2月中旬
算数講師のつぶやき
「先週、2年の算数ABCDグループ(Aから準備テスト高得点)の
Cグループを担当した。
逆思考と呼ばれる場面を テープ図を使って 解いていった。
問題文を読む ➡ 3つの数の関係を 考える
➡ テープ図を かく ➡ 式・答えを 求める
これが、なかなか難しい。
児童の頭の中が、こんがらがっているなと 思ったので、
スモールステップで、同じ様式の繰り返しで、
答えにたどり着けるようにした。
3回目、4回目で、児童が自信をもって、問題に取り組めるようになった。
A,Bグループは、いろいろな場面を 自分の力で、
問題文を読んで、テープ図をかいて、式・答えを求めていける。
Cグループは、読み取りの型を知り、
そこに当てはめる練習をして、
テープ図をかき、式・答えを求める。
この違いは、算数の能力というより、
国語の読み取り力の差かもしれない。
場面を思い浮かべ、数の関係を考えられる児童は、
正解に近づける。
『国語』って大事です。」
副校長のコメント
「どの教科においても、国語の読解力が、その理解に 大きな差を
生じさせてしまいます。
5年生の 割合の学習では、それが 顕著に表れます。
そのために、低学年の 国語の時間が多く設定されているのですね。
そう考えると、国語の時間にも、じっくり たっぷり考えさせ、
読み取る力を どの子にも保障することが 求められます。
一時間一時間を 大切にしなければいけないと つくづく感じます。」