オオカミの血 ・ 柴犬の千代女

多くの犬種は　人間と暮らすようになってから　野生を忘れてしまった。
忘れてしまったのではなく、－忘れさせられた－のですが、
柴犬の走る姿を見ている限り、そんな思いは消えて　
周りの景色が、一瞬　変わって見える時があるのです。

森の中を、岩山の絶壁を、自由に走り回っていた　ニホンオオカミの
はるか昔の　大自然が、見えてくるのです。

彼らは　群れで行動し、助け合い、競い合いながら　暮らしていたのでしょう。
縄文時代より　人間と生活を共にするようになった　小型のオオカミは
シバイヌ－小さい犬－と呼ばれて　人間達を　群れの仲間として認め、
一緒に生きていく道を選んだのです。
のびのびと走り回っている千代女を眺めては、そんな物語を想いだしています。

現代に生きる、当犬舎の純血種　柴犬達も、
春が近くなると　交配の機会が増えてきます。

充分な野生味を残しながら、人に添って生きていくための
知恵と、健康な体と、群れのリーダーに従う従順さとを、
しっかりと身に付けた　そんな　柴犬が生まれるように、
楽しい学習をさせてもらっている、今日この頃です。

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今年も、思いっきり遊ぶぞ～ ・パグの小政と勘太郎

黒色が　小政兄貴、フォーンが弟の勘太郎、

年違いの兄弟だけど　顔・体格・性格までも似てきて
体重も　１キログラムしか　差がなくなってきました。

とっても仲良しのふたりは　良きライバルでもあります。

キーワードは、おんなのこ。

成人式を迎えた若者とおなじで　女の子の前では、イイカッコシイ、
ご先祖様は　オオカミだったんだ！と、感じさせるのは、
唯一、女の子が側に来た時　だけです。

この時期　　いくら大暴れしても　泥んこにはならないので、
お母さんは　あまり叱りません。
冬の間は　衛生面で、ちょっとだけ手抜きができるからです。
ぬれた体を　しっかり乾かして、風邪をひかせないように気をつけて、
さあ、明日も　思いっきりあそびましょうー！

小太郎より、新年のご挨拶 ・パグのコタローとお母さん

　明けましておめでとうございます。
今年も　どうぞよろしくお願いいたします。

長男の　小太郎より、犬舎を代表して　
新年のご挨拶を　させていただきます。

僕は　今年　１１歳になります。
月日の経つのは早いものですねー、
生後５９日で、小太郎と言う名前をもらって　東野から札幌へ住居を移し
７０日目には、九州まで　１ヶ月の旅行に同行しました。
その後も　道内、秋田、福井、四国、鹿児島、屋久島など、いろんな場所へ　旅行しました。
僕ほど　見聞を広めた犬は　いないのではないかと、
ひそかに　自負　しています。

そして今は　ここ函館で、のんびりと　暮らしています。
今年も、みんなが健康で　楽しい暮らしができるように
僕の　統率力と、経験を生かして　がんばりたいと思っています。

近くに　お出での時には、ぜひ　僕に逢いに来てください。
いつでも　大歓迎しま～す。

それでは、今年も１年　平和な日々がすごせる様に祈りながら、
皆様と　お会いできる日を楽しみに・・・

藤本犬舎代表犬　パグの小太郎