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わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

思い出の詰まった 週案  副校長先生との対話 51

2025-08-21 10:48:07 | 日記

2月中旬

 

 

算数講師のつぶやき

 

「先週、2年の算数ABCDグループ(Aから準備テスト高得点)の

 Cグループを担当した。

 

 逆思考と呼ばれる場面を テープ図を使って 解いていった。

 

 

 問題文を読む ➡ 3つの数の関係を 考える 

 ➡ テープ図を かく ➡ 式・答えを 求める

 

 これが、なかなか難しい。

 児童の頭の中が、こんがらがっているなと 思ったので、

 スモールステップで、同じ様式の繰り返しで、

 答えにたどり着けるようにした。

 

 3回目、4回目で、児童が自信をもって、問題に取り組めるようになった。

 

 A,Bグループは、いろいろな場面を 自分の力で、

 問題文を読んで、テープ図をかいて、式・答えを求めていける。

 

 Cグループは、読み取りの型を知り、

 そこに当てはめる練習をして、

 テープ図をかき、式・答えを求める。

 

 この違いは、算数の能力というより、

 国語の読み取り力の差かもしれない。

 場面を思い浮かべ、数の関係を考えられる児童は、

 正解に近づける。

 

 『国語』って大事です。」

 

 

 

副校長のコメント

 

「どの教科においても、国語の読解力が、その理解に 大きな差を

 生じさせてしまいます。

 5年生の 割合の学習では、それが 顕著に表れます。

 そのために、低学年の 国語の時間が多く設定されているのですね。

 そう考えると、国語の時間にも、じっくり たっぷり考えさせ、

 読み取る力を どの子にも保障することが 求められます。

 一時間一時間を 大切にしなければいけないと つくづく感じます。」

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思い出の詰まった 週案  副校長先生との対話 50

2025-08-20 15:14:42 | 日記

9月上旬

 

 

算数講師のつぶやき

 

「先週から、2年は、算数少人数学習が 始まった。

 

 *二回、続けてノートとのりを 忘れる児童。*

 ➡家庭の事情が 複雑で、いろいろ問題があると 聞いた。

 ★忘れ物を借りる方法(自己申告、自分で取りに来て、自分で戻す)

  を守っているので、貸し続ける。

 

 *声の大きさや文字の大きさ、行動の慎重さをコントロールすることが難しい児童。*

 ➡大きいことはいいことだ!!と思っているような様子。

  だが、コントロールできないだけかもしれない。

  

  『水のかさ』のとき、ペットボトルから、1デシリットルますに

  水を注ぎ入れるとき、

  『どばっ!!!』と言いながら、慎重に注ぎ込んでいた。

  笑ってしまう・・・

 ★その場面で、最適な大きさややり方を

  前もって 見本で示す。

 

 

 

副校長のコメント

 

「2学期の指導が 始まり、さっそく課題のある子がいるようですね。

 なかなか時間がとれないかもしれませんが、

 担任と共有していただき、対処の方法をそろえていただきたいです。

 きっと、すでに、そうされていると思いますが・・・

 よろしくお願いします。」

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思い出の詰まった 週案  副校長先生との対話 49

2025-08-20 11:36:48 | 日記

9月中旬

 

 

算数講師のつぶやき

 

「先週後半から、2年の受け持ちは、Aクラスになった。

 

 『計算の工夫』をして、いいことは何かを 児童に考えさせると、

 次々出てくる意見。

 

 三つの数を (  )を使った式で表す学習では、

 みんなで 正解を出した後にも、

 『こういう やり方も あるかもしれない』

 と 次々出てくる意見。

 

 ひっ算を使わずに、計算する方法を 考える学習でも

 『これもできる』『あれもできる』と

 たくさん意見が出た後、

 自分たちで、

 『この方法は、前に習った○○と 同じだ。』

 『この方法では、早く簡単に計算できない。』など

 次々 ひらめく✨✨考える✨✨

 楽しいです(*^-^*)」

 

 

 

副校長のコメント

 

「Aクラスの授業は 楽しそうですね。

 子どもたちとみんなで、授業を作り、学習を深めていけるって 

 とても楽しいですね。

 聞いているだけで ワクワクしてきます。

 そういう展開をしてくださり、ありがとうございます。

 もしかしたら、何人かの子は、意見を発表できていなかったかも

 しれませんので、

 そのすてきな輪が、どんどん広がっていけると よいですね。」

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思い出の詰まった 週案  副校長先生との対話 48

2025-08-19 10:54:55 | 日記

7月下旬

 

 

算数講師のつぶやき

 

「先週から、1年少人数算数の学習が 始まった。

 

 算数教室に入ることが嫌で 拒んでいた児童を

 特別支援教育支援員のK先生が、連れてきてくれた。

 (他の児童が、算数教室に移動し、席に着いた後 やってきた。)

 

 こちらで指定した 一番前の席を拒否して

 一番後ろの席に座り、 

 K先生が用意してくださったプリントをしながら、

 最後まで 算数教室にいた。

 

 次の日、みんなと同じタイミングで 教室に入り、

 こちらが用意したプリントを渡し、K先生と一緒に座り、授業が始まった。

 

 この日の学習は、ひき算カードの規則性を発見し、

 みんなでカードを黒板に並べるものだった。

 この児童にも、1枚 ひき算カードを渡した。

 規則性を考えて、それぞれの児童が 自主的に(先生の指名なしで) 

 黒板に貼っていくとき、

 この児童は、自分で考えて、K先生と一緒に前に出て、

 黒板に 自分のひき算カードを 貼ることができた。

 

 最初に渡したプリントも、みんながプリントに取り組むタイミングで

 取り組み、問題を解いて提出することができた。

 

 児童が今できること、今やりたいこと、今は無理なことを

 見極めてくださったK先生に 感謝です。」

 

 

 

副校長のコメント

 

「K先生のご指導が 素晴らしいですね。

 無理のない範囲で 少しずつ 課題をもたせていくところが 見事です。

 

 そして、それを見て、状況をつかみ、

 丁度よいタイミングで、ひき算カードを渡してくださった先生も さすがです。

 

 プロ集団が 連携して 子どもに働きかけることで、

 共有している目標とする姿に 近付けていけるというのは、

 理想とする姿です‼

 ありがとうございます。」

 

 

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思い出の詰まった 週案  副校長先生との対話 47

2025-08-18 13:36:25 | 日記

3月中旬

 

 

算数講師のつぶやき

 

「先週は、2年△組に、5時間、指導に入った。

 (担任の先生は、入院。)

 

 最初の2時間は、学年末テストと単元末テスト。

 多くの児童が、2年で学習した内容を 理解していた。

 

 数人、まだ理解が追い付いていないのが、

 ◎『かけ算』の『一つ分×いくつ分』の考え方

 ◎『4けたの数』の合成

 ◎『水のかさ』の単位

 だった。

 繰り返し 取り組んで、理解を深めたい。

 

 水曜日からの3時間は、

 教科書の問題に沿って、2年の復習を行った。

 よく話を聞き、問題に取り組んでいた。

 

 しかし、金曜日、他の児童の言葉に激高したRさん。

 机を蹴飛ばして、怒りを発散。 

 ちょうど補助に入ってくださっていたK先生が、対応してくださり、

 授業の最後は、落ち着くことができた。

 

 また、別のRさん。

 指を怪我したと言い、課題に取り組まない・・・

 何度も声掛けしたが、ダメだった。

 

 授業後、Rさんとしばらく話をした。

 話を終え、席についているRさんを振り返って見ると、

 怪我した指で 軽やかに、紙に

 『○○先生、おかえりなさい。』と書いていた。

 (〇〇先生とは、入院した担任の先生の名前)

 

 課題に取り組まないのは、 

 指の問題ではなく、心の問題でした。」

 

 

 

副校長のコメント

 

「理解不十分な子が 数人でも、誰が どこで つまずいているかを

 明らかにして、その解決の手立てを 考えることは

 とても大事なことですね。

 支援を要する子をいつも意識し、指導にあたることの大切さを

 若手にも伝えたいです。」

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