goo blog サービス終了のお知らせ 

一碧星究

安価な10cm反射望遠鏡のみで天文活動する人のサイト。

久々の水星と内合直前金星

2025-03-21 19:28:31 | 金星

2025-3-21
金星内合当日。快晴。
昨日見えた建物の上端に望遠鏡を向け、検問のように金星が来るのを待ち構えたが、流石に駄目だった。

2025-3-20
金星内合前日。快晴だが地平線近くに多少の雲。
繰返すが今回は太陽の北方向に離れているため空がそれ程眩しくなく、肉眼や双眼鏡では無理だが初めて内合前日の金星を望遠鏡で見た。
但し金星の形が円弧細線状よりも幾分太く見える。

2025-3-19
金星内合2日前・建物の多い自宅周辺・西の空に多少だが薄雲 この条件下では、
太陽から北方向に離れた状況の内合ではあるが、肉眼や双眼鏡で見るのは流石に無理。
17日に見た金星の位置に望遠鏡を向けることで、望遠鏡でのみ見られた。

2025-3-17
金星内合4日前 3日ぶりの夕方西空の晴天。建物の多い自宅周辺では無理かと思ったが、建物の間に夕焼けをバックにしたオレンジ色の金星が肉眼で見えた。
内合4日前の金星を肉眼で見るのは初めて。
金星が辛うじてやっと見える状況なので水星は無理。

2025-3-14
水星と内合1週間前の金星 夕方時の曇天雨天が多く5日ぶり。
この日の金星と水星は地平線とほぼ平行で、視線を金星から西方向に移動すると双眼鏡で水星を確認。しかし薄明が収まってくるより前に建物の影に沈んだため肉眼では見られず。
金星は良く見えた。

2025-3-9
今回の内合直前金星は、時期が3月上旬なので太陽から離れている上に(3月21日内合時太陽の北9.3°)太陽の北側で金星が遅く沈むため、比較的よく見える。
3月7日に、8日東方最大離角となる水星を金星を目印に探して、それらしき星を見つけるものの薄雲でよく見えず。
3月9日(8日は雪)、雲が多いが西の空は晴れ。時刻はうろ覚えだが18時15分頃、再び金星を目印にして水星を双眼鏡で確認、双眼鏡で見た位置に目を凝らすと肉眼でも見えた。
西の開けた場所に行かずに自宅周辺で水星を見るのは初めて。
望遠鏡で見たが、半月のような満ち欠けの形は確認できず。基本的に色収差のない反射式望遠鏡であっても接眼レンズの色収差のためか虹の七色に見える。金星の場合は、天体像の両端に若干の赤色と青(紫)色が見えるのみ。
22時には雲が切れて、先月に続きふたご座の火星と月の接近が見えた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金星内合4日前

2023-08-11 19:28:22 | 金星

2023-8-11
内合前日、快晴だが太陽が建物に隠れる前で、空が眩しく流石に無理。
太陽が沈む前だったので、久々に太陽を紙に投影して簡易観望(ハイゲンレンズ使用)黒点群を大まかに3つ確認。

2023-8-9
内合3日前の今日は曇天。
今回(2023年8月)と前回(2022年1月)の金星内合まとめ
- 2022年1月・太陽の北側で金星が遅く沈む・太陽との間隔は比較的狭い
- 2023年8月・太陽の南側で金星が早く沈む・太陽との間隔は比較的広い
肉眼で見るときは、太陽との間隔は狭くても金星が遅く沈む(太陽に先に沈んでもらう)方が良いが、
望遠鏡で見るときは、金星が早く沈んでも太陽との間隔が広い方が良さげな感じ。
当地西側にある建物の状況などを勘案すると、前回と今回はどちらも当地的に条件が良かった。

2023-8-8
薄雲が多かったが今日も望遠鏡で見られた。
(タイトルを金星内合4日前に改題)
今回の金星は太陽の南側にあり早く沈むため、2022年1月内合時よりも見にくいが、太陽の沈む位置に多少高めの建物がある好条件もあり、内合4日前まで見ることができた。

2023-8-7
前回7月30日に見て以降、夕方曇天雨天、8月5日・6日両日は雲に隙間があったものの見えず、半ば諦めていたが、
8月7日、前に見た時の建物位置関係をもとに、望遠鏡でのみだが8日ぶりに見ることができた。19時頃から雨、ギリギリの天気タイミングだった。
2022年1月の内合は寒かった分太平洋側の乾燥した冬晴れに恵まれた。今回の西の空の開けた場所移動は、雲が多いことや、暑さや蚊の問題もあるので取りやめ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金星火星レグルス接近

2023-07-20 20:21:17 | 金星

最近の金星・火星・レグルス接近観望についてまとめ書き。

[6月28日・7月6日] 金星・火星接近
梅雨時で毎日曇天のため、金星火星最接近日の3日前と5日後の観望。
金星(-4.7等)を目印に火星(1.7等)が見られた。
金星は内合が近づき三日月型。

[7月11日] 火星・レグルス接近
毎日曇か雨の中、最接近の日に晴天。
この日も金星を目印に3天体観望。視野上の金星上方に、火星とレグルス(1.4等)が並ぶのがかすかに見える。
金星の目印によって、西空低位置のレグルスや、合の時期が近い火星を初めて見られたが、合間近火星を肉眼で見るのはこれが最後になった。

[7月16日・17日] 金星・レグルス接近
今回も上手い具合に最接近の日に2日連続晴天。
金星・レグルス・火星が、一直線ではないがほぼ等間隔で並ぶのが双眼鏡で見られた。
金星は内惑星のため、火星やレグルスを追い抜くのではなくUターン。

[気象ネタ]
2023年7月17日 水銀式体温計による気温記録35.5℃。
前回は、
2022年8月3日 同35.4℃(ブログ未更新)。
2020年8月15日 同35.3℃(ブログ更新有)。

【7月18日追記】
快晴は3日続かず、薄雲の中に金星が見えるのみ。
水銀体温計は35.0℃。

【7月20日追記】
地平線付近に雲はあるが快晴。月齢2.4の月と金星が並ぶ。火星は双眼鏡でもかすかに見えるかどうかな感じ。レグルスは双眼鏡でも見えず。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金星プレセペ接近

2023-06-17 18:24:55 | 金星

ここ暫く曇天雨天のため、最接近の13~14日には見られなかったが、
6月16日20時頃久々に雲が切れ、やや離れたものの接近が見られた。金星(-4.5等)は今回も概ねまだ半月状。
火星(1.7等)は2等近くで高度も低いが、金星を目印に簡単に見つけられる。ここまで合間近の火星を見るのは初めて、と言っても火星の合はまだ5ヵ月も先(11月18日)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金星昴接近

2023-04-11 21:40:43 | 金星

金星木星接近以来、約1ヵ月ぶりにほぼ同方角同時間帯の空を再び見る。
2020年の時に比べ離れてはいるものの、晴れた9・10日と最接近11日に接近の様子が見られた。
別な言い方では金星が昴とヒアデス&アルデバランの間を通過、昴やヒアデスを久々に観望。
10日と11日は20時過ぎに雲、いわゆる「雲が空気を読んでくれた」。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする