草食系男子なる言葉はWikipediaによれば、2006年に日経ビジネスオンラインで使われたのが初出であり、その後2008年のnonnoの特集をきっかけに広く世間に認知されるようになったらしい。もともとは恋愛に消極的な男の子のことを指していたようであるが、何となく覇気がなく、自分を大切にのんびりと暮すのが一番というような昨今の若い男の子を見ていると、確かにそうだなあと納得させられるところがある。マスコミ造語だから正確な定義というのはないのだろうけれど、恋愛だけでなく、そういう現代の20~30代の男性の傾向を表す言葉としてぴったりだったのが、この言葉が受け入れられている理由なのであろう。草食の反対は肉食で、男子の反対は女子なのだから、当然のように肉食系女子という言葉も生まれたわけだが、これがまた恋やら何やらに積極的な昨今の若い女の子を見ていると、さもありなんと思うのである。とある本を読んでいたら、ABCDが今はHIJKになったという話が載っていた。若い人たちにはABCDが分からなくて、我々世代にはHIJKは分からないと思うが、これはどっちも恋愛のステップを示している。キスをするのがAで、それからまああれこれとステップアップして最後はD。字の形が示すとおり、お腹が大きくなってしまった状態である。婚前交渉なる言葉がまだ市民権を得ていた世代の言葉である。それが今や、いきなりHから始まって愛(I)に変わり、ジュニア(J)が出来てできちゃった結婚(K)というのが当たり前、というか珍しくはないらしいのである。不純異性交遊なんて言われ、倫理観の欠如が憂慮されていた時代に青春を過ごしていた私には、もうひっくり返りそうなところまで事態が進んでいて、呆然としてしまうしかない。倫理だの道徳だのと言うものは時代によって大きく変わるものだとはよく言われるが、本当にその通りだなあと頷かざるを得ない。これも宗教的バックボーンを持たない日本人に特有の話なのだろうか。謎である。
それにしても「私なんかはもう草食系も肉食系もなくただの枯れ専だよなあ。」なんて話をしていたら、おじさんたちの意見は概ね「いやあ、肉食系でしょう。」だったのだが、女性から一言。
「炭水化物系でしょう。」
まあ、このお腹を見ればそうとしか言えないけどね。寸鉄人を刺すってやつですな。お見事!
それにしても「私なんかはもう草食系も肉食系もなくただの枯れ専だよなあ。」なんて話をしていたら、おじさんたちの意見は概ね「いやあ、肉食系でしょう。」だったのだが、女性から一言。
「炭水化物系でしょう。」
まあ、このお腹を見ればそうとしか言えないけどね。寸鉄人を刺すってやつですな。お見事!
最後はしっかり落ちがある・・・
しかし、うまいこと言われてしまいましたね。
谷やんも炭水化物系か脂肪系に分類されるのか・・・
事、女性に関しては肉食系でいたいですね~
確かに脂肪系もいいかも。
おじさんたちに肉食系と言われていたのは、
やっぱり相互に持ち上げていたんですよねえ。
悲しい友情ですなあ