 

こんなことがあった初日から、俺は学園の中をウロウロとするようになりだした。

 

数日して、わかったのは─────。

牧野の隣には、常に、三条か俺以外の幼なじみの誰かがいた。

 

そんな光景を見る度に─────。

三条と一緒にいる時には、何も思わなかったが…。

幼なじみのあいつらが、牧野といるのを見ると、モヤモヤとした思いを抱いた。



その上、牧野は─────。

俺が入院していた時は、それこそ何度も話しかけてきたっつーのにっ。

今となれば、俺のことは完全無視。

 

どうなっているんだ?

他の女なら、なんとか俺の視界に入ろうとするぞっ。

こんなことにも、俺の中では腹を立てていた。

 

この俺様が、庶民に完全無視とかありえねーだろっ。

いつの間にか、俺─────。

幼なじみのあいつらを探すふりをしながら、牧野を探すようになっていた。

 

常に牧野を探すようになって数日。

なかなか見つけられねー牧野にイライラしながら、俺はサロンに向かった。

 

珍しくあきら、総二郎、類の3人が揃っていた。

っつーことは、牧野の隣には三条がいるってことだな。

 

瞬時に、なんで牧野のことばかり気になるんだ?

っつーことを思いながら、俺はソファーに座った。

 

俺がソファーに座ると同時に─────。

「司の探している人は見つかった?」

まるで天気のことを、聞いてきたかのような類の口調に、

 

俺は、思わず

「あ?見つかってねー。」

なんて答えてしまっていた。

 

この俺の返事に

「やっぱり、探していたんだ。」

っつー類の言葉に、あきらと総二郎も顔を見合わせる。

 

そして、あきらと総二郎が

「司は、誰を探しているんだ?」

「記憶が戻りだしているのか?」

なんてことを、同時に聞いてきた。

 

「記憶は戻ってねー。でも、記憶の女を探している。英徳にいるような気がする。」

俺が答えると、

 

「さすがだな。ある意味スゲーわ。」 

「司の野生の勘?いや、野獣の勘か?」 

あきらと総二郎が、口々に言いだした。 

 

「司が探しているのは、記憶の女なんだな?」

類の真剣な表情に、俺は素直に頷いた─────。

 

そんな俺に、スゲー冷たい口調で類は言ってきた。

「ふーん。その割に、牧野のことばかり目で追っているよね。」

 

思わず返事に詰まった俺。

そんな俺に、

「牧野ばかり見てないで、司は、記憶の女を探すべきだ。」

っつー類の言葉に、俺は返事をすることが出来なかった。



類に釘を刺されたものの─────。

あの日以降、ますます俺は、牧野を探すようになっていた。

 

そして、記憶の女は、日に日に色濃くはっきりしてきた。 

自信を持っていえることは、英徳の生徒だっつーこと。

髪の長さは、肩くらいだったってこと。

 

そして、俺のことを『道明寺』って名字で呼んでいたこと。 

俺にとって─────。

この記憶の女は、スゲー大切だったっつーこと。 



この数日後。

俺は、信じられねーものを目にする。 





お読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 


Redoing Love8

2024-05-11 20:39:13 | Redoing Love

 

 

 

弁当の約束した次の日。

俺はスゲー期待していた。

 

わかんねーけど…。

弁当が、消えてしまった記憶を呼び起こすような気がした。

これでまた、頭の中の靄が消えるはずだって、思えたんだ。

 

そんな時。

いつものように天真爛漫な笑顔で、俺の部屋に入ってくるこの女。 

 

「はい。約束したお弁当だよ。愛情たっぷり海オリジナル。美味しいよ!」 

こう言いながら、俺に弁当の包みを渡してきた。

 

弁当の蓋を開けた瞬間─────。 

違う。

これじゃねーって思えた。

 

病室で食った弁当とは、全く違う。

この弁当は、色彩が人工的な色ばかりな上、臭い。 

 

食わねーでもわかる。 

俺が探していたのじゃねー。 

 

「前の弁当、お前が作ったんじゃねーだろ?」

俺の言葉に、

 

「前のも海が作ったんだよ。」 

悪びれもせず言ってくるこいつ。

 

その上、

「前のは失敗したからなー。今日の方が、絶対に美味しいんだよ。」

だとか、

「ほら、見て。今日の方が、デコっていて可愛いでしょ。」

なんてことを言ってきた。

 

あ?

前のは失敗?

今日の方が美味いだと…。

こいつ、頭も味覚も狂ってんじゃね。

 

こいつは、失った記憶の女なんかじゃねー。

前の弁当を作った女が、記憶の女なんだ。

 

「前の弁当は、誰が作ったんだ?」 

「前のお弁当も、私が作ったんだよ。今日の方が美味しいんだから、早く食べてよ。はい、あーん。」 

 

こいつは、玉子焼きを俺の口元に持ってきた。

添加物だらけの匂いが鼻につく。

俺は、無意識に女の腕を振り払っていた。

 

なにもわかってねーバカ女は、

「キャッ。なに?」

なんて言って、

いつもの笑顔を浮かべながら、俺にベタベタと纏わりつこうとしてきた。

 

俺は、こいつのこの笑顔に騙された。

ウソ偽りないような話し方や、物怖じしねーでポンポン言ってくる態度に騙された。

 

その上、こいつは─────。

作ってもいねー弁当を、自分が作ったように言ってきた。

 

こいつには、素材を生かした弁当なんてものは作られねー。

こいつは、俺の忘れた女じゃない。

だから、俺の頭の中には、未だに靄が掛かったままで、心が渇ききっているんだ。

 

しぶといくらいに、俺にベタベタとくっついてくるこの女に、俺は弁当を投げつけた。

 

「ひどぉーいっ。せっかく海が作ったのに。」

「この服、お気に入りだったんだよ。」

「新しい服、買ってくれたら許してあげる。」

頬を膨らませながら、こんなことを言ってくるこの女。

 

このバカは何を言ってるんだ

なんで、俺がこのクソバカ女の服を買わねーといけねーんだよ。

そもそも俺は、自分のことを名前で呼ぶようなバカは嫌いなんだ。

 

「今すぐ出て行け。」

俺が言っても、

 

「なんでっ?道明寺くんっ。どうして?」

「海、何かした?」

「どうして急に怒ってるの?」

「この前のお弁当より、今日の方が絶対に美味しいのにっ。」

「食べても無いのに、酷いよっ。」

「いやっ、海、絶対に出て行かない。」

 

こんな訳のわからねーことを、泣き叫ぶように女は言い出した。

イライラする女の泣き声に、俺はSPを呼び、女を邸から追い出した。

 

タマの報告によると─────。

あのバカ女は、邸から出る直前まで喚き散らしていたらしい。

 

報告の後、

俺の部屋から出て行こうとしながら、タマは、

「あのように手癖が悪く、狂った女性が、坊ちゃんのタイプだとは知りませんでした。」

なんてことを言ってきた。

 

あんな女が俺のタイプなわけねーだろっ。

こう思いながら─────。

俺の記憶から消えた女は、どんな女だったんだ?って、自問した。

 

この時─────。

英徳の制服を着た女の後ろ姿が、頭を過ぎった。

 

あ?

記憶から消えた女は、英徳の生徒だったのか?

 

さっきの残像を、思い出そうとすればするほど─────。

俺の頭の中には、大量の靄が発生した。



こんなことがあった数日後。

ババアが、俺の自主退学を撤回した。

 

やっと英徳に行ける。

あの残像が頭に過ぎってから─────。

いつの間にか、俺は英徳に登校するのを心待ちにしていた。

 

朝から登校したのは、頭に浮かんだ女を探すためだ。 

わからねーが、

俺の本能が、朝から登校しろと訴えていた。 

 

俺の頭から消えることがねー靄。

この靄は─────。

記憶から消えた女を思い出した時、完全に消えるってことだけはわかっていた。





お読みいただきありがとうございます。