一碧星究

安価な10cm反射望遠鏡のみで天文活動する人のサイト。

紫金山・アトラス彗星 (C/2023 A3;Tsuchinshan-ATLAS)

2024-10-20 22:34:26 | 彗星

2023-10-20
20日夕方快晴となったため、西の空の開けた場所で再観望に挑戦するが、
金星とアークトゥルスは見える。前回見たてんびん座β星(2.6等)と思われる星はかすかに見えるか見えないかという感じで、飛行機は光の点滅があるが、風が強い中で恒星も光の瞬きがあるためちょっと見分けにくい。
18時30分まで探したが、彗星は双眼鏡でも見えず残念。肉眼では分かりにくいがわずかな薄雲が出ていたのかも知れない。
15日と違って冷たい風が吹く。冬同様の服装でも良いかなって感じ。

2023-10-15
明るいと言っても3等程度で地平線近くで見にくいためパスしようとしていたが、
話題となっていて15日夕方に晴れたため、西の空の開けた場所で観望試行。
15日18時から金星とアークトゥルスの間を探し始めるが、薄雲で北斗七星も見えない状況の中で見つからない。
18時10分頃、地平線近くの薄雲がほぼ消え、双眼鏡で星を見つけるが、どう見ても普通の恒星(2.6等のてんびん座β星と思われる)。
その星の視野上右側にようやくかすかながら彗星を見つけた。双眼鏡でのみ見え肉眼では見えず。
もし金星がなかったら見つけられなかったかも知れない。
彗星が地平線に近づくにつれ更に暗く見えなくなっていく。
彗星の地平線入時刻は不明だが、既に金星が沈み(横浜の金星入18:43)アークトゥルスも見えなくなったこともあり、18時50分頃観望終了。

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中秋の名月と細い環の土星

2024-09-18 20:01:58 | 土星
9月17日 満月に近い月齢14.0の月に望遠鏡を向けて久々に月を見た後、
9月9日に衝となった直後・月に最接近・そして環消失半年前の細い環の土星が見えた。
東の地平線近くには木星が見える。2020年の木星土星大接近から4年経過し、土星とはかなり離れた。

環の傾きが大きい頃の土星の明るさが約0等なのに対し、今回の時点では0.6等。
2025年3月の環消失は土星における秋分によって起こる(土星の秋分の時の位置はみずがめ座~うお座)。
一方で合の時期なので観望は困難。

今日9月18日東京で最も遅い猛暑日。暑い。
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おとめ座β星ザビヤバ3.6等の食

2024-06-15 19:58:54 | 天体観測
6月14日 当日の月齢7.6。時折小さな雲が出るが概ね快晴。
22時33分(東京の予報)の潜入は観測場所適地がなくパス。
23時29分(東京の出現予報23時27分の2分後)危難の海を目印にして、月縁から少し離れた場所にあるのを視認確認。
明縁のため出現の瞬間は視認出来ず。
23時31分 月が建物の影に入る。僅か2分差ギリギリで見ることが出来た。
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太陽系天体質量を漢字数詞で表記

2024-02-21 19:52:18 | 天体観測
最近は特段の天文現象観望などがないため、適当な穴埋めネタを投下。

天体名 漢字数詞質量 密度
太陽 1989秭t 1.41 g/cm3
水星 3垓3010京t 5.43 g/cm3
金星 48垓6730京t 5.24 g/cm3
地球 59垓7200京t 5.51 g/cm3
火星 6垓4171京t 3.93 g/cm3
木星 1秭8986垓t1.33 g/cm3
土星 5688垓t 0.70 g/cm3
天王星 868垓t 1.27 g/cm3
海王星1024垓t 1.64 g/cm3
(太陽と惑星は質量と密度の項目のみに絞って掲載)

衛星 (地球)月 (火星)フォボス (火星)ダイモス
平均公転半径38万4400km9376km2万3458km
公転周期27日7時間43分7時間39分1日6時間18分
直径3474km22km12km
質量7348京t13兆t1兆8000億t
平均密度3.34g/cm31.87g/cm31.47g/cm3

ガリレオ衛星 イオ エウロパ ガニメデ カリスト
平均公転半径42万km67万km107万km188万km
公転周期1日18時間28分3日13時間14分7日3時間43分16日16時間32分
直径3643km3203km5262km4821km
質量8940京t4800京t1垓4820京t1垓0760京t
平均密度3.53g/cm33.01g/cm31.94g/cm31.85g/cm3

土星七衛星 ミマス エンケラドゥス テティス ディオネ レア タイタン イアペトゥス
軌道長半径19万km24万km29万km38万km53万km122万km356万km
公転周期22時間40分1日8時間53分1日21時間18分2日17時間41分4日12時間25分15日22時間41分79日8時間
直径396km504km1062km1123km1528km5150km1469km
質量3京7493兆t10京8022兆t61京7449兆t109京5452兆t230京6518兆t1垓3452京t180京5635兆t
平均密度1.15g/cm31.61g/cm30.98g/cm31.48g/cm31.24g/cm31.88g/cm31.09g/cm3

天王星五衛星 ミランダ アリエル ウンブリエル チタニア オベロン
軌道長半径13万km19万km27万km44万km58万km
公転周期1日9時間55分2日12時間29分4日3時間28分8日16時間56分13日11時間07分
直径472km1158km1169km1578km1523km
質量6京5900兆t135京t117京t353京t301京t
平均密度1.20g/cm31.59g/cm31.39g/cm31.71g/cm31.63g/cm3

海王星の主な衛星 プロテウス トリトン ネレイド
軌道長半径12万km35万km551万km
公転周期1日2時間56分5日21時間02分360日
直径420km2715km340km
質量4京4000兆t2140京t3京1000兆t
平均密度1.3g/cm33.06g/cm31.5g/cm3

冥王星系 冥王星 カロン
軌道半径長半径39au平均1万9571km
公転周期247.74年6日9時間18分
直径2370km1208km
質量1300京t152京t
平均密度1.85g/cm31.63g/cm3

*各表とも、漢字数詞表記とする関係で質量の下桁にゼロが続くものがありますが、有効数字ではありません。
*参考文献:ウィキペディア
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部分月食何とか見えた

2023-10-29 19:33:19 | 日食月食

4時 目覚まし時計で起床 半影食の段階、嵐の大洋付近が僅かに暗く見えるような感じがする。
(獅子座付近には10月24日西方最大離角直後の金星)
4時15分 雲に隠れる。4時35分本影食開始は見られず。
4時40分~4時55分 この間のみ雲が切れて見られた。兎模様頭部が地平線側を向く月の視野上左側のティコ付近が欠けている。
5時00分に木星が雲から出たのでこちらを観望。ガリレオ衛星が2星ずつ木星の両側に見える。
この後は分厚い雲が空を覆って終了。5時14分の食最大は見られず。

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