goo blog サービス終了のお知らせ 

Music♪

劇団四季好きの私が自由気ままに綴る日記でございます。

違う角度から

2007年07月18日 | Weblog
16日にウィキッドを観て来ました。
3回目の観劇でしたが涙がポロポロ零れたとても良い舞台。
どうにも上演時間が長いせいか、ラストで走馬灯の様にめぐりめぐって号泣とまでは行かないんですが、場面場面にそれぞれ思うところがあり気がついたら冒頭から涙が・・・。
やはり2回目以降は1幕のグリンダの登場から泣いてしまいます。
ストーリを知っているが故ですよね。
アイーダも同じ様に時間を遡るのですがあれは時空を遡り、冒頭と同じ現代に戻りその後の時間の流れに未来がある終わり方だったりするんですよね。
ウィキッドは時間の遡りがついさっきまであった事の様に感じるからこそ泣けて来るんですよね。冒頭から過去を思い出してしまう感じ。

ウィキッドもああいうラストは良いと思いますが、幸せというよりかはどこか満たされない感じがある。そこが切ないという良さがある。

今回はストーリーというより濱田さんのエルファバの人生をたどる様な舞台でした。
そこまでエルファバがそこに居る感覚で一緒に生きていましたよ。
どんどん歌声も出してくるし、逆に心配になってしまうぐらいなんですが、ほんとにカッコイイ!!
爽快に歌い上げてくれ、私も歌詞をだんだん覚えて来たせいか、1幕最初のエルファバのソロからスカッとした気分にさせてくれます。
そんなソロを歌い上げて間髪居れず次のナンバー「この気持ち何かしら?」(←こんなんでしたっけ?)に入る体力を持っているのが凄い!

濱田さんという役者魂を見せていただいたと感じた舞台でした。

沼尾さんのグリンダも台詞も滑らかになり、歌も演技も可愛い!
野心家セレブというよりちょっと我侭な可愛い妹分といった感じ。
本当は素直な、純粋な心を持っている。
その無邪気な素直さにエルファバは心溶かされる。
沼尾さんが言っていた日本のグリンダという感覚なのかな。

濱田さんがほおっておけないと言っていたのが凄く良くわかります(笑)

益々グリンダという役を佐渡さんや西さんがどう演じるのかが興味あります。

李フィエロは本当に踊りすぎってぐらい踊ってます。
このダンスを北澤さんが踊るのか・・・・と思うと激しく興味があるんですけど(笑)

小粥さんのネッサは徐々にですが柔らかさも出てきたような・・・気もする。
2幕のネッサ、凄く切なくて好きなんですが、歌が・・・・。
思ったより声質と合ってないのかなぁ。怒り喜び悲しみが全て同じトーンで聴こえてしまうので・・・。

森さんのマダムモリブル。
私にとってこの作品で一番恐いキャラクターです。
オズの魔法使いはサラリと何気に恐い事言ってるなぁ~と思うのですが、それは彼の暮らす国とオズの国との文明の違いなんですかね。
しかしマダムモリブルは本当に何を考えてるのか分からない。
同じ微笑で希望に満ちた言葉も、残酷な言葉も言う。
ラストはグリンダの可愛らしい台詞で芝居が進みますが、普通ならLKのスカーみたいに「や~め~て~く~れ~」なラストがあっても良いような。
しかしコミカルっぷしはさすがなマダム森ブルです(笑)


早くCD出ないかな~日本語歌詞を覚えてもっとじっくり浸りたいですなぁ。

タイトルにも書きましたが「物事を違う角度から見る」というフィエロの台詞ですが、この言葉この歳になって凄く考えさせられます。
1つの事に1つの感情を抱いても、ふと考えた時にこの見方をするととても冷静な気分になれます。

この作品の背景にもある、善と思っていた物は本当に善なのか?悪と思っていた物は本当に悪なのか?
見方によって全く違うんだと思うと、色々な見方を考える様になりますよね。
人間、言葉や一方の見かけに騙され踊らされてはいけないなぁと思います。

流れているテーマが凄く好きな作品です。
次回は8月4日に行く予定です。

台風のJCS

2007年07月15日 | Weblog
エルサレムの初日までチケットは無かったんですが、結局また行ってしまいました。
もう中毒ですねぇ(苦笑)

しかし回数を重ねる度にどんどん舞台は良くなっていってました。
観に行ってよかった~~。

この作品の演出って本当に素晴らしいなぁと実感します。
無駄がない。
A代表に対しいつもは不満が溜まっているけれど、ジーザスに関しては足向けて寝れないかも(笑)
他の公演のパンフレットやアルプでめちゃくちゃ持ち上げられて書かれている事が多い昨今、ジーザスに関しては素直に読めます。

さて、驚いたのは柳瀬さんのゲッソリっぷりでしたよ。
本当にあの脂がのっていた(失礼)柳瀬さん!?と思ってしまうぐらい。アバラがくっきり!!!!
歌もずいぶん歌いこまれたのでいつもは心配な音程もわりとしっかりでした。

ジーザスの苦悩に涙が出てしまいます。
なんだか職場での自分と重ねてしまい(ここまで必要とされている訳では無いんですが)非常に重かったです・・・・。
しかしゲッセマネで覚悟を決めてからの心が痛々しく、潔く、武士道にすら通じる所がありました(何故だ・・)。

初日は群集の力の恐ろしさを知り、2回目3回目はそれぞれのユダの角度から観て、今回はジーザスの目線が多かった気がします。

金森ユダは慣れた感じもあり、非常に良かったです。
一緒に観た麟子ちゃんとも話していたのですが、柳瀬ジーザスは金森ユダに対して冷たすぎるよっ!という会話になりました。
芝ユダに対しては甘やかしすぎ、金森ユダに対してはかまってやらずにマリアには心を許し、もっと金森ユダに優しくしてあ~げ~て~(T-T)と感じてしまいました。

ユダがどうして裏切る(?)行為をしたのか、せざる得なかったのか、凄く伝わって来て、裏切るんじゃなくって本当は救いたかっただけなのに~~~手段が分からなかっただけなのに~~と悲しくなりました。
そう、金森ユダからはジーザスを救いたい、助けたい、という気持ちが最後の最後まで伝わって来るんです。
芝ユダはなんとかジーザスを説得したい様な感じかな。
「分かってくれ!!!気づいてくれ!!!」って。
ジーザスを導けない自分に悔いてる感じがします。
行動は同じなのに芝ユダとは全く違う印象を受ける。
改めてWキャストの面白さを味わいました。

村ピラトはもう大好きです。
村さんの歌声は本当に神ですよ・・。
ただこの日はちょっと調子が悪いのかお疲れなのかな~と感じてしまいました。
是非ムチ打ちのカウントはCDと同様英語バージョンに戻してくれないかな~と思ってしまうんですが。サーティーナ~インンンンッが好きなんです(笑)
しかし村ピラト素敵すぎる・・・。
ジーザスを救いたい心はあるのに、群集の力に勝てない。
ピラトの裁判ではすっかりピラトの心になって舞台をみてしまいます。
そして徐々に群集の恐ろしさ、勢力に圧倒されいく様を自身の苦悩と葛藤をしながら追ってしまいます。
はぁ~凄すぎる村ピラト・・・。


神崎シモン、ようやくちゃんと5万に聞こえる様になりました(かなり意識して歌ってるのが分かります)しかし、ローマがロマに聴こえてしまう(苦笑)

飯田ペテロ、声が綺麗ですよね~今後何で活躍されるのか楽しみですね。
「貧しいのです~」とジーザスにすがりついてるのに柳瀬さんより体格が良いのが気になります(笑)


思った以上にジーザスにハマってしまった為、ウィキッドの観劇が増えませんが、ウィキッドは前日予約が成功したので明日行ってきまぁ~す♪
今年の夏はひたすらジーザスにウィキッドな予感がします。

台風が来てますが・・・

2007年07月13日 | Weblog
明日はジーザスに行ってきます。
なんだかんだでジャポネはこれで見納めになりそうです。
結局4回目となりますが・・・。
まだエルサレム版を見た事は無いんですが、ジャポネ、かなり好きです。
なんといってもクールでシャープでカコイイ!

チップ:いつになったら柳瀬さんは素顔に戻るの??
ミセスポット:エルサレム版もすぐよ、も~すぐ。

そうです、エルサでは久々に柳瀬さんの髭ナシ素顔にお会いできます。
髭ナシなんてBBの王子様以来ですよ!


しかし台風が来てますからね、遠征の方々は大変ですよね予定を立てるのが。
柳瀬さんのフォ~~~~~~~で太平洋に大幅に逸れてくれると良いんですけどね、台風。


診て下さい、腰が痛いのです~

2007年07月08日 | Weblog
1週間ぐらい腰というか、背中から腰にかけて痛い・・・というより筋肉痛みたいな何ともいえない違和感にストレス感じてます。
まぁ日ごろの姿勢の悪さが祟った+連投の観劇ラッシュがいけなかったのかな~と反省しつつ今週はおとなしく土日とも家に引きこもってました。

沼尾さんのウィキッド密着を観ていて、涙が出ました。
もっともっと応援したくなりましたし、グリンダやクリス以外でも観たくなりました。
それをサポートする濱田さんにも惚れました。

という訳でまたウィキッドは観たくなるし、益々ジーザス欠乏症が現われ始めましたよ。とほほ・・・。
柳瀬ジーザスに「診て下さい~ストレスがたまっているのです~」とすがり付いてしまいそうなぐらいこの週末は凹んでしまったので来週は浮上出来れば良いなぁ。


そんなジーザス枯渇にふと昔、麟子ちゃんが考えた企画があります。
丁度「皆で歌おうアイーダ」に参加したぐらいの時、ジーザスのイベントにも参加型の物があれば良いのにという話になりました。
「皆で投げようジーザスに石」とか、私的には「みんなで崇めようホサナ(でも歌うのは狂言者シモン)」でも良いなぁ(笑)

そんな考えを数年前からしてるんだもんなぁ、そりゃこの夏はジーザス祭りになるわな。

ウィキッド

2007年07月04日 | Weblog
23日、30日と2週間連続で観てきました。
23日は前の方だったので、今回はセンターのS席の次の列のA席。
中々良い席で全体も見回せて大満足。
前回気になった、オケがうるさくて歌声が綺麗に聴こえてこないというイライラもスピーカーから綺麗に聴こえてきたので解消。

さて、先週今週と観て改めて気づいた事があります。
やっぱりですね、私、濱田さんがめっちゃくちゃ好きなんですよ。
普通に「ファンなんです」って軽がるしく言えないぐらい。
LKのCDで好きになり、アイーダのCDも作品を観ていないのに購入し愛聴、3年前の夏、大阪アイーダで濱田さんを観た時は鳥肌が立ちました。

しかし、濱田さんのファンであるにも関わらず、濱田さんが出演している舞台を通った事が無いんです。
それは東京公演でお目にかかる機会がなかなか無かったから(李香蘭、鹿鳴館除く)。
2004年、マンマミーア!が千秋楽決定後、次こそ海劇場はアイーダだ!!!と思っていたら、オペラ座の怪人が。
2007年、オペラ座の怪人が千秋楽決定後、今度こそ海劇場はアイーダだ!!!!!と確信していたら・・・ウィキッド製作発表。

もう空振りまくりですよ。

けれどもけれども、ウィキッドへ濱田さんが出演決定。
しかも沼尾さんまでキャスティング!
ついに、ついに東京で濱田さんが思う存分観れる!!

という訳で前日予約がどれぐらい難しいかは分かりませんが、ウィキッドで濱田さんを観まくりたいと思っています。
まぁ、本当はアイーダで観まくりたかったのも本音ですが。


さて、ウィキッド2回目ですがやっぱり1幕の長さは半端じゃないですね。
1幕→1時間半 2幕→1時間強
本当に長い・・・1幕だけでJCS終わっちゃう(苦笑)

区切りが難しいというのも分かりますが中々辛いですよね。
物語がどんどん展開していくから時間はあまり気にならないんですが。

●濱田エルファバ
明らかに先週より歌に感情が乗っていました。
勿論先週も素敵だったんですが、さらに良くなっていて・・・これからどんどん良くなって行くんだろうなぁと思うと楽しみで仕方ありません。
着実に役を自分の中に取りこんで居て、彼女が作り上げるキャラクターは(アイーダもそうですが)気がつくとCDなどで聴くBW版よりも好きになってしまっています。
濱田さん自身とエルファバの善を貫く姿が上手く合っていて、強さと弱さ、可愛らしさ、気高さが感じられる。
エルファバに感情移入して涙してしまう部分が多かったです。
友達であるグリンダは別の道を歩もうとするんですが、それをきちんと理解できる彼女はやっぱり大人だと思いました。
「どうして一緒に来てくれないの?友達なのに」とを嫌いになってしまいそうですが、彼女は別の道を歩む事を理解し、それも分かってあげられる。
その選択が真の意味で友情だなぁと感じました。
グリンダの気持ちも正直分かりますもの。

あ~週末になると濱田さんの歌が聴きたくなってしまう・・・。
早くCD出してくれないかなぁ。

●沼尾グリンダ
全体のストーリーが分かっただけに2回目のオープニングからは切なかったです。
グリンダが冒頭の登場に立つまでに至ったを乗り越えて今ここにいると思うと。
台詞も徐々に自然な感じに近づいてきました。

沼尾さんの声って本当に可愛くて、透明感があって、良いですよね。
グリンダの良い意味でも悪い意味でも無邪気さと合っています。
そんな天真爛漫さがエルファバの心を溶かす。
お互いがお互いに影響を及ぼす事が出来る友達、だからこそエルファバはグリンダに自分の夢を託したんだと思います。

「いのちの響き」の放送を観たんですが、稽古場での沼尾さんに泣きそうになりました。
きっと物凄いプレッシャーとの闘いだったんだと思うんですよ。
新役で、初めてのオリジナルキャストで。
(思えば李香蘭もそうだったでしょうね)
果たして自分で創り上げたグリンダが観客に受け入れられるのか、不安で仕方なかったんだと思います。

でも問題ありませんでした。確かに沼尾グリンダが舞台で生きていました。
クリス以外で沼尾さんを見るのが初めてだったので今後のキャスティングも楽しみです。
アムネとか演じて頂ければ、濱田アイーダ、福井ラダメスと一緒に私の贔屓アイーダが出来上がるんですけど(笑)

●李フィエロ
正直物凄く心配していたキャスティングだったんですが、カッコよかったです。
やっぱり(本人曰く)ダンサーなだけに動きがキレるキレる!!
歌もBWのCDの声と似てて、お上手でした。
台詞は気になる部分もありましたが、やっぱりファンタジーな世界だからかさほど気にする事無く。
後は演技をもっとガンガン来て欲しいなぁと。
濱田さんも沼尾さんも体当たりで来るので(笑)

●小粥ネッサローズ
・・・・・・・・ちょっと恐かったかなぁ。
1幕と2幕の変化を演じて頂きたかった役なんですが、終始キツい印象が残ってしまって。
でも2幕のボックの為に歌う歌はズキンと来ました。
本当に悲しくなってしまうキャラクター。

●金田ボック
凄く良かったです~。
グリンダへの憧れのまなざしが可哀想になってしまうぐらい。
マンチキンって言葉だけ聞くと鳥族?とか勝手に思っていたのんですが、違ったんですね(笑)



ウィキッドは回数を重ねる度にまた観たくなる作品ですね。
歌が馴染んでくるせいもあると思うんですが、物語というよりは歌が聴きたい~と思ってしまう、私。
ストーリーとしてはオズの魔法使いという物語が根付いているアメリカの方が観るとまた違うのかなぁと思うのですが、素直にオズの魔法使いの時間の流れの前後といった作品として単純に楽しめました。
内容としては(比べる物では無いんですが、濱田さんが出ているという事で)アイーダの方が起承転結がしっかりしていて好きだなぁと思うんですが、ウィキッドは奥が深いと思いました。
舞台での台詞の様に違った角度から観たらまた違う印象を受けるという事が何通りもあって、それでいて魔法の国なので一気に非現実的な世界へ飛び込める。

なんだかんだいって可愛い、カッコイイ濱田さんの演技が観れれば満足なんですがね。
しかし、樋口さんのエルファバ、佐渡さん西さんのグリンダ、北澤さんのフィエロも楽しみではあります。
結局通いたいんですが、前日予約できるのかな~??

近い内にまた行きたいと思ってます♪

マイゴー!!!

2007年06月28日 | Weblog
ジーザスを観劇するとふと仕事中とか何気ない時に一場面が脳内で再生されます。
それだけインパクトが強烈だという事でしょうか??

という訳でJCS6/30観劇。
キャストでユダがWになっていたのでどちらのユダが観られるのかドキドキでしたが、今回は金森ユダ!
3週連続JCSという強化月間だったので(という割りには観てませんが)2回芝さんのユダを観たので金森さんが新鮮。

しかし金森さんというよりやっぱりキムスンラさんという方がしっくりきますね。

後は花代さんのマリアが初観でした。

●柳瀬ジーザス
思わず私も群集に交じってジーザスに救いの手を求め「押さないで~~」と言われてしまうぐらい舞台に入りこんでしまいます。
うっかりシモンのナンバーで自分も歌ってしまいそうな勢いです(危ない)

やっぱり柳瀬さんのスコーンと抜ける大ボリュームの声量が大好きです。
もう何も言う事はありません。
エルサレムも初日から見続けます、マイゴ~~~~~ッ!!(笑)

●金森ユダ
芝さんのパワフルなユダも好きですが、金森さんもとても良いユダでした。
歌は辛そうな部分、特に言葉を正確に伝えようとして歌うからか苦しそうに聴こえてしまう部分はありましたが高い声で新鮮でした。
歌以上に演技は良かったです。
生真面目な故に自分が信じたジーザスに裏切られたと感じ、どうして良いのか分からないユダの苦悩が伝わって来ました。
芝さんのユダは自分の言葉を何とかジーザスに伝えたくて仕方が無いが故に方法が見つからず、ジーザスへどんどんパワーをぶつけて行く感じがするのですが、金森ユダはジーザスにどうしたら良い、どうしたら救えるんだ??という苦悩を理解して貰いたいと投げかけている感じがします。

上手く言えませんがアプローチが違って面白いです。

●木村マリア
演技部分に関しては細かい部分が観られましたが、歌を結構サラリと歌われている感じがしてしまいました。
花代さん、ここ数年でかなりお痩せになられてちょっと心配していたのですが、逆にちょっとキツイ感じに見えてしまうのが残念で・・・福岡でBBのベルを見た時はふんわり~とした感じだったのですが。
クールな感じのマリアはジーザス以外は相手にしない気高さも感じました。
しかし、柳瀬ジーザスは花代さんマリアがおきに召している雰囲気。
なんだか目配りが凄いんですけど~(笑)

近頃色々な演目を行ったり来たり、お稽古だったり慌しい花代さんですが、ゆっくり休んでいただきたいものですねぇ。

●村ピラト
どっしり安心して観れる、聴ける。
ほんとに素敵です、村ピラト様。かなりラブです(笑)



この日もどこぞの会社の観劇団体があったんですが、会社の人とこの作品を観てどうコメントして良いんだろうか・・・?
団体さんはライオンキングが無難なのでは・・・と思ってみたりするものの、やっぱり学校、会社、団体にチケットを推奨する外商さんは大変なんだろうなぁとここ近年の四季という組織への心配を思わずしてしまうのでありました。


JCSとウィキッド

2007年06月26日 | Weblog
土曜日にマチソワしてきました。
まだまとまらないウィキッドの一口感想でも・・・。

久々の海劇場の舞台が装飾で狭く感じました(笑)
濱田さんが登場したとたん、劇場の空気がパッと変わったんですよ。
これは鳥肌物でした。自分の贔屓の役者さんというのはヌキにして、一気にウィキッドの世界にのめり込んだというか。
学生時代のエルファバは本当に可愛い。
後半の彼女は本当に悲しく、恐ろしく、カッコ良く。
やっぱり凄いなぁ(溜息)

沼尾さんも本当に可愛らしくて、オチャメで、想像以上のオバカキャラでした(笑)
なんだか声が樋口さんっぽく聴こえる時もあったり、本当にクリスを演じていた沼尾さんとは思えないキャラクターで楽しみ倍増といった感じです。

李フィエロ、動きが本当にカッコイイ!!
なるほどオリジナルキャストになるだけあるなぁと思いました。
思った以上にダンスが多くて、オープニングの群集にもフィエロ役者さんはダンサーとして交じってるんですね。
歌もBWのCDの声と李さんの声が似ていてびっくり。
確かに訛りがチラホラと気になる部分はあるものの、ファンタジーの世界なのでこれもアリなのかなぁと。
李シンバはちょっと苦手でしたが、李フィエロは中々カッコイイです。

アンサンブルでは白倉さんが良いですね~やっぱり。
白倉さんといえばジョン万のNHK放送で勝さんの歌で聞き惚れたのに放送ではカットされていたという涙話があります。

アンサンブルも思った以上に少ないんですね~人数。


しかし、生オケである必要はあるのか?
とか
訳詞にかなり無理があるというか、BW版CDを聴いているせいか、雰囲気が全く違った感じですよねぇ・・・それが良いのか悪いのか・・・?

一歩間違えるとアニメソングみたいな雰囲気を醸し出してる(笑)

1幕を観ていてなんだか赤毛のアンを思い出しました。
そしてフィエロに田邊さんとかキャスティングされないかな~とか思ってみたり(笑)

暫くはこのオリジナルキャストで行くのでしょうか。
役者さん達もまだ手探り状態なので、これからどんどん深めていって行くのでしょうねぇ。

さて・・・今週末もウィキッドです。
・・・・・名古屋へはいつ行ったら良いのでしょうか(苦笑)

久しぶりに

2007年06月22日 | Weblog
観劇前日の緊張を味わってます。
明日はJCSジャポネ→ウィキッドのマチソワ予定。

まず、ユダはどちらになるの~~??(汗)
芝さんで観続けたいような、スンラさんユダも観てみたいような・・・。
お2人とも好きな役者さんなので楽しみではあります。

そしてウィキッド。
開幕して1週間、初日以降短いTV放送や動画を観ると益々期待が膨らみます。
大好きな濱田さんが東京で思う存分観られる!!!
同じく大好きな沼尾さんがクリス以外の役で観られる!!
なんだか緊張しっぱなしです。

しかしどこのTV放送でも舞台装置の豪華さを口々にされていたのですが、役者さんの歌唱力についても触れて欲しかったんですけど~(苦笑)

という訳で明日以降はウィキッドの感想もお届けできると思います。

観劇前に「オズの魔法使い」の予習をしようと思ったのですが仕事がちょっとバタバタした関係で断念。
で、今日DVDを借りようかと思ったらレンタル中。
吹き替え版じゃないと確実寝る・・・というぐらい疲労してるので字幕オンリーの方はあったのですが断念。
ゆっくり時間がある時にWSSと共に借りて観ようっと。

とりあえずCDを聴きこんで、おおまかなあらすじしか分からないのですが魔法の国に行ってきま~~っす♪

まずは聖なるエルサレムへは明日のマチネに行くのです~♪


ジ~ザァァァ~~~ス!!

2007年06月20日 | Weblog
わ~ユダがダブルになってるぅ・・・。
芝さんはやはりエビータ稽古なのか、ジーザス準備なのか・・・?
アイーダもダブルになっていると単純にお客様?とも思ってしまいます。
果たして土曜日はどちらなのでしょう?これでジーザスもダブルだったら訳が分からないですよね。
ユダをダブルにするならシモンもダブルにして貰いたいです(涙)

さて、ウィキッドの動画が公式サイトで観れますね。
沼尾さん可愛い~~♪♪♪
濱田さんカッコイイ~~☆☆☆
良いですね、大好きな役者さんを同じ舞台で観れるのって。
折角なら2人して李香蘭も再演していただきたいデス。

沼尾さんもいままでおしとやかな役が多かったからイメージに無いけれど実はこういう役ノリノリなのではと思ってしまいます(笑)
逆に佐渡さんや西さんでグリンダが想像できないんですけど~(^^;)

それにしても福井さんは一体どこへ・・・?
そしてお気に入りの谷内さんもずっと姿が見え無かったり。
久々に谷内ナラの歌声が聴きたいんですよねぇ。
皆さん新役のお稽古などでお忙しいのかしら??

ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスク・バージョン

2007年06月17日 | Weblog
観劇日、6月9日と6月16日(同キャスト)
やっと待ちに待った再演です。
思えば四季にハマった年に上演していたJCS。
その頃にはまだ四季ファン駆け出しだった為か、気がついたら終わってしまっていて、JCSを意識したのは柳瀬さんのファンになってからでした。

正直この数年予習したJCSのCDがとてつもない個性的な物だった為(笑)そちらのイメージがどうしても先行してしまったのですが、逆に予習しないで観ていたら「はぁ????」といった感想しか思わず終わってしまったかもしれません。

久々に四季の舞台で満足した時間を過ごせました。

今回のキャスティングにはやはりビックリしましたけれどね。
芝さんのジーザスにキムスンラさんのユダ。
3ヶ月は柳瀬さんをたっぷり観まくる予定だったので・・・芝さんのジーザスも勿論観てみたいんですがやはりユダで観たいんですよね~。



キャスト
ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
イスカリオテのユダ 芝 清道
マグダラのマリア 高木美果
カヤパ(大司教) 青木 朗
アンナス(カヤパの義父) 明戸信吾
司祭1 阿川建一郎
司祭2 田辺 容
司祭3 川原信弘
シモン(使徒) 神崎翔馬
ペテロ(使徒) 飯田洋輔
ピラト(ローマの総督) 村 俊英
ヘロデ王 下村尊則


さて、感想ですが。
とにかく圧倒され、巻き込まれ、ぐったり疲れるぐらいのエネルギーを消耗しました。

きっともっと哲学的な見方、作品の訴える物の見方をしたら、凄くダメージを受けるのかもしれませんが(私にとってエビータがそんな感じです。女性だからでしょうか?)、今回の場合、私は邪な見方でついつい観ていたせいか、刺激的ではあるけれど、色々な意味で衝撃的でした。


芝ユダの想像以上なまでの柳瀬ジーザスへの愛。

濃厚すぎます(笑)

作品へのショックというより、むしろあの空間を楽しめました。
それはやはり柳瀬さんのファンが故でしょうか。

●柳瀬ジーザス
柳瀬さんダイエット頑張ったねぇ(涙)というぐらいに痩せていらっしゃいました。
久々に観る柳瀬さんはやはり魅力溢れる姿でした。
登場からついつい拝んでしまいたいぐらい(笑)
でも群集に囲まれる姿、苦悩して下顎をガクガク震わせている姿を観ると私もマリアの様に柳瀬さんの傍で助けてあげたい気分になってしまいます。

私が好きなのは群衆のみこしに乗っかってる姿です。
なんだかピョコンと座ってて妙に可愛らしいのですよ。
しかし捕らえられてまた神輿に乗った時はアンサンブルさんが柳瀬さんを乗せてステップを踏むんですが・・・大丈夫なのでしょうか・・・????(笑)

歌に関しては初日は音が外れてしまう事が多かったのですが、今週は中々バッチシ。
あの穏やかなオーラは柳瀬さんご自身の天性な物だと思うのです。
群集以上に客席の私も癒される私。
そう、柳瀬さんがジーザスだと自分も群集になってしまう様です。
石は投げられませんが(笑)

物凄いシリアスな作品なのに、柳瀬さんの「オ~イェ~♪」には毎回笑ってしまいそうになります。
どうしてそんなに深々とダンディに歌うんだろう(笑)

芝さんのジーザスも観てみたいですが、やはりジーザスは柳瀬さんで観続けたいなぁ。どんどん深みにハマってしまう感じです。

●芝ユダ
やばいです。
凄すぎです。
芝ユダを観て芝さんの凄さを改めて実感しました。

どうやって表現しようかと言葉にならないぐらい素敵すぎる。
身体から満ち溢れるパワーがとてつもなくて、柳瀬ジーザスとバリバリ言ってました。
あれですよ、ドラゴンボールで悟空とフリーザ様が闘ってるぐらいで、ナメック星の湖の波紋が出来てしまう様な(なんて表現だ)。

歌声は去ることながら、冒頭で踊るダンスがメチャクチャカッコイイです。
あれを観ると「ジャポネ始まるんだぁぁ~♪」とテンションが急上昇です。
因みに最後の晩餐の場面、麟子ちゃん曰く「痴話喧嘩」場面(笑)は愛が重すぎて
押しつぶされそうで泣きそうでした。

初日の歌声はめちゃくちゃ飛ばしていたのですが、今週見た時は思ったより抑え気味でした。
やはりジーザスにキャスティングされている影響もあるのでしょうか?
夢醒めのピコマコでも花代さんが両方にキャスティングされてますが、ジーザスとユダを両方キャスティングって・・・全く矢印の方向が違う役を切り替えるのは本当に難しいと思います。

いや~~~~~~汐留は魔法がかかってる様子ですが。
芝ユダで日本が魔法にかかる!!!と言っても過言ではありませんでした。

●村ピラト様
今回、柳瀬さん、芝さん、村さん、この3人を同劇で観るのが心が満たされるというか、村ピラト凄すぎです。
今まで観てきた村さんのキャストの中で村ピラトが私の中でピタッとハマったせいでしょうか。
村さんの人柄、歌声、演技が非常にピラトと合っていてまさにハマり役。

初日を見た時一番インパクトに残ったのが村ピラトの歌声でした。

本当に歌が上手いなぁと、今更ながら実感してしまう。
ムチ打ちは英語では無くて数字なんですねぇ~。


●高木マリア
高木さん、クリスティーヌ以外の役で観るのは初めて。
てっきり退団されたのかと思っていたので・・・。
あんな白塗りなメイクでも可愛くてビックリです!クリスの格好も高木さんが一番似合っていて大好きでした。

歌でも訛りは語尾がどうしても気になる部分はありますが、声は綺麗ですし歌は上手いなぁと感じました。
柳瀬ジーザスと芝ユダの泥沼愛憎劇が凄すぎてマリアの愛に目を向けられなかったのですが、表情はやっぱり好きだなぁ。

●青木カヤパ
演技&歌はお上手だなぁと思うのですが、どうしても低音が物足りない部分が・・・。
きっと青木さんの音域が合わないのだと思います。
1週間経って、凄く低音を意識してるなぁと感じました。

●明戸アンナス
やっぱりアンナスの歌い方はアレなんですね(笑)
明戸さんの体系は相変わらず可愛らしく癒されました。

●下村ヘロデ王
やっぱりインパクト大でしたね。
数分しか登場してないのに一番インパクトが強い格好。
緊迫した舞台の中で唯一ほぐれるシーンなので下村さんのヘロデに客席もどよめきます(笑)

●飯田ペテロ
初日は流石に固かった感じがしましたが、今週は中々良い感じでした。
声も綺麗な方でしたし今後も何かと活躍を期待します。
というか顔が小さい~~~!!

●神崎シモン
うぅぅ~~~~~ん???
ちょっと好みから外れてます。やっぱり訛りが気になるなぁ。
シモンの歌が好きなだけに、出来れば田中君のシモンが観てみたいです。
あのナンバーはノリノリな歌を聴きながら柳瀬ジーザスのお神輿を楽しく観るのがポイントなので(笑)



ジーザスを観終わると本当にグッタリします。
この作品の7日間の時の動きでどこにでもある人間社会を表現している様にも思えました。
人間社会は時を経ても、どこの場所でも、どの人種でも同じ事を繰り返してるんだなぁと。
何かが起こった時、自分がどのキャラクターの立場にも置かれて見ているんじゃないかとも思い、物事の見方を的確に表現している作品でした。
ジーザスであったり、群集であったり、ユダであったり、ピラトであったり。
舞台が現代ではないけれど逆にそれがいつの時代でも人間は変わらないんだなぁと恐さも感じます。

何より、やはり群集は恐い。
エネルギーというか、とてつもないパワーでした。
ジーザスを祀りたてているパワーより、嘲るパワー、死に追いやるパワーの方が熱狂し勝っている事が一番恐かったです。


さて、エルサレム版のチケットも取りましたし、23日もジーザス観劇ですのでキャストが気になりますねぇ~。
田中シモンと花代ちゃんのマリアの登場を願いつつ・・・。

あ~~~ジーザス面白いです。
やはり演出の面白さかなぁ。
代表の過去の偉大さを実感しました。