安倍晋三首相の10月21日(土)の19時30分からのアキバ演説を見てきました。写真のように、今回は大量の”動員”がかかったようで、18時45分頃に行ったらもう真ん中より先は人で埋まっていて、仕方なく真ん中の歩行者の”通路”の後ろ側で見ました。しかし、大相撲で土俵の周りを懸賞旗が回るように、歩行者向けの”通路”をプラカードを掲げた人が列をなしてゆっくりした速度で歩いたり(=写真)、バイトで雇うのかすごい”動員”量でした。掲げられるプラカードはテレビ朝日やTBSに「偏向報道はやめろ」と書いたボードだったり、「電波オークションを」などとテレビ局に圧力をかけるものなど、なかなか練られたものでした。聴衆から見て左側にブーイングをしている群がいたようですが、全体では前の方を動員者が固めていたので、全体ではざっと7:3で安倍派だったでしょうか。ただ、当ブログ筆者がいた後ろのほうは、「そうだー」などと大声で同調したり、日の丸を振る人は多くなく、6:4で反対派だった印象です。ただ、ヤジを飛ばす人が出ると、すかさず「演説の妨害するな」とか叫ぶ人もいて、正直言って「安倍辞めろ」を絶叫しづらい雰囲気でした。警察も大量に”動員”され、安倍派と小競り合いになれば、警察につまみ出されそうな雰囲気だったことも反対の声を上げづらくしていたと思います。都議選の時に100万円を返しにきた籠池さんや絶叫していた奥さんは、どういう理由からわかりませんが警察につまみ出されたようですし。勇気を持って当ブログ筆者が口火を切れば、自然発生的に呼応する人が出たかもしれないのですが、活動に慣れていないと目立つのはなかなか難しいものです。匿名ブログでは冗舌になっても、リアルな世界ではなかなか声は上げづらく、改めて、安倍政権に向かって「あるものをないことにはできない」と、おかしいことはおかしいと実名で告発した前川喜平さんの勇気の凄さが実感できました。
もっとも私のような「サイレント反対派」は後ろ側の聴衆には6:4くらいの比率でいたと思います。拍手をしない人がそのくらいの比率の印象だったからです。
それにしても小さい旗を振るのはともかく、学生野球の応援団が振るような大きな日章旗まで”動員”するのはどうかと思いました。当ブログ筆者は日の丸の掲げることに反対しているわけではないのですが、日の丸=安倍自民党万歳、に使われている印象があったのには違和感を覚えました。

大相撲で土俵の周りを懸賞旗が回るように、歩行者向けの”通路”をプラカードを掲げて歩く人たち。中央に選挙カーがある(筆者撮影)

大きな日章旗まで登場。戦争は知らない世代だが、学徒出陣でたくさんの日の丸が振られている映像を見たことがある。歴史は繰り返すのだろうか(筆者撮影)
各種報道は以下の通りです
日刊スポーツ)安倍首相アキバ遊説!好意派コールと批判派ヤジ激突[2017年10月21日23時58分]
産経)“因縁の地”秋葉原で安倍晋三首相が「最後のお願い」 都議選では激しいヤジ、今回は…(2017.10.21 21:34)
もっとも私のような「サイレント反対派」は後ろ側の聴衆には6:4くらいの比率でいたと思います。拍手をしない人がそのくらいの比率の印象だったからです。
それにしても小さい旗を振るのはともかく、学生野球の応援団が振るような大きな日章旗まで”動員”するのはどうかと思いました。当ブログ筆者は日の丸の掲げることに反対しているわけではないのですが、日の丸=安倍自民党万歳、に使われている印象があったのには違和感を覚えました。

大相撲で土俵の周りを懸賞旗が回るように、歩行者向けの”通路”をプラカードを掲げて歩く人たち。中央に選挙カーがある(筆者撮影)

大きな日章旗まで登場。戦争は知らない世代だが、学徒出陣でたくさんの日の丸が振られている映像を見たことがある。歴史は繰り返すのだろうか(筆者撮影)
各種報道は以下の通りです
日刊スポーツ)安倍首相アキバ遊説!好意派コールと批判派ヤジ激突[2017年10月21日23時58分]
産経)“因縁の地”秋葉原で安倍晋三首相が「最後のお願い」 都議選では激しいヤジ、今回は…(2017.10.21 21:34)
昨日の映像で、何かを配布していたと思われる女性に 党支持者と思われる男性が怒鳴っている動画もあり(私の聞き間違いでなければ、「市ねっ」て聞こえました)荒れた現場の雰囲気を垣間見ることができました。
こうした場所で無理は禁物で、自分の身の安全確保が第一です。
サイレントな反対であっても、そこから今の政治について考えるきっかけを得ている方もいると思います。(私)
演説会場で一介の市民が一人声を上げたところで、限界もあったと思いますので今回は仕方ありません。それだけに、いろいろな勢力からの誹謗中傷を覚悟で、世の中に声を上げた前川喜平さんの勇気がいかに大変なものだったのかがわかりました。
ご指摘の通り、街頭で声を上げなくても、サイレントマジョリティーの一人一人がどう意思表示するのかが問われていると思います。まずは投票からだと思います。
「m-editの日記」(加計学園問題を普通の女性として追及していきます)
http://m-edit.hatenablog.com/
に引き続き期待しています。