goo blog サービス終了のお知らせ 

キッチンにて

たった一人の妹が遺していったオカメインコとエッセンシャルオイルと一緒に生活中です。

舞台上での注意事項

2011-12-16 14:14:39 | マネージメントのこと

昨日は本番の大ホールで練習がありました。

とても珍しいことで、贅沢な練習です。

大ホールにはお客さんもオケもなく、我々コーラスだけだなんて。

しかも、次の日に別の合唱団が本番に使用するために、すでに反響板まで組まれていたのです。

なんてすごい!

が、、、、

とても残念なことがありました。

舞台の上では飲食は禁止、そんなの当たり前なのです。

入口のところにもそう書いてありました。

だが、わかっていない人が多すぎる。いつものリハーサル室での練習のように、喉をうるおしながら練習している人の多いこと。

舞台を汚すようなものは開けてはならない、舞台をぬらしてしまうこともあってはならない。

そういうことが根本的に分かっていないから、ペットボトルや水筒の蓋を平気で開ける。

 

私の団体だったら、大声で一括しますがね、私がマネージャーなら。、

だって、舞台監督に怒られるのは私だから。注意するのは仕事です。舞台を汚すような事件が起きる前にね。

実際、昨日も炭酸水を噴き出していた人がいた。

 

舞台でなんてことするんだか、。

注意を喚起しない指導陣とマネージャーに「NO」でした。


宴の後

2011-09-09 11:59:57 | マネージメントのこと
仕事が無事にすみ、幹部と打ち上げ会場に移動します。
今までは、打ち上げ会場では、知る人もなく、ゲストチームには近づかないルールで、打ち上げは幹部の子らにひっついてました。前回からは舞台スタッフとも話をしました。
今回は、だいぶ九州支部の顔と名前も一致してきたせいか、居心地は悪くないのです。

それどころか、飲み物おかわりに席を立つと、生徒さんの方から声がかかり、だいぶ色々な方と話ができました。

本当に楽しかった。

よそ者でしかなかった私は、相方にぶらさがることなく皆さんに受け入れてもらえたと思えました。

私は私で、仕事を認めてもらえたような気がしました。
本当に嬉しかった。

九州支部は、私のようなマネージャーが常駐していないので、制作は幹部メンバーを中心にみな自分たちで運営しています。係を決めて出演者自身も発表会運営に携わるのです。
そうした環境で、「自分たちの発表会」と強く思うのだと思います。

本番は演目に集中しなければならないので、やはり私みたいにロビースタッフ、バックステージのマネージメント専用者は必要でしょう。

今回、生徒さんに
「○○さん(私のこと)が来ると安心します。リハーサル後の注意事項とか聞いてると、本当にすごいなって、思います。」

と言われました。
生徒さん達の方が私より相方との関わりは長いのです。
私は相方の仕事分野以外の人間で、かつ新参者でした。
でも、お手伝いを申し出て四回、六年くらいになるでしょうか。
私はマネージャーとして、九州では必要な存在になれたのです。
相方の影響力関係なしに。
心底嬉しかった。
ほかの方にも沢山感謝の言葉をいただきました。
ありがたかった。

こんなに気持ちいいのは久しぶりです。
自分の力を信じられた今回の台風発表会、人生で素晴らしい出来事でした。
人生の流れの中、グッドマーカー入りました。

本当にいい旅で、いい仕事で、九州支部メンバーに感謝しています。
ありがとうございました。
そしてさらなる発展のため、今後ともよろしくお願いいたします。

宴は終わった

2011-09-09 09:25:26 | マネージメントのこと
先日の記事に続く内容を記します。
今回の発表会は、リハーサル時点では色々ありましたが、本番は無事にかつとてもスムーズに進み、私としても、改めて自分の実力を存分に発揮できた仕事となりました。

施設担当者は前回と同じ方で、お互い覚えていました。とても好意的で、私をプロのように扱ってくれます。
舞台スタッフも、四回とも同じ、少し若めの舞台監督の子とも、前回の打ち上げで色々話しをしました。もう、顔馴染みレベルです。リハーサル時点での挨拶が、「お久しぶりです、今回もよろしくお願いします。」
でした。

という諸事情は私にはとてもやりやすい環境です。
私の言うことを信用してくれるからです。
打てば響きました。
やりやすい。
私はリハーサルからはバックスタッフとして仕事をするために、表とはつるむことは避けます。
つまりは相方やゲストのチームには触れないようにします。
その線引きは企画の品格だと私は思うので。
用事がある時に呼ばれれば十分です。

私と相方は普段は一緒に過ごしますが、はるばるここ九州では、全く一緒にはいません。彼はゲストのミュージシャン達と一緒、私はそこには入らない。つまり、話すことも稀です。食事は必ず別行動。

それにも慣れました。

そう行動することが自分の自信にも繋がります。

そんな環境の中、存分に動けることができました。自分でかなりの高得点です。
少し余裕すらある感で、楽屋を担当者に確認してもらって楽屋口から外に出たとたん、

自分の胸に響いてきたのが、
「宴は終わった」

でした。

なぜだか自分でも不思議なくらい、いい仕事ができた、と思えました。

とても有り難いです。

台風発表会

2011-09-08 14:59:12 | マネージメントのこと

相方の九州支部スタジオの生徒発表会、先日無事終了しました。
台風くぐり抜けてなんとかかんとか。
発表会当日のお天気は問題なかったので幸いでした。
んが、ゲスト入りにだいぶ神経使いました。リハーサルにいないと困りますから。
結局、前日入りの二人には直前に変更して2日前に入ってもらいました。
パーカッションの人は私と一緒に入る予定でしたが、どうにも台風の予想進路がどうにも西へ西へと傾いてくる、ので、急遽、今から変更した飛行機乗ってください、みたいになってしまいました。

次の早朝、ANAのWebサイト確認したら、欠航になってない!仕方なく始発に乗り、リムジンバスで空港へ。着いたら案内表示は欠航になってました。。。

あ、やっぱり、、、。
でも少しホッとしました。
だってパーカッションにはかなり無理して変更して移動してもらったから。

結局、新幹線で九州に着けば、私の仕事は十分に間に合い、かつ、時間を持て余さなかったので、やっぱり私はツイてるな、と密かに思うのでした。
相方とは別件で一悶着ありましたが、どうやら私の深読みみたいで、彼は今回は無罪なようです。

しかし、私が誤解しても仕様がない状況でしたからね、彼にも反省してもらいます。

相方の疑惑が晴れないまま、発表会は容赦なく迫ってきます。
仕事に集中するために、当日、朝はやめに起きて、ホテルを出て近くを散歩しました。
日曜日の早朝、人の気配の少ない道を、朝の新鮮な空気吸って歩いていたら気分が落ち着いてきました。朝顔が咲いてます。ふっと、気持ちが和むのがわかります。

最初は右も左もわからない土地で、移動は必ず誰かの車、駅、スタジオ、劇場、ホテルの往復のみ。今年でなんとお手伝いも四回目、少しは土地勘ついてきたみたいです。だから散歩なんて思いついたのかもしれません。

私は9時にホールへ入り、自分の仕事にとりかかります。
プログラム、タイムスケジュール、段取り、すべて頭に叩き込んで、何度も頭の中で自分のすべきことをシュミレーションします。

受付スタッフ集合までにすませられる雑用はすませておきます。スタッフ集合したらどう仕事を説明すればよいか、要点まとめてこれも大体の道筋を立てておきます。

スタッフ集合は12時半、早い人は12時15分くらいからロビーに来ていました。

このホールが初めてという人も多く、シャッターの下りた入口で右往左往している人はまず間違いなくうちのスタッフの子でしょう。

全員が揃い、名前を確認して、仕事を説明、割り振りする前に、劇場の動線を説明するために、ホール見学ツアーをしました。

今回のホールが建物の中にあるので、受付ロビーと会場の入り口、楽屋とがフロアが別になっています。バックヤードから楽屋にいく通路、ロビーから楽屋へ通じる廊下、舞台袖を通って楽屋へ、。

暗い舞台袖では誰かの感嘆の声が聞こえてきます。

楽屋の部屋割、そして廊下のプレゼントを移動する場所を説明します。

再びロビーへ戻って、案内係、プレゼント受付、当日チケット受付、もぎり、プログラム配布、担当を決めます。

時間が進めば、解放される係りは他の仕事を割り振りします。手の空いた人から山のようなプレゼントを楽屋へと運搬してもらいます。

休憩時のロビー案内係り(実は、飲食物を会場内に持ち込まないように見張る係)

2部終演近くになれば、スタンド花をばらしてお客様に持って帰ってもらえるようにセッティング。

以上はロビースタッフの仕事。分担を決めて次の集合時間を4時にして、しばしリハーサル見学。

私はその他の仕事もあります。

ゲストの水の確認、リハーサル終了後に出演者に注意事項を伝えます。えらそうにガナリで。しかし、端的に確実に口調を固めにアナウンス。こういうのは、いい先輩の仕事ぶりにふれていたからこそ、自分でも回数つんでできるようになりました。影アナ、遅れ客の入場制限、会場内での見張り(写真を撮っていないか)。その他もろもろ。

そしてスタッフ集合、仕事分担の確認再度。

4時すぎには案内係に2フロア降りてもらって整理をしてもらいます。

ロビー当日受付も開けます。その頃からお客さんがたまり始めました。私も大きな声で案内します。

開場の5時、お客様に何回かお待ちいただいている状態へのご挨拶をしていて、開場のご案内も大きな声でします。

20人づつ区切って、エスカレーターで2フロア上がっていただいての入場です。このホールはこれが難所、長い時間待ってくださるお客さんは早く入っていい席をと気持ちがあせるので、それをぐっとこらえてもらうために何回が声掛けをします。

上がってくるお客さまには「お待たせいたしました、ご来場ありがとうございます」

とご挨拶を繰り返しました。

15分すぎたころに、順調に流れ出したら現場は任せて私はバックへ、影アナをします。途中で一度、1ベルの後にもう一度、

5分前には出演者が板つき始めます。相方も衣装でやってきました。よく見ると、右足のズボンのすそが靴にひっかかっています。自分ではわかっていないようでした。仕方ないので側まで行って直しました。皆の目の前で女房役みたいでホントはヤなんですが。

本ベル鳴って、緞帳が上がります。華やかな衣装の生徒さんたちの舞台姿に緞帳途中から拍手が起こりました。

つかみはOK。

次は私は遅れ客対応をします。

プログラム1番は4分ほど明るい照明のまま、問題はありません。次のプログラムは終始暗めの照明なので、遅れ客は入場制限します。暗転して3番が始まってやっと溜まっていたお客様に入っていただきます。

それから後のお客様には1階はもう一杯なので、2階から入場してもらいました。

休憩のアナウンス、二部開始のアナウンス、二部も開始、再び緞帳が上がるのを見守ってから、ロビーへ。

今回の受付スタッフはとても優秀であっという間にプレゼントの搬送もすましていたので、スタンド花のばらしまで本番を見てもらいました。

受付とロビーを手伝いに来て下さる老夫婦の4人はロビーに常駐しました。

スタンド花を全員でばらしにかかり、準備が整ったところで、まだプログラム2ツ半ほど残っています。

その状況が整った時にふと、私はスタッフ全員に

「じゃあ、皆さん、お先に気に行った花を思う存分持って帰ってください、新聞紙にくるんでください」

「え!本当ですか?」

「本当です、役得です、遠慮せずにお好きなもんをどうぞ」

と言いました。スタンド花5器分の花です、分量は十分あります。

みなさん、いそいそといい花を選んでくるんでました。よかったよ。

それから私はまた舞台裏へまわります。

フィナーレを袖から見守ります。カーテンコールが続きます、そして拍手のなか、緞帳が下りて、客電が明るくついたときに。舞台監督が私にキューを出します。

「これをもちまして、(うちの名称)発表会公演を終演いたします。長いお時間、最後までご鑑賞いただき、ありがとうございました。どうぞお忘れ物なぞございませんよう、お手回り品を今一度お確かめくださいませ。どうぞお気をつけてお帰り下さい。本日はご来場、まことにありがとうございました。」

それから嵐のごとく撤収。。。ゲスト陣にギャラを渡し、楽屋の片づけなど、お仕事満載です。

一番最後に楽屋の現状と忘れ物を点検して、施設担当者に連絡して、打上げ会場へ。

楽屋口から外へ出た時に、全て完了です。

宴は終わりました。

今回はいい仕事ができました。

 

 

 

 

 


台風がやってくる

2011-09-02 08:03:10 | マネージメントのこと
って、なんか直撃しそうな予報なんですけど。

今週の日曜日、本番なんですけど。

明日の朝一の飛行機に乗って九州なんですがぁぁぁ!
4日の発表会には回復しているかもしれませんが、ゲストの移動が間に合うのか?
って、今のところ、ラスト入りするパーカッションと私が危ないかぁ?

でも、私、移動で困ったことがない人なんです。
台風の進路予想とは裏腹に、なんの根拠もなく、予定どおり行けそうな気がする~。

さて、今日はギターとカンテが先に入ってます。
みんな頑張ってリハーサルしてもらってね!

多分、大丈夫。