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キッチンにて

たった一人の妹が遺していったオカメインコとエッセンシャルオイルと一緒に生活中です。

「秋のソナタ」映画の感想

2013-03-09 18:34:30 | 音楽のこと

「秋のソナタ」
イングリット・バークマンの遺作という案内を見かけて、興味わいたので、思い切って一人で見て来ました。
上演時間があうのが今日しかなかったもので。
一人で見た方がよかったです。

78年のスェーデン映画。
映画を見たというより、お芝居を観たという感じがしました。
この予告編からではまったく想像のつかない「え!そういう設定なの?」という展開があったりするから、お芝居みたいです。
イングリット・バークマンの往年の輝いた時代は知らないのだけれど、いい演技でした。
そして娘役のリブ・ウルマンの凄みも怖かった・・・
ちなみに、この映画監督の奥様らしい。

オープニングのヘンデルのリコーダーソナタF-durがとても軽やかで澄みきっていて耳の奥へと心地いい音楽、でもその後、展開される母娘のゆがんだ愛憎のもつれとのこの対比感がまた上手い!

映画の中に出てくる音楽はショパンの前奏曲とバッハの無伴奏チェロのみ、この2曲の使い方がかっこいい。

オープニングは爽やかに軽やかにヘンデルで始まるのに、エンディングロールは無音、、、さすがヨーロッパ映画です。


動物が育つのと、人間が育つのと、何がこんなに違うのか、それは「言葉」があるということだと、切実に迫る。

「パパのことを恨んでいるのに”愛しいあなた”という、私のこと嫌いなのに、”可愛いエヴァ‘という」

親子あるいは家族間の強制的な愛情が「言葉」を介してゆがめられていく。
その言葉の対をなすもの、表現するものとして、この2曲が使われているのが絶妙。

たまには、こんな映画もいいかも。


バッハヨハネ受難曲

2012-03-21 08:07:47 | 音楽のこと
出演者からFBで、エヴァンゲリストがよいと案内があったので、遠出を兼ねて行ってきました。
エヴァンゲリストはとてもよかったです。
レシタティーボって、あんなにしゃべるように歌えるなんて。
軽やかでかつ確実に伝えてくる。
台本というかドラマが進むのがエヴァンゲの役なので、彼が上手ければほぼ成功です。
合唱、長いし、難しいし、お疲れ様です。最後の方はパワー不足は仕方ないのかも。

演奏時間は二時間以上、演奏者も観客もお疲れ様でした。

3日間の本番を終えて。

2012-01-27 19:33:57 | 音楽のこと
もう既に本番終わりで5日経とうとしています。

3日間も連続で本番こなすなんて、滅多とありません。
本番こなしながら、崖っぷちコーラス、大化けしました。
最終日は予想を上回る出来栄えらしく、指導者たちは泣いてました。
合唱メインの大曲で、全員が本気出すとすごいものが出てくるんだと、改めて実感。

個人的にもなんだかんだあったけど、奇跡的って言われるような本番に出演できてよかったです。

ブラームス万歳!
妥協なしの指導者万歳!
合唱のメンバー130名余、みんな万歳!

GP終了、

2012-01-19 23:30:00 | 音楽のこと
さっきゲネプロ終わって今、家路にむかいつつ。
はぁぁ、疲れるぅ。
確かに大曲だけれども、やはり狭い雛壇に立ちっぱなしが脚に堪えます。

ダメ出し、一割誉めて七割注意、ってみんなどれだけダメなんだぁ?

私、本日微熱により出力50パーセント、で一曲しかまともに歌わず、明日からの3日間の本番に備えて控えました。

明日から、ちゃんとします。
します、します。
自分のためにも、本番はきちんとやります。

合唱練習はラスト

2012-01-13 13:11:00 | 音楽のこと
昨日、合唱だけの練習はラストでした。
合唱指揮の指導による練習のことです。

去年の4月から約9ヵ月、30回近い回数になるでしょうか、一回二時間半として約75時間、このメンバーで指導を受けました。

私が今回合唱団を大嫌いなオーディションを受けてまで参加したのは、上質のスタッフに支えられた劇場で練習したかったからです。
自分達はスタッフに守られながら安心して練習のできる環境に身をゆだねてみたかったのです。

で、一番最初に恐る恐る初心者気分で参加してみれば、運営としてはツッコミどころが満載でした。後から判りましたが、劇場側の担当者がいなかったからです。

が、年末のカウントダウンやこの度の定期演奏会が近づくと、事業部が絡んでくるので、きちんとした運営見せてくれるので、ヤキモキせずにすんでます。

今回、ブラームスのための合唱団でしたが、幸運なことに、マーラー交響曲、年末の第九と、本番を経験することができました。
昨日、その指導陣らの最後の練習となりました。

いつ、そんなことを思いついたのか、よく覚えてませんが、ふと思いつきました。
指導者は4人、長い時間携わってなんとか私たちを成長させよう、よりいい音楽を演奏しようと、手を抜くことなく指導をしてくれました。

次からは監督の指揮でオケ合わせが始まります。
あと指導陣とは発声やダメ出しのみになります。
彼らにしたら育ててきた私たちをマエストロに引き渡す気分ではなかろうか、と、自分なりに感じました。
ふと、4人に長い時間指導を受けたことに感謝を感じて、小さいお礼を思いつきました。
職場にあった真っ白の付箋紙に4人それぞれにメッセージを書きました。
小さな、負担に感じない大きさのお菓子を選びました。迷いましたが、マカロン小さいけどとても綺麗な箱のパッケージ。

ここでまた背中を押してくれるものがありました。そのお店には風景写真をモノクロでアレンジしたメッセージカードがフリーで置いてあるのです。手にとってみると、なんとさっき書いた付箋紙が丁度収まるサイズなのです。
そのカードが置いてあるところには、「言葉が一緒だともっと嬉しい」の添え書きがありました。
それを4人のイメージに合わせたリボンを巻いてもらって練習へ向かいました。
練習は、、、、何度も同じ注意を受けます。正直厳しい、ソプラノ、テナーは特にです。アルトはたまにしか注意は出ませんが、出るからこそ、そこが下手ッピなんでしょう。肝にしみ入ります。

最後に通しました。
自分ももちろん出遅れたりとかはありましたが、それでも改善できるところは少しでもやってみ、音楽もテキストを思いながらやってみたのですが。
昨日の通しは自分でもびっくりしたのは、やはり自分の温度と違う音楽が周りからたくさん聞こえてくるということ、同じ音楽は斜め後方の学生の子です。
周りに引きずられないように、なんとか自分の音楽、踏ん張ったつもりです。

でも、指導者からは散々な言葉が返ってきました。

全然音楽が伝わってこないと、しょーもない、と言い切らました。何もつかわってこないって。悲しすぎませんか?。

まだ、歌声大会の人がいてるんだな。

自分なりにはやってみたものの、結果は伴わず残念に終わってしまいました。
指導者はまだこれから伸びていくとは思います、と言うけれども、練習時にできてないものが、急に成長するとは思えない。そんな一筋縄でいく曲とは思えませんが。

気分的にかなりへこんで、お礼を言う感じではなかったのですが。
練習終わって皆がわらわらと椅子をしまい出したら、指導者もそれぞれ自分の荷物を片付ける感じで周りが空いてます。一人、声をかけてお渡したら、意外なほど驚かれてしまいました。4人が4人とも、驚きと嬉しさの混じった表情を見せてくれました。きっと初めての体験なのかもしれません。

私なりの感謝です。
4人の指導があったからこそ、私は楽しみを持って毎度の練習に通えたのです。

意義のある今回の参加、本番は来週。
それでも、やはり、彼らの為にも一生懸命演じてみせたいと思います。