わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

2年 かけ算 どんなけいさん? 3回目

2022-08-02 10:48:32 | 日記

先生「〇の数を かけ算で 答えを出します。

   一番上は?」

児童「3×3」

先生「3ずつが3こで、3かける3。

   いいね!

   次は?」

児童「2×6」

先生「2ずつが6こで、2かける6。

   いいね!

   次は?」

児童「2かける・・・ ?じゃない。」

  「これは、かけ算でできません。」

  「同じ数ずつに、なっていません。かけ算になりません。」

先生「ホントだ!同じ数ずつじゃないね。

   かけ算は、

   黒板に、

   『同じ数ずつのものが、 何こかあるとき、ぜんぶの数をもとめるけいさん。』

   書く。

   また、三つの数の関係を 貼る。

 

先生「全部で、何個になりますか。

   たし算、絵、言葉、かけ算で 考えていこう。」

   児童の発言を 取り上げながら、4つの考え方で

   問題を 解いていく。

 

*かけ算の式で使う「4」「3」の二つの数が、

 違う意味を もっていることに気が付くよう、

 一つ分の数「4」は、赤で、

 いくつ分「3」は、青で、書く。

 

*もう一問、同じように、テンポよく、二つの数の違いや

 かけ算の意味が 理解できるよう 進める。

 

児童 プリントに、赤鉛筆、青鉛筆、黒鉛筆で 書き込む。

 

児童 線で結ぶ。

*上記のようなプリントを 数の色付け無しで 行ったとき、

 正しくできない児童が、何人もいた。

2×4」と「4×2」の違い、「3×2」と「2×3」の違いが、あいまいで

 分からず、間違えて線結びしていた。

 この授業の、の色付けは、「1つ分の数」「いくつ分」の違いが、より

 鮮明になり、正しく理解することができた。

 

★「問題→たし算の式→絵→ことば→かけ算の式→答え」の過程を

  何度も繰り返すと

 「絵→かけ算の式」でも

 「かけ算の式→たし算の式」でも

 「ことば→かけ算の式」でも

  自由自在に書くことができるようになった。

  これは、かけ算の意味が理解できているということ。

  かけ算の意味が分かった後の

  かけ算の最終形は「問題→かけ算の式→答え」。

  

 


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