暗い話題ばかりでは何なので、今日はちょっと感動的なニュースです。
〔タイに本物のバットマン現る!?〕
あまりに感動的だったので、ブログの趣旨からは外れますがちょっと載せておきます。何とタイのバンコクにバットマンが現れたそうです!知ってのとおり現在、タイのバンコクでは先日の記事に書いたように紛争デモが起きています。非常事態宣言が出され、4月13日のディンデン通りでM16を構える軍と、タンクローリーを盾に同じく武装する赤シャツのUDD(反独裁民主戦線)との睨み合いが続いていました。しかしそんななか、さっそうと現れた男がいる!タイのバットマンだ!
〔彗星のごとく現れたタイのバットマン!〕
緊張する両者のなか彗星のごとく現れ、泥棒のようなマスク、とがった耳、ピチピチのシャツにタイツとマントといった黒装束で身を固めたバットマン。ビデオカメラを片手に恥ずかしげもなく股間を膨らませ、軍に突進、赤シャツに突進と縦横無尽に走り回る。デモ隊も軍もただ笑って見守るだけ。誰にも止められない。デモ隊が「火をつけるぞ」と脅し、M16小銃で武装した軍でさえ近づかないタンクローリーに単身近づき、歩き回ってビデオに収めると、「安心していい、中身は空だ」と無責任なセリフを吐く(newsclip)。
〔バットマンの正体〕
バットマンの正体はタンクローリーが爆発したら巻き添えは逃れられない公営住宅の住民。住民曰く、「あいつはスパイダーマンの服も持っている。5時になったら着替えてくるはずだ」。どうやら映画オタク(?)らしい。結局、その前に軍の制圧が始まり、スパイダーマンの出番はなかった(制圧にはバットマンは参加しなかった)。メディアの記念撮影を受けるとき、タイのお守り「プラ(※持っていると死なないといわれる種類のものらしい)」を取り出してみせ、住民からは「何だお前、バットマンのくせに死ぬのが怖いのか(笑)」とからかわれていた。
〔ブログ主の感想〕
すごい話ですよこれ!(汗)。火炎瓶と弾丸が飛び交い、いつ銃撃戦と大爆発に巻き込まれて死ぬかも分からない。デモ隊(暴徒)がタンクローリーに火をつければ、文字通り地域住民含め全員死亡のなか、狙撃されるかもしれないバットマンの格好で、銃も持たずに単身乗り込み、笑いを振り撒きつつ制止にかかる。軍のエリートでもなければ、著名な名士でもない。ただのタイ地元住民(特撮オタ?)です。「恐くないのか?」といえば上記にあるようにそんなことはなく、お守り握り締め、内心は恐かったんではないでしょうか。しかし、そんな様子は微塵にも出さず、ユーモアのセンスも忘れず、タイ国民の良心と笑いを奮い立たせ、必死に制止にかかる。これが真の勇気ではないでしょうか。タイがなぜ欧米の植民地にならなかったのか分かる気がします。
最後は住民の歓声を受けて、どこか誇らしげなバットマンで思わずこっちも笑ってしまいます(笑)
↓頑張れバットマン!!よかったら作者にもエールを。
※この記事の「ランク」が上がり、管理人がやる気になります
〔タイに本物のバットマン現る!?〕
あまりに感動的だったので、ブログの趣旨からは外れますがちょっと載せておきます。何とタイのバンコクにバットマンが現れたそうです!知ってのとおり現在、タイのバンコクでは先日の記事に書いたように紛争デモが起きています。非常事態宣言が出され、4月13日のディンデン通りでM16を構える軍と、タンクローリーを盾に同じく武装する赤シャツのUDD(反独裁民主戦線)との睨み合いが続いていました。しかしそんななか、さっそうと現れた男がいる!タイのバットマンだ!
〔彗星のごとく現れたタイのバットマン!〕
緊張する両者のなか彗星のごとく現れ、泥棒のようなマスク、とがった耳、ピチピチのシャツにタイツとマントといった黒装束で身を固めたバットマン。ビデオカメラを片手に恥ずかしげもなく股間を膨らませ、軍に突進、赤シャツに突進と縦横無尽に走り回る。デモ隊も軍もただ笑って見守るだけ。誰にも止められない。デモ隊が「火をつけるぞ」と脅し、M16小銃で武装した軍でさえ近づかないタンクローリーに単身近づき、歩き回ってビデオに収めると、「安心していい、中身は空だ」と無責任なセリフを吐く(newsclip)。
〔バットマンの正体〕
バットマンの正体はタンクローリーが爆発したら巻き添えは逃れられない公営住宅の住民。住民曰く、「あいつはスパイダーマンの服も持っている。5時になったら着替えてくるはずだ」。どうやら映画オタク(?)らしい。結局、その前に軍の制圧が始まり、スパイダーマンの出番はなかった(制圧にはバットマンは参加しなかった)。メディアの記念撮影を受けるとき、タイのお守り「プラ(※持っていると死なないといわれる種類のものらしい)」を取り出してみせ、住民からは「何だお前、バットマンのくせに死ぬのが怖いのか(笑)」とからかわれていた。
〔ブログ主の感想〕
すごい話ですよこれ!(汗)。火炎瓶と弾丸が飛び交い、いつ銃撃戦と大爆発に巻き込まれて死ぬかも分からない。デモ隊(暴徒)がタンクローリーに火をつければ、文字通り地域住民含め全員死亡のなか、狙撃されるかもしれないバットマンの格好で、銃も持たずに単身乗り込み、笑いを振り撒きつつ制止にかかる。軍のエリートでもなければ、著名な名士でもない。ただのタイ地元住民(特撮オタ?)です。「恐くないのか?」といえば上記にあるようにそんなことはなく、お守り握り締め、内心は恐かったんではないでしょうか。しかし、そんな様子は微塵にも出さず、ユーモアのセンスも忘れず、タイ国民の良心と笑いを奮い立たせ、必死に制止にかかる。これが真の勇気ではないでしょうか。タイがなぜ欧米の植民地にならなかったのか分かる気がします。
最後は住民の歓声を受けて、どこか誇らしげなバットマンで思わずこっちも笑ってしまいます(笑)
↓頑張れバットマン!!よかったら作者にもエールを。
※この記事の「ランク」が上がり、管理人がやる気になります
この前は仮面ライダーが出てきたようですね。
http://gebokusan.hp.infoseek.co.jp/old_knn/knn200609.html
これって逆にタイでは「いつものアレ」と捉えられてるって状況証拠だと思いますが。