16日にウィキッドを観て来ました。
3回目の観劇でしたが涙がポロポロ零れたとても良い舞台。
どうにも上演時間が長いせいか、ラストで走馬灯の様にめぐりめぐって号泣とまでは行かないんですが、場面場面にそれぞれ思うところがあり気がついたら冒頭から涙が・・・。
やはり2回目以降は1幕のグリンダの登場から泣いてしまいます。
ストーリを知っているが故ですよね。
アイーダも同じ様に時間を遡るのですがあれは時空を遡り、冒頭と同じ現代に戻りその後の時間の流れに未来がある終わり方だったりするんですよね。
ウィキッドは時間の遡りがついさっきまであった事の様に感じるからこそ泣けて来るんですよね。冒頭から過去を思い出してしまう感じ。
ウィキッドもああいうラストは良いと思いますが、幸せというよりかはどこか満たされない感じがある。そこが切ないという良さがある。
今回はストーリーというより濱田さんのエルファバの人生をたどる様な舞台でした。
そこまでエルファバがそこに居る感覚で一緒に生きていましたよ。
どんどん歌声も出してくるし、逆に心配になってしまうぐらいなんですが、ほんとにカッコイイ!!
爽快に歌い上げてくれ、私も歌詞をだんだん覚えて来たせいか、1幕最初のエルファバのソロからスカッとした気分にさせてくれます。
そんなソロを歌い上げて間髪居れず次のナンバー「この気持ち何かしら?」(←こんなんでしたっけ?)に入る体力を持っているのが凄い!
濱田さんという役者魂を見せていただいたと感じた舞台でした。
沼尾さんのグリンダも台詞も滑らかになり、歌も演技も可愛い!
野心家セレブというよりちょっと我侭な可愛い妹分といった感じ。
本当は素直な、純粋な心を持っている。
その無邪気な素直さにエルファバは心溶かされる。
沼尾さんが言っていた日本のグリンダという感覚なのかな。
濱田さんがほおっておけないと言っていたのが凄く良くわかります(笑)
益々グリンダという役を佐渡さんや西さんがどう演じるのかが興味あります。
李フィエロは本当に踊りすぎってぐらい踊ってます。
このダンスを北澤さんが踊るのか・・・・と思うと激しく興味があるんですけど(笑)
小粥さんのネッサは徐々にですが柔らかさも出てきたような・・・気もする。
2幕のネッサ、凄く切なくて好きなんですが、歌が・・・・。
思ったより声質と合ってないのかなぁ。怒り喜び悲しみが全て同じトーンで聴こえてしまうので・・・。
森さんのマダムモリブル。
私にとってこの作品で一番恐いキャラクターです。
オズの魔法使いはサラリと何気に恐い事言ってるなぁ~と思うのですが、それは彼の暮らす国とオズの国との文明の違いなんですかね。
しかしマダムモリブルは本当に何を考えてるのか分からない。
同じ微笑で希望に満ちた言葉も、残酷な言葉も言う。
ラストはグリンダの可愛らしい台詞で芝居が進みますが、普通ならLKのスカーみたいに「や~め~て~く~れ~」なラストがあっても良いような。
しかしコミカルっぷしはさすがなマダム森ブルです(笑)
早くCD出ないかな~日本語歌詞を覚えてもっとじっくり浸りたいですなぁ。
タイトルにも書きましたが「物事を違う角度から見る」というフィエロの台詞ですが、この言葉この歳になって凄く考えさせられます。
1つの事に1つの感情を抱いても、ふと考えた時にこの見方をするととても冷静な気分になれます。
この作品の背景にもある、善と思っていた物は本当に善なのか?悪と思っていた物は本当に悪なのか?
見方によって全く違うんだと思うと、色々な見方を考える様になりますよね。
人間、言葉や一方の見かけに騙され踊らされてはいけないなぁと思います。
流れているテーマが凄く好きな作品です。
次回は8月4日に行く予定です。
3回目の観劇でしたが涙がポロポロ零れたとても良い舞台。
どうにも上演時間が長いせいか、ラストで走馬灯の様にめぐりめぐって号泣とまでは行かないんですが、場面場面にそれぞれ思うところがあり気がついたら冒頭から涙が・・・。
やはり2回目以降は1幕のグリンダの登場から泣いてしまいます。
ストーリを知っているが故ですよね。
アイーダも同じ様に時間を遡るのですがあれは時空を遡り、冒頭と同じ現代に戻りその後の時間の流れに未来がある終わり方だったりするんですよね。
ウィキッドは時間の遡りがついさっきまであった事の様に感じるからこそ泣けて来るんですよね。冒頭から過去を思い出してしまう感じ。
ウィキッドもああいうラストは良いと思いますが、幸せというよりかはどこか満たされない感じがある。そこが切ないという良さがある。
今回はストーリーというより濱田さんのエルファバの人生をたどる様な舞台でした。
そこまでエルファバがそこに居る感覚で一緒に生きていましたよ。
どんどん歌声も出してくるし、逆に心配になってしまうぐらいなんですが、ほんとにカッコイイ!!
爽快に歌い上げてくれ、私も歌詞をだんだん覚えて来たせいか、1幕最初のエルファバのソロからスカッとした気分にさせてくれます。
そんなソロを歌い上げて間髪居れず次のナンバー「この気持ち何かしら?」(←こんなんでしたっけ?)に入る体力を持っているのが凄い!
濱田さんという役者魂を見せていただいたと感じた舞台でした。
沼尾さんのグリンダも台詞も滑らかになり、歌も演技も可愛い!
野心家セレブというよりちょっと我侭な可愛い妹分といった感じ。
本当は素直な、純粋な心を持っている。
その無邪気な素直さにエルファバは心溶かされる。
沼尾さんが言っていた日本のグリンダという感覚なのかな。
濱田さんがほおっておけないと言っていたのが凄く良くわかります(笑)
益々グリンダという役を佐渡さんや西さんがどう演じるのかが興味あります。
李フィエロは本当に踊りすぎってぐらい踊ってます。
このダンスを北澤さんが踊るのか・・・・と思うと激しく興味があるんですけど(笑)
小粥さんのネッサは徐々にですが柔らかさも出てきたような・・・気もする。
2幕のネッサ、凄く切なくて好きなんですが、歌が・・・・。
思ったより声質と合ってないのかなぁ。怒り喜び悲しみが全て同じトーンで聴こえてしまうので・・・。
森さんのマダムモリブル。
私にとってこの作品で一番恐いキャラクターです。
オズの魔法使いはサラリと何気に恐い事言ってるなぁ~と思うのですが、それは彼の暮らす国とオズの国との文明の違いなんですかね。
しかしマダムモリブルは本当に何を考えてるのか分からない。
同じ微笑で希望に満ちた言葉も、残酷な言葉も言う。
ラストはグリンダの可愛らしい台詞で芝居が進みますが、普通ならLKのスカーみたいに「や~め~て~く~れ~」なラストがあっても良いような。
しかしコミカルっぷしはさすがなマダム森ブルです(笑)
早くCD出ないかな~日本語歌詞を覚えてもっとじっくり浸りたいですなぁ。
タイトルにも書きましたが「物事を違う角度から見る」というフィエロの台詞ですが、この言葉この歳になって凄く考えさせられます。
1つの事に1つの感情を抱いても、ふと考えた時にこの見方をするととても冷静な気分になれます。
この作品の背景にもある、善と思っていた物は本当に善なのか?悪と思っていた物は本当に悪なのか?
見方によって全く違うんだと思うと、色々な見方を考える様になりますよね。
人間、言葉や一方の見かけに騙され踊らされてはいけないなぁと思います。
流れているテーマが凄く好きな作品です。
次回は8月4日に行く予定です。