今日もお日柄良く。

これが私の生きる道ぃ~♪

6日目 (4/22 sat)

2006年04月23日 | LEO川崎病闘病記
PM2:30
病室に入るとLeoは移動用のベッドにいた。検査から帰ってきたんだと思い「おかえり~」とのぞき込む。すると満面の笑み。しかし、看護士さんから「今から検査なんです~」と言われ、「いってらっしゃ~い」と来た早々さよならになる。
Leo、心臓超音波検査に出発。熱は36台を維持。まずの安心。

PM3:00
おむつを持ってき忘れたことに気づき、歩いて近くのマツキヨへ行く。

PM3:30
S先生が来る。
今日行った血液検査は、前回よりさらに良い結果が出ているとのこと。ただ、肝機能の低下が見られる。これはアスピリンの副作用。さらに悪化するようならアスピリンを変える、と言われる。
心臓の超音波検査は今行っているので、早ければ今日結果をお知らせできるが、ということだった。

PM4:00
おっぱいはカンカン。病室で搾乳する。Leo出発から1時間半。まだ帰ってこない。
「もうすぐ帰ってくると思うんですけど」と看護士さん。

PM4:15
ふたたびS先生が来る。
超音波検査が終わって、結果は前回と変わらず問題なしとのこと。
血液検査の結果も良好だし、経過はものすごく順調、と言われる。
心底ホッとした。
心臓の検査はもうしばらく行って経過を観察する必要があるが、経過が順調なら2週間程度で退院できるだろう、とのこと。初めて退院の目処が知らされた。退院の目処がたつほど回復してきてるんだと実感。嬉しい。本当に嬉しい。

PM4:30
ようやくLeoが帰ってくる。なかなか寝なくて、検査ができなかったらしい。
おしゃぶりをくわえ機嫌良く帰ってきたが、目尻から耳にかけて涙の跡。泣いたんだね。大変だったね。頑張ったね。

今日はよく笑う。いないいないばぁを続けると、声を出して笑う。あぁ、こういうのが幸せってことなんだよね。


PM5:30
ちょっと早めのおっぱい。まず最初に薬。今日は本当に上手くいった。
さきほど搾乳した母乳をほ乳瓶に移し替え飲ませたが、今一飲みが良くない。
仕方ないので、おっぱいに切り替える。すると、元気な時は毎日見せた、眠い時のぐずり飲み。暴れながら飲んで、そして寝ていった。
今日は土曜日。Joeも保育園お休みだし、少しでも多く一緒に居てやりたいと思い、
早いけど病院を後にする。今日はこれまでになく足取り軽やかな帰宅だった。





コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5日目 (4/21 fry)

2006年04月22日 | LEO川崎病闘病記
PM2:30
今日もミルクは飲んだ後とのこと。
そうじゃないかと思って搾乳してきて良かった。
にしても、14:00のミルクは泣いてなければ私が来るのを待ってくれるはずなんだけど、いつも飲んじゃってるのは泣いてるからなのかな。聞いてみなくちゃ。

熱は36度台を維持。毎日この言葉を聞くと本当にホッとする。
Leoは起きていて、昨日と同じくニッコリ出迎えてくれた。

PM3:00
早くにS先生が来る。
今日は特に検査の予定はないが、明日血液検査と心臓超音波検査を行って、
特に問題がなければ、抗生剤の点滴を辞めようと思う、と言われた。
嬉しい前進だ。
ちなみに今Leoは24時間点滴体制。私も帝王切開の際がそうだったので、辛さはよく分かる。小さいながらも、きっと手がだるいことだろう。
早く外してやりたい。

PM5:00
今日はずっと起きている。でも眠そう。おっぱいまであと少しだけど、寝させてあげようと抱っこしてゆーらゆーら。ようやく寝る。ベッドに寝かせ直すとすぐに看護士さんが来る。両足の小指に出来た傷を消毒してくれたのだが、その途中に起きる。大泣き。
再び抱っこするも、もうダメだ、寝ない。

PM6:15
薬とおっぱい。さらに薬飲むの(飲ませるの)が上手くなった。
おっぱいの途中でパパが帰宅。
おっぱい飲みながら寝ていくと思ったが、周りが泣き声の大合唱で、なかなか寝付けないみたい。
ビニールをガサガサして眠気を誘うが、タイムアウト。半寝の状態のまま帰宅。20:00。2日続けて起きてる途中の帰宅。ごめんね、Leo。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4日目 (4/20 thu)

2006年04月21日 | LEO川崎病闘病記
AM10:00
電話をして美容院へ行く。
Yさんと話をして、元気と勇気をもらう。
Nくんも軽いぜんそくを患っているということを初めて知る。パパさんのお友達に血友病のお子さんを持つ方がいるという。それでも、なんでうちの子が、と軽いぜんそくごときでも思ったとパパさん。いやいや、いくら軽くったって、ぜんそくも大変な病気。みなさん表には見せないけど、いろいろ抱えてるんだ、と自分の甘えを戒める。

PM2:30
病院到着。
今日も熱は36度台を維持しているといういい報告。ミルクも良く飲むし、笑顔もよく見られ、活動的になってきましたよ、とのこと。見た目は本当に元に戻った風に見えるくらい、元気に足をばたつかせている。

もうミルクを飲んだということでおっぱい不要。張ったおっぱいを少し搾乳する。
しばらくすると、F先生が来る。

「熱が下がっているというのは本当にいいこと。血液検査の結果も良くなってきているし、ガンマグロブリンの効果があったと思われます。」と言われた。
「昨日行った心臓の超音波検査ですが、今のところ特に問題となる所見はなかったので、今日のところはひとまず安心ですが、今後も2~3日に1回程度検査は続けて観察していきますので。」

胸のつかえが一つおりた。最も気になっていた冠動脈の状況。今日の段階では瘤はもちろん拡張も見られなかったというのは本当に幸いな結果だ。
ただ、この病変は今後起こることも多分にあることなので、まだまだ予断は許さない。
「先生、引き続きよろしくお願いします」

「それからお母さん、話は変わるんだけど、小児慢性特定疾患って言うの聞いたことある?医療費の助成があるんだけど、川崎病だと申請ができるので、保健所に行ってもらってきてください。確かこの自治体は申請日からだったと思うので、早いほうがいいと思います」
あれ、確かネットで調べた時に書いてあったのは、後遺症が残った場合だったような。ま、いいか、行ってみよう。

PM4:00
Leoが寝たので、保健所へ行く。

案の定、後遺症が残った患者さんが対象だった。一応書類をもらって帰る。
後遺症なんて残らない方がいいに決まってる。
一応先生にもう一度聞いてみることにするが、申請できなくって結構。

Leoはまだ寝ていた。同じ部屋のママと初めてお話をする。
その子は肺炎で2度目の入院とのこと。

PM6:00
話をしていたら、Leo覚醒。お腹がすいているらしく、大泣きだ。
まず最初に薬。言うまでもなく不機嫌で、さらに大泣き。
急いでおっぱいを飲ませる。ま、今までで一番上手くいったかな。

おっぱいを飲み終え、うつらうつらし始めた頃パパ帰宅。
パパにも笑顔を見せ、しばらくコミュニケーション。
だんだん眠気が強くなり、ゆびをしゃぶりながら体をねじらせる。
お!これってもうすぐゴロンと寝返りの格好じゃん!!!
するか、するか、とパパと見ていたが、その格好のまま寝付く。

看護士さんに、寝返りしたら教えてくださいと伝え、帰る。19:00。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3日目 (4/19 wed)

2006年04月21日 | LEO川崎病闘病記
AM10:00
Joeを保育園に送りだした後、14:30の病院行きまで時間が空く。
家のことをしようと思いながら、まだ何も手につかない。

思い立って美容院へ行く。私がこちらに住むようになってからずっとお世話になっている美容師YさんもJoeと同級生の子供Nくんを持つママ。今年ご夫婦でお店をオープンさせたのだが、そこがとても居心地の良いお店。Nくんも2度入院経験があると聞いていたので、お話をしたくて行く。
が、肝心のYさん、お子さんを病院に連れて行っているということで、不在。
また電話してから来ます、と言って帰る。Nくん大丈夫なのかな。

AM11:00
気が付くとネット検索。
と、あるHPでのママさんの言葉に、はっとさせられる。
「がんばっているのは、お子さん。そばにいて、変わってあげられなくて辛いけど、笑顔を見せてあげてください。」
そうだ、かわいそうなのは私じゃない。辛いのも私じゃない。Leoなんだ。今彼は頑張って病気をやっつけようとしている。私がめそめそしてる場合じゃない。
やっと気持ちのやり場が見つかった感じがした。

PM1:30
重い腰を上げ、夜ご飯にとカレー作る。

PM2:30
病院到着。Leoは起きていた。顔をのぞき込むと、すぐに満面の笑みを返してくれた。飛び上がるほど嬉しかった。今回発熱して以来、こんな笑みが出たのは初めてじゃないだろうか。元気になってきていることを実感する。

看護士さんが来て、ガンマグロブリン投与は問題なく終了し、熱は36度台に下がりそれを維持していることを聞く。良かった。
血液検査と心臓超音波検査を行ったことも聞き、それについては医師から説明があると言われた。

すぐにシーツ交換があるので抱っこしててください、と言われ、しばらく抱っこ。
Leoはニコニコ。抱っこする手も熱くない。
シーツ交換後、体を拭くも泣きわめいている。
聞けばミルク途中でシーツ交換になってしまったということで、すぐにおっぱい飲ませる。

PM4:00
担当医師のS先生が来て、容態の説明を受ける。
ガンマグロブリン投与は問題なく終了し、その後の血液検査の結果も快方傾向が見られるので(ちなみに炎症数値は3.2に下降)、このまま2~3日様子見するとのこと。
午前中に心臓の超音波検査を行ったことも聞く。結果は明日になるとのことで、
まだ気がかり事項を残して1日越すことになった。

PM7:00
おっぱい飲ませる。おっぱい前に薬を飲ませたが、今日も不機嫌極まりなかった。
が、彼にとっては大事な薬。頑張ってもらうしかない。

PM8:00
今日はこの時間までに寝付かず、起きたままバイバイとなってしまった。
やっぱり起きている時に帰るのは辛い。
パパに背中を押され、後ろ髪引かれる思いで帰る。今夜も何事もなく過ごせますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2日目 (4/18 tue)

2006年04月21日 | LEO川崎病闘病記
PM2:50

病院へ到着。
Leoはぐっすり寝ている。ミルクを飲んだ後とのこと。
健やかな寝顔に期待がふくらむ。抗生物質が効いたのではないだろうか。
すると、看護士さんから、熱が再び上昇傾向にあるので血液製剤の点滴を検討している、先生から詳細なお話があると思います、と言われた。
「川崎病ということだ」頭が真っ白になった。
パパに伝える。「血液製剤を使った治療が始まると言うことは、川崎病ってことだよ」きっとパパも面食らったに違いない。

主治医のF先生が来て、病気のこととこれからの治療について説明をするので、とカンファレンスルームに連れて行かれる。

・熱が再び上昇してきている(トータル5日目に入った)
・血液の炎症反応数値が通常0.3以下であるところ、5.2ある
・唇が赤い
・BCGの跡が腫れている
以上の所見から、川崎病が最も疑わしく、それに準じた治療に移行した方が良いということだった。
それから、川崎病とはどんな病気か、川崎病が辿る経過についてや治療方法(確立されている)、Leoの状態と照らし合わせながら丁寧に説明してくださった。

その治療方法が血液製剤ガンマグロブリンを用いるものだった。確立された治療法であるので選択の余地はなかったが、使わずに済むならそれに越したことはない。
先生に再度質問した。

・Leoに確定診断を下すことはできないが、4ヶ月という低月齢の発症はまれな類であり、症状が全部出そろうことはないと思われること(なので、ほぼ川崎病と判断して間違いないということ)
・血液製剤を使用して起こり得る副作用(最も心配なのは肝炎やHIVの感染)の発症率と、川崎病にもかかわらずその適切な治療を行わなかった場合の後遺症発症率を比較すると、後者の方が圧倒的に多いということ(特にLeoの場合は4ヶ月での発症のため後遺症発症リスクは平均より高い)
・ガンマグロブリン投与はいつでも行えるものではなく、タイミングを逸すると使用できず、今がそのベストなタイミングだと医師側は判断しているということ

それ以上考える余地はなかった。パパと二人納得の上承諾した。

PM4:30
ガンマグロブリンの投与開始。(量は忘れてしまった)
今から19時間かけての投与だ。
拒絶反応は投与開始1時間が最も発症するとのことで、看護士さんが頻繁にチェックに来る。

PM5:30
拒絶反応出ることなく、順調に進む。
Leoは起きていて、少しばかり笑顔も見られる。ちょっとは楽になってきているのだろうか。
これが今回メインとなる治療だ。他の経験者の経過を見ていると、1回で効かず複数回の投与を行っている人が意外と多い。1回で効いてくれることをただひたすら願う。

PM6:00
そろそろおっぱいの時間。川崎病治療のもう一つが服薬。アスピリンとアンギナールが来る。Leoは粉薬の経験はあるが、液体に溶かして飲ませたら吐いたことが何度かある。
糖水を用意してもらったが、いつもの通り粉を団子にして口に入れる。
いつもと様子が違う。もの凄くいやがり、咳き込み、不機嫌になり、その後おっぱいもくわえない。あれ?なんでだ??
後で看護士さんに聞くと、ものすごく苦いらしい。なら最初にそう言ってよ!!!
20分くらいかかったろうか。何とかLeoを落ち着かせ、おっぱいを飲ませる。
次回からは糖水に溶かしてあげることにしよう。
(この薬の服用は退院後もしばらく続くものなので)


PM8:00
何とかここまでは問題なく進む。
Leoぐっすり寝付いたので、パパと帰る。

PM11:00
ガンマグロブリン投与中ということで、やはり気になってしょうがない。
何も起こらないで終われることだけをひたすら願う。
なかなか寝られず、またもやネットで情報検索に没頭する。
みなさんの記事に一喜一憂。冷静に情報を選び取っていかないと検索も意味ない、と自分に言い聞かせる。
先生の話から、経過にも拠るが入院はだいたい3~4週間になるとのこと。長丁場になる。私がしっかりしないと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする