村内まごころ商法 & 剛毅の経営

昭和53年に出版された本と、ホームリビングに掲載された記事でたどる、村内道昌一代記

革新を求め続けて(12)

2007年01月22日 | Weblog
最新の企業案内″draw″の冒頭から。

 「あなたの洋服ダンスの、一番右上の引き出しには、何がありますか?
 会社のデスクの、膝の上の平たい引き出しには、何がありますか。
 もちろん中味は人それぞれ。でもたくさんのモノを収納するには、できるだけ多くの引き出しがあったほうが、何かと便利ですよね。
 私たち村内ファニチャーアクセスにも、たくさんの引き出しがあります。
 そしてその中には、たくさんの『アイデア』が詰まっています。
 ニューマーケットをターゲットにした家具売り場を考えてみよう、とか。
 都心から少し離れた場所に店舗展開をしたらどうなるか、とか。
 美術品や自動車、ログハウスも日常生活の延長といえないか、とか。
 村内ファニチャーアクセスは、新しいアイデアの引き出しを、どんどん引き出して、現在の家具専門店の在り方を模索しているのです。結論はまだ見えていません。
 でも、だからこそ面白いと思うのです」

道昌の日常姿勢が気張りや気取りのない散文詩形態のコピーに表現されており、ついつい次ページへ目を移したくなるような企業案内である。

内容は以下①店舗内店舗「Choice」の試み=新家族が語る″選択″の時代②村内式売り場づくりの戦略=「洋8畳」を再現する③店舗展開の根底にあるもの=日本のメーベルフイスタたれ④生活のエンターテイメント=クールベのある風景--などと続く。