goo blog サービス終了のお知らせ 

一碧星究

10cm反射望遠鏡を基本に天文活動する人のサイト。

金星火星レグルス接近

2023-07-20 20:21:17 | 金星

最近の金星・火星・レグルス接近観望についてまとめ書き。

[6月28日・7月6日] 金星・火星接近
梅雨時で毎日曇天のため、金星火星最接近日の3日前と5日後の観望。
金星(-4.7等)を目印に火星(1.7等)が見られた。
金星は内合が近づき三日月型。

[7月11日] 火星・レグルス接近
毎日曇か雨の中、最接近の日に晴天。
この日も金星を目印に3天体観望。視野上の金星上方に、火星とレグルス(1.4等)が並ぶのがかすかに見える。
金星の目印によって、西空低位置のレグルスや、合の時期が近い火星を初めて見られたが、合間近火星を肉眼で見るのはこれが最後になった。

[7月16日・17日] 金星・レグルス接近
今回も上手い具合に最接近の日に2日連続晴天。
金星・レグルス・火星が、一直線ではないがほぼ等間隔で並ぶのが双眼鏡で見られた。
金星は内惑星のため、火星やレグルスを追い抜くのではなくUターン。

[気象ネタ]
2023年7月17日 水銀式体温計による気温記録35.5℃。
前回は、
2022年8月3日 同35.4℃(ブログ未更新)。
2020年8月15日 同35.3℃(ブログ更新有)。

【7月18日追記】
快晴は3日続かず、薄雲の中に金星が見えるのみ。
水銀体温計は35.0℃。

【7月20日追記】
地平線付近に雲はあるが快晴。月齢2.4の月と金星が並ぶ。火星は双眼鏡でもかすかに見えるかどうかな感じ。レグルスは双眼鏡でも見えず。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金星プレセペ接近

2023-06-17 18:24:55 | 金星

ここ暫く曇天雨天のため、最接近の13~14日には見られなかったが、
6月16日20時頃久々に雲が切れ、やや離れたものの接近が見られた。金星(-4.5等)は今回も概ねまだ半月状。
火星(1.7等)は2等近くで高度も低いが、金星を目印に簡単に見つけられる。ここまで合間近の火星を見るのは初めて、と言っても火星の合はまだ5ヵ月も先(11月18日)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金星昴接近

2023-04-11 21:40:43 | 金星

金星木星接近以来、約1ヵ月ぶりにほぼ同方角同時間帯の空を再び見る。
2020年の時に比べ離れてはいるものの、晴れた9・10日と最接近11日に接近の様子が見られた。
別な言い方では金星が昴とヒアデス&アルデバランの間を通過、昴やヒアデスを久々に観望。
10日と11日は20時過ぎに雲、いわゆる「雲が空気を読んでくれた」。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金星木星最接近見られず

2023-03-22 19:37:16 | 金星

2023-3-22
金星木星が3月3日から日々離れていくのを見て、最後に見たのは3月16日。
以降夕方が毎日曇りか雨で、今日3月22日は週間予報で雨だったが夕方晴れ間。
しかし薄明から木星が出現したのは18時25分頃に建物屋根すれすれ、その後間もなく沈んだ。
このあとの流れ
4月12日木星合
6月4日金星東方最大離角
7月22日金星内合3週間前

2023-3-3
金星と木星が見えたのは2月23・26・27・28日。金星が速い公転速度で動く様子が、木星と位置比較できるおかげで日々見えていたが、最接近の3月2日は曇天で見られず。
それでも今日は位置逆転した両星が、望遠鏡倍率46倍で同一視野とはいかないもののそこそこの接近をしているのが見られた。
木星衛星の普段明るいイオとエウロパが暗く、逆にカリストが明るい。イオとエウロパが地平線に近いため地球大気の影響か?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金水土(海)木(天)火

2022-12-26 23:32:33 | 金星

2022-12-26
26日夕 寒いが風が弱めなのが幸い。
晴天で惑星パレードに月が加わるのが見られた。
18日とほぼ同じ17時15分頃のタイミングでの薄明下の水・土出現だが、
金星が沈むのが遅くなり全惑星が一度に見られた。金星の沈む場所は北寄りに移動。
なお25日は細月・水・金最接近の日であったがこの日は曇天。

2022-12-18
四つの外惑星が集中する中、火星接近、夕方の惑星パレード。
17時過ぎ、夕陽が赤いのと同じ理由でオレンジ色の金星と木星・火星が空全体に並ぶのが見える。
間もなく山稜線に金星が沈んだ後、17時15分頃に薄明中から土星と水星が出現。
薄明で五惑星一度には見られなかったが、水星・土星・木星・火星と寒空下の夏の三角形が見られた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする