寒く雪もちらつく月日に、どことなく鈴の音がする。
襟をたてて風で吹きあれる友へ駆け出していく。
今頃は子供が家で体を丸めて!
母子が心配している情愛が、冬でも心を温めてくる。
クリスマスのミュ-ジックの声が聞こえる、が?
お母さんが慌てて電話をしている?
遠いところでしゃべっている。
たちまち一つの声がきこえた?
ガラガラと扉の開く音!
四人の親子はバネのごとく立ち上がり。
直立不動のまま、「おかえりの言葉を発する」。
今日の寒いなか、家族だんだんの楽しい日が迎えられる。
明るい部屋がうす暗くケーキの目の前で
親子の愛を心を温めてくれる。(楽し)