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ジョン・タイターの予言

2009-03-19 19:58:29 | 未来(予測)
〔ジョン・タイターとは?〕
2000年に米国の大手匿名掲示板にある男が書き込みを行った。その男は自らを2036年からやってきたタイムトラベラーだと言い、タイムマシンの大まかなマニュアルと図面(原理)を提示し、様々な予言をしていった。やがて男は任務が完了したと言い4ヶ月後に去っていくのだが、そのときはまだ多くの人々が半信半疑だった。


〔次々に的中する予言〕
ジョン・タイターの名を多くの人々が忘れかけてた頃、再び注目されるようになる。大量破壊兵器を巡ってのイラク戦争が起こり、これを皮切りに中国の宇宙進出やオリンピック開催地決定など様々な予言が的中していく。他にも米国での狂牛病発覚、IBMの秘密機能、ローマ法王、ペルー地震などがある。


〔ジョン・タイターの正体は何者か?〕
本来ならこの手の話はオカルトまがいとして興味ないのですが、これには無視できないものがある。それはジョン・タイターが未来人ではなく政府関係者ではないか?という疑念だ。むしろ私はこっちの方が脅威を感じる。政府関係者かもしくはそれに近い人物。つまりある程度の予測はできるし、それを元にプランが立てられているのではないのか?ということだ。そしてそれに危機を感じた誰かが情報をリークしているのではないか?というものだ。


〔ジョン・タイターの予言は政府関係者の内部告発?〕
それならマスコミに情報をリークした方が早いのではないか?そう思う方もいるだろう。私も最初そう思ったが、米国の9,11をみるにそのやり方が必ずしも通じるとは思えない疑念がある。既に9,11テロは米国の半数が自作自演とまで思っているが、当時は発生前から多くの専門家やCIAとFBIから警告や指摘を受けていたにも関わらず、ほとんどの機関がこれを無視した。それどころかなかには暗殺や左遷された者も少なくない。9,11直後も専門家や各種機関からの指摘は続いたが、マスコミを初めほとんどの機関はさらに無視し続けた。ようやく事態が把握され始めたのはイラク戦争(全て)が終わってからだった。


〔なぜタイムトラベラー?〕
予言と呼ばれても、最初からシナリオが用意されてると考えれば、未来から来たタイムトラベラーも何もない。では何故タイムトラベラーなんて怪しい設定を付けたのか?もし貴方ならどうしただろう?正体を特定されず、仮に特定されても処分されない方法とは何だろう?それに大多数の人々に警告を発するにはどうしたらいいだろう?仮に権威ある人物だったとしてもなかなか正確な未来予想はし辛いし、仮にできたとたとしてもイギリスのケリー博士のように消される危険もある。私は多くの人々に知らせる為にエンターテイメント性を持たせ、かつ自分に捜査が及ばないようにする為に誰かがわざと嘘っぽい脚本にしたのではないか?と予想している。

正直、CIAなどが直接書いたとは思い難い。しかし、SF作家や科学者などに情報をリークした可能性はある。計画を阻止するにはまず警告を多くの人々に広める必要がある。噂を流して世論を誘導するやり口は多くの機関がやってることだが、この脚本を誰が書き、どのような意図で流したのかは知らないが、しかしその内容をみるとどれも悲観的・破滅的なものばかりだ。これはひょっとしたら何者かによる一種の警告(リーク)なのではないか?



〔暗殺されたケリー博士?〕
ブレア政権時代、大量破壊兵器所持疑惑によるイラク侵攻をアメリカ以上にある種支持していたイギリスだったが、大量破壊兵器は出てこず、疑念が出てきた矢先、英BBCによってイギリス政府が大量破壊兵器の報告書を脚色していたことを暴露されてしまう。怒ったイギリス政府はBBCに圧力をかけその情報源(リークした人物)を逆リークさせ、国防省の生物化学大量破壊兵器調査顧問だったケリー博士と特定する。博士を証人喚問したイギリス議会は売国奴として罵声を浴びせまくり、そして翌日ケリー博士は森の中で変死体で発見される。自殺と言われているが、多くの人々は未だに自殺ではないとみており、証拠隠滅の為に諜報機関に暗殺されたといわれている。日本に来ていたブレア首相が報告を聞いて真っ青になっていたのは記憶に新しい。


〔外れた予言?〕
当たってるだけじゃなく、外れたといわれてる予言もあるのだが、その内容が仰天ものだったりする。以下に挙げる。

(その1)北京オリンピックの中止
北京オリンピックについては中国でのチベット動乱もそうだが、他にもグルジアと南オセチア自治州の戦争(いわゆるグルジア戦争)が勃発した。これによって翌日、南・北オセチアを領土と主張するロシアとの間で戦争になる。これによって世界は北京オリンピックよりグルジア戦争一色の報道になる(何故か日本は北京オリンピックの報道一色でグルジア戦争をほとんど報道しなかったが)。結局、あらかじめ準備していたロシアが数日でグルジアを占領し戦争は一応終結をみせたが、アメリカが参戦するか、グルジアが既にNATOに加盟していたら大戦争に発展し北京オリンピックは中止になっていただろう。

(その2)アメリカの内紛
アメリカでは現在暴動は発生してないものの、サブ・プライムローンに端を発した金融危機で既に暴動直前に近い状態になっている。現在、アメリカ初の黒人大統領である民主党オバマ政権発足により、国民は絶望の淵から早急に立ち直ろうとしており、期待が集まっている。しかし、直前まで共和党のマケイン候補(白人で保守派)と大統領争いで激戦を演じており、就任直後は暗殺も囁かれた(彼の立ち位置がかつてのケネディなら振る舞い一つで十分今後も暗殺は考えられる)。

(その3)アメリカ初の女性大統領
さらにそのうえをいく黒人大統領が誕生した。しかも、直前までヒラリー・クリントン夫人と同じ民主党内で激戦を繰り広げていた。これもマケイン候補のときと同様の僅かな差による勝利であり、主な原動力は一般国民による当時は考えられなかったネット献金による勝利だ。ただし、緊急時の大統領継承権が副大統領に続いて3番目がナンシー・ぺロシ議員で女性であることから、まだ完全には外れたとは否定できない

(その4)日本大地震による世界恐慌
大地震はまだ発生してないが、これまでにも度々起きており、特に関東大地震は専門家の間でもいつ起きてもおかしくない状況とまでいわれている(他にも統計学などで70年周期説や200年周期説が存在する)。また、金融危機は既に発生しており、これから世界恐慌になるとの予測もある。


〔これからのジョン・タイターの予言〕
・中東での大量破壊兵器による戦争
・中国による日本・台湾の強制併合
・ロシアとアメリカから始まる第三次世界大戦
・オーストラリアの台頭と中国との戦争

以下、よくまとめられてるサイト
科学と健康と雑学
謎のタイムトラベラー


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