大好きなホテリアーの創作です。
ジニョン・・・僕は弱い男だね・・・
昔の自分と向き合うことが、こんなにも怖いなんて・・・
書斎でパソコンに向かい、遠い記憶を辿りながら
僕は自分の弱さに嫌気が差していた
そんな僕を見て、あなたは後ろから僕をそっと包み込み囁いた
「明日、あなたのお母様に会いに行きましょう」
「ジニョン・・・覚えていてくれたんだね・・・」
「もちろんよ、こんなに素敵なあなたを、この世に生み出してくださった、
大切なお母様だもの。」
「ありがとう・・・ジニョン」
僕はあなたを力いっぱい抱きしめた
母さん・・明日二人で会いに行きます
丘の上に母は眠っていた
「母さん、会いに来たよ、ジニョンと一緒に・・・」
お墓の前には既に花が・・・
「誰かいらっしゃたのかしら」
母の命日を知っているのは、あの人しかいない・・・
そして僕はある事実を知る・・・
お墓参りを済ませ、海辺にある食堂へ寄ることに、
あの人が顔を出しているかもしれないと、挨拶だけして帰ろうと・・・
食堂の裏口近くに車を止め、入り口に回ろうとしたその時、
食堂のおばさんと、昔からの顔なじみらしき人物が、話している声が耳に入ってきた
「今日ソウルからシンさんの息子が来てるんだってよ」
「え?本当かい?」
僕とジニョンはその場に立ち尽くしその話を聞くことに・・・
「おお、さっき花屋に寄った所を見たって、うちのが言ってたよ」
「あの息子はたいしたもんだよ、アメリカで苦労しただろうに・・」
「でも、シンさんも辛かったはずさ・・あんなに愛してた奥さん亡くして・・・
あの時シンさんは抜け殻だったよ・・・心が凍り付いちゃったみたいだったね」
「そうだったね・・・本当に愛し合っていたからね、あそこの夫婦は・・・」
「俺は本気で心配したさ、後を追って死んじまうんじゃないかってね」
「あれからシンさんの笑った顔見たこと無いよ・・・」
「毎月命日の日には墓の前で、朝から日が沈むまで、奥さんと話してるって言うじゃないか」
「そうなんだよ、もう亡くなってから何年経つかね?」
「20年以上は経つね・・シンさんここを離れないのは、奥さんの墓があるからだろうね」
「ああ、亡くなっても奥さんの側から離れられないんだよ、あの人は・・・」
二人で灯台のある岬へ、ここであなたに抱きしめてもらいたかった
あの日のように、今日もまたあなたに・・・
ジニョンが僕の手を握り締めた
「ジニョン・・・」
僕はジニョンを抱きしめると声を殺して泣いた
「少し・・少しだけこのままでいさせて欲しい・・・」
あなたは僕の背中を優しくさすり抱きしめてくれる
優しい母のように・・・
父さん、あなたは本当に母さんのことを愛していたんだね・・
今、僕がジニョンを愛するように・・・
貧しい暮らし・・・僕の記憶の中には母さんが必死に働く姿・・・
そして、優しい微笑み・・・
何故もっと早くに気が付かなかったのか・・・
僕らは幸せだった・・・
優しい母さんと、母さんを優しく見つめる父さん・・・
そうだ・・そうだったんだ・・・
父さんにとって母さんは全てだった
今の僕ならはっきりと判る
あの時・・・母さんがこの世を去った日の父さんの苦しみが・・・
あの日・・父さんは半身を失ってしまった・・・
そして・・・何もかもが凍り付いて・・・
・・・・時が止まった・・・・
今、僕の前からジニョンがいなくなったら・・・
考えただけで、胸が締め付けられ、息が苦しくなった
そんな僕の心が見えているかのように、あなたは優しく、しかし力強く
僕の目を見つめ言った
「 私はずっとあなたの側にいる・・・ずっと・・・永遠に 」
ジニョンありがとう、僕の中の闇がまた一つ消えたよ・・・
あなたと出会って、僕はどれほど救われただろう
今度あの人にあったら素直に言えそうだ、
「父さん」って
母さん、また会いに来ます
今度は父さんとジニーも一緒に
「ジニョン・・・」
「ん?」
「ありがとう・・・」
涙で潤んだ瞳であなたが微笑む
愛おしい・・・あなたの温もりが、こんなにも僕を癒してくれる・・・
あなたの笑顔で僕は強くなれるんだ
痛みを分かち合い、喜びを分かち合い、苦しみを分かち合う
僕はもう孤独じゃない・・・
溢れてしまうこの想いを僕はどうすることも出来ない
ただ、抱きしめるほかには・・・
愛してる・・・ジニョン
愛している
ジニョン・・・僕は弱い男だね・・・
昔の自分と向き合うことが、こんなにも怖いなんて・・・
書斎でパソコンに向かい、遠い記憶を辿りながら
僕は自分の弱さに嫌気が差していた
そんな僕を見て、あなたは後ろから僕をそっと包み込み囁いた
「明日、あなたのお母様に会いに行きましょう」
「ジニョン・・・覚えていてくれたんだね・・・」
「もちろんよ、こんなに素敵なあなたを、この世に生み出してくださった、
大切なお母様だもの。」
「ありがとう・・・ジニョン」
僕はあなたを力いっぱい抱きしめた
母さん・・明日二人で会いに行きます
丘の上に母は眠っていた
「母さん、会いに来たよ、ジニョンと一緒に・・・」
お墓の前には既に花が・・・
「誰かいらっしゃたのかしら」
母の命日を知っているのは、あの人しかいない・・・
そして僕はある事実を知る・・・
お墓参りを済ませ、海辺にある食堂へ寄ることに、
あの人が顔を出しているかもしれないと、挨拶だけして帰ろうと・・・
食堂の裏口近くに車を止め、入り口に回ろうとしたその時、
食堂のおばさんと、昔からの顔なじみらしき人物が、話している声が耳に入ってきた
「今日ソウルからシンさんの息子が来てるんだってよ」
「え?本当かい?」
僕とジニョンはその場に立ち尽くしその話を聞くことに・・・
「おお、さっき花屋に寄った所を見たって、うちのが言ってたよ」
「あの息子はたいしたもんだよ、アメリカで苦労しただろうに・・」
「でも、シンさんも辛かったはずさ・・あんなに愛してた奥さん亡くして・・・
あの時シンさんは抜け殻だったよ・・・心が凍り付いちゃったみたいだったね」
「そうだったね・・・本当に愛し合っていたからね、あそこの夫婦は・・・」
「俺は本気で心配したさ、後を追って死んじまうんじゃないかってね」
「あれからシンさんの笑った顔見たこと無いよ・・・」
「毎月命日の日には墓の前で、朝から日が沈むまで、奥さんと話してるって言うじゃないか」
「そうなんだよ、もう亡くなってから何年経つかね?」
「20年以上は経つね・・シンさんここを離れないのは、奥さんの墓があるからだろうね」
「ああ、亡くなっても奥さんの側から離れられないんだよ、あの人は・・・」
二人で灯台のある岬へ、ここであなたに抱きしめてもらいたかった
あの日のように、今日もまたあなたに・・・
ジニョンが僕の手を握り締めた
「ジニョン・・・」
僕はジニョンを抱きしめると声を殺して泣いた
「少し・・少しだけこのままでいさせて欲しい・・・」
あなたは僕の背中を優しくさすり抱きしめてくれる
優しい母のように・・・
父さん、あなたは本当に母さんのことを愛していたんだね・・
今、僕がジニョンを愛するように・・・
貧しい暮らし・・・僕の記憶の中には母さんが必死に働く姿・・・
そして、優しい微笑み・・・
何故もっと早くに気が付かなかったのか・・・
僕らは幸せだった・・・
優しい母さんと、母さんを優しく見つめる父さん・・・
そうだ・・そうだったんだ・・・
父さんにとって母さんは全てだった
今の僕ならはっきりと判る
あの時・・・母さんがこの世を去った日の父さんの苦しみが・・・
あの日・・父さんは半身を失ってしまった・・・
そして・・・何もかもが凍り付いて・・・
・・・・時が止まった・・・・
今、僕の前からジニョンがいなくなったら・・・
考えただけで、胸が締め付けられ、息が苦しくなった
そんな僕の心が見えているかのように、あなたは優しく、しかし力強く
僕の目を見つめ言った
「 私はずっとあなたの側にいる・・・ずっと・・・永遠に 」
ジニョンありがとう、僕の中の闇がまた一つ消えたよ・・・
あなたと出会って、僕はどれほど救われただろう
今度あの人にあったら素直に言えそうだ、
「父さん」って
母さん、また会いに来ます
今度は父さんとジニーも一緒に
「ジニョン・・・」
「ん?」
「ありがとう・・・」
涙で潤んだ瞳であなたが微笑む
愛おしい・・・あなたの温もりが、こんなにも僕を癒してくれる・・・
あなたの笑顔で僕は強くなれるんだ
痛みを分かち合い、喜びを分かち合い、苦しみを分かち合う
僕はもう孤独じゃない・・・
溢れてしまうこの想いを僕はどうすることも出来ない
ただ、抱きしめるほかには・・・
愛してる・・・ジニョン
愛している
ジニョンをこれほどまでに愛せるドンヒョクssiは深い愛情を注がれそだったのでしょうね。
(ジニーはちょっと可哀相だが)
今日のお話は泣けました。
ドンヒョクのアボジが裸足のまま車を追いかけた時、本当は愛情溢れる人だったに違いないと思ったのです。
それで、ドンヒョクの父も妻を半身と感じていたのでは?そうであって欲しい!と願いを込めながらこんなお話になりました。
ドンヒョク&ジニョン、ずっと、ずーっと幸せでいてね
ドンヒョクのアボジはドンヒョクにもジニーにも似ていなかったから、2人はお母さんに似ているに違いありません!
ってことは、とっても美人で、ほっそりとしたスタイルの人だったと勝手に思い込んでいます。
きっとジニョンはドンヒョクのオモニに少し感じが似ているのではと思いました。
だから岬の灯台で抱きしめてもらいと思ったのではないかと、勝手に思い込んで創りました。
親にとって、きっと子供が幸せでいることが一番の親孝行だと、私は思います。
だから、毎日笑顔で幸せでいられるように、これからもヨンジュンを愛しちゃおう!