まさとん。のダイビング&ツーキニング

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で固めた(?)アラフィフのひとりごと。

三たび、臓器移植にこだわる。

2009-07-14 | ネタ
参議院で可決され、成立しました。

ひとまずなによりです。




こんなカタイ話題をblogに書くのはこれで3度目です。

2009.6.19

2009.7.4


衆議院で可決されたとき、参議院で修正案が提案されたときの2回でした。



臓器移植法案は、結局、衆議院で可決されたものと同じ内容となりました。

シンプルな内容でわかりやすいという点ではよいと思っています。


今回、審議時間が短いことが批判のひとつとして挙げられています。

この法律が施行されて11年。

もともと今のルールは参議院で追加されたものです。

それに施行後3年のうちに見直すこととされていました。

それが11年。

このようなメリットを受ける人が少ない法案で、

理解が難しい内容の場合はどうしても後回しにされてしまうのでしょう。

その意味では、解散されたらまた廃案となって、

最初からやり直しとなってしまうことを避けたいといった、

ちょっと消極的な理由でもないと、進まないということも理解しなければなりません。

民主主義は、完全なものを求めるのではなくて、

少しでも「今よりまし」なものを求めるものだからです。




でもこの問題、勉強していけばいくほど、わからなくなってきますね





移植のとき以外でも、

「脳死になっちゃったからもう治療はしない」

「あそこの子供は脳死なのに、もう3年もそのままにしている。なんで他人の役に立つ臓器移植をしないのだろう。」

「もう生き返らないのですから、ぜひ移植を。」


とかとか...






子供に対する臓器移植が可能になったことは良いことだと今でも思っています。


でも、心無いヒトが、脳死状態となった子供の親に、余計なことを言ってしまったら。

きっとその親の心には一生消えない心の傷が残ってしまうかもしれません。





法律は道具でしょう。

それを使いこなすのはジブンたちということが問われているのかもしれません。



ジブンたちの「大人度」が試されているのです。

メディアなどに惑わされずに、ジブンで考えて、行動すること。

それが、「大人度」なのだと考えています。




民主党の参議院議員に鈴木寛というひとがいます。



灘中高→東大→通産省といった超エリートでありながら

高校時代はサッカーで神戸市で優勝、大学時代はミュージカル監督など、

思わずのけぞってしまうくらいのキャリアのヒトです。

モテただろーなー



東京都地方区にいる彼はこのようなことを言っています。


有権者の皆さんに、是非、ご認識いただきたいのは、

国会議員を選ぶということは、こうした臓器移植法案について、

きちんと勉強ができ、その内容について理解・吟味ができ、

最終的にはきちんと自分なりの意見を集約でき、

国民の皆さんにきちんと説明するという仕事を、

誰に委任するのかということであるということを

改めて確認していただきたいと思います。




来月の総選挙でも、このことを考えながら一票を使いたいと考えています。






今日は珍しくマジメでしたね





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