先の東日本大震災、その1142年前の東北貞観地震の年に、
祇園御霊会は始まりました。
日本三大祭の一つである祇園祭の山鉾巡業、
今年はより本来の「御霊会」
疫病や都市災害をもたらす荒ぶる神に鎮まってもらうための真意が再認識されました。
結構雨の確立が多い山鉾巡行ですが、今年は晴天に恵まれました。
観覧は河原町や烏丸、御池通りを避けて新町四条で。
ガイドブックでは新町御池が穴場になっていましたが、
御池通りは道幅が広い上、御池を通るのはスタートから2時間後・・・
この猛暑の中、日が高くなる前が勝負と判断し、
スタート前の新町~室町をウロウロ。
いきなり、新町通りから放下鉾が出てきました。
そしていきなり、辻回しです。
ヨイトセー!!ヨイトセー!!
細い新町通りから鉾がギシギシ出てくるのは見物です。
放下鉾の浴衣、ミッキーではありません。
日、月、星の三光を表した放下鉾の御朱印です。
辻回しを終え、四条通りで待機の放下鉾
見送りは皆川泰蔵作のローケツ染、「バグダット」
こちらは後ほどもう一度写真をアップしたいと思います。
船鉾が新町通りから出てきました。
船鉾は少し小さいので楽に回りました。
ヨイトセー!!ヨイトセー!!
「出陣の船鉾」
御神体は「神功皇后」と「三神(住吉明神、鹿島明神、龍神)」
神功皇后にあやかって皇室のお産にもたびたび宮中に置かれた安産の守り神です。
新町通りで、出発前の南観音山
真木が高くて映えますね。
大通りに出ず、鉾町の中に留まっていて正解でした。
生き生きとした町内の様子が垣間見ることができました。