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Viva!双子母への道

2008年1月10日に双子を出産!
2010年6月11日に三男を出産!
日常を徒然なるままに書いている日記。

徳田克己 筑波大学大学院教授 の楽しく為になる講演会②

2012年11月10日 23時49分49秒 | 4歳
つづき…

⑥子どもの頭を良くする方法

 子どもに 「考えさせる」 ことに尽きる。

 幼児期においては 知識量 < いかに考えるか が重要。

 その方法は…
 1)考えさせるような 抽象的な質問 をする
   ⇒「なんで空って青いんだろうね?」
    「なんでミカンはすっぱいんだろうね?」
   もちろん、正解など求めてはいません。
   答えを導き出そうとする、との考える途中経過が必要とのこと。
   子どもがトンチンカンな回答をしても、親は正す必要はなく、
   「へぇ、そう思うんだぁ」とうなずくといいらしいです。

  この 親のうなずき が一番重要、と徳田先生はおっしゃってました。

 2)子どもの前で両親が質問し合う
   ⇒テレビ見ながらでもいいので、夫婦で
    「これ、なんで○○だと思う?」「そうだねぇ、それは…」みたいな会話を
    子どもたちの前ですると効果的だそうです

   この話の流れで テレビは見せてもOK という話になりました。
   内心、え~~~~本当にいいの?と思ったお母さんは多いはず。
   私もその中の1人。

   もちろん、何時間もぶっ続けでテレビを視聴させるのは問題ありです。
   その見せ方ですよね。
   
   幼児番組はたいてい15分くらいで1つ終わるので、15分終わったら一声かける。
   「なんで○○だったんだろう?」「何が面白かった?」みたいな質問もよいみたいです。
   番組内容を確かめるような質問はNG。
   もちろん、正解なんて求めてはいません。会話が必要だそうです。

   テレビは悪ではなく、幼児期において言葉の発達には良いとのこと。
   両親との会話だけでは語彙力が充分に育ちません。
   子どもは真似して言葉を覚えるので、テレビはとても効果的だそうです!

   テレビ大好きな私としては(もちろん、息子たちもテレビ大好き)ちょっと
   安心する内容でした。

   
最後に…
⑦発達障害について
 最初の①お試し行動の時にも話がありましたが、問題行動(乱暴、いじわるなど)の原因は
 
 *9割 ⇒ 親(特に母親)との関わり方
 *1割 ⇒ 病気や障害(発達障害)     との話がありました。

 発達障害も専門にしている徳田先生らが調査した結果は次の通り。

  医者に診断される発達障害の子ども ⇒ 22~23人に1人
  診断されないけど様子見の子ども ⇒ 12~13人に1人
   

 様子見っていうと「グレーゾーン」でしょうか。結構多いですよね。
 実は私も1号は少しグレーかな、と疑っています。
 人の話聞くの苦手だし、団体行動苦手なんですよね…

 この様子見の子どものことをよく分かっているのが幼稚園の先生がたなので、
 (普段、一番接しているから)
 先生方が「この子にとって一番良い対応はどうしたらいいだろう」と悩んで悩んで
 「実はお母さん…」と打ち明けることが多いので、お母さんたちはショックだろうけど
 子どもたのめに先生方が一生懸命考えた結果だから、クレームしないで欲しいとのことです。

 幼稚園の先生方と一緒に、その子にとって一番いい方法(作戦)を考えること

 それが様子見の子どもの成長に大きく影響するそうです。
 徳田先生の研究所にもADHDの方がいるとか。



と長々と書きました。
私も私の周囲も「この講演を聴きにいって良かった!」と話題になりました。

話の内容も良かったんですが、徳田先生の話術のおもしろさにはまってしまった感じです。

 母親はうなずくことが大切  との話の時には

「この会場のお母さんたちはあまりうなずいていませんね。」ザワザワ…
「うなずいていたら、もっと皆さんの首が細いはずですから。」爆笑! みたいな。


さっそく私は本を購入。
 
『お母さんがうなずいた数だけ子どもは伸びる』
『親を惑わす専門家の言葉』

息子たちが寝た後、コーヒー飲みながらゆっくり読もうと思います。

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