マック マッハワン

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Focusrite VRM BOX プチレビュー

2011年12月30日 | ヘッドホン


Focusrite VRM BOX プチレビュー

正直、音はかなりイイです。
1万円でここまで鳴らしてしまうんだと、完全に価格を忘れさせてくれます。
オーディオインターフェイスから DACとヘッドホンアンプを切り出しただけなら未だしも、
ちょっと怪しい機能か付いているので高を括るのは当然です。だからもったいない。
純粋なヘッドホンアンプとして評価出来る音質です。

全体として音が硬く骨太な印象です。少し低域よりですが概ねフラット。
力強く押し出し感のある低域。締まりと制動も適度。
概ねフラットと書いたように中域の埋もれはない。
高域は線が太く、ややエッジを感じるが痛くはない。

インパクト重視というか派手さは感じます。ロックとの相性は良い。
それも後述する3時位置からの話で、おいしい範囲はちょっとだけ。

GOLDMUND のご大層な箱に入れて 298,000円 で販売すればもっと注目され、数もそこそこ出たりして。


写真は、Roland RH-300 になっていますが Equation Audio RP-21 を使いました。

試聴は2曲限定(AIFF)

曲: Falling To Rise
アーティスト: Revolution Renaissance
アルバム: Trinity

曲: Cry For You
アーティスト: Andy Timmons
アルバム: That Was Then, This Is Now The Best Of X-Tacy





VRM がオンの時グリーンのLEDが点灯。

ボリュームについて
ボリュームノブは、7時が最小で5時が最大。グルグル回るタイプではない。
フィーリングは適度なトルクがあり、なめらかで上質。
プチプチノイズ、ホワイトノイズは皆無。

出力が30mW(50Ω)とかなり低めなので、1時ぐらいでは音量が物足りない。
3時あたりからが常用レベルになるので、5時位置まではもう少し。
ゲインが低い、それを念頭に鳴らしやすいヘッドホンを使うこと。
VRM は、大型ウーハーの機種が多く選ばれているので、
低音のスッキリしたヘッドホンで楽しむこと。もっと言うなら超スッキリ。
SONY MDR-Z1000 で、3時の位置なら不快な低音に襲われます。





VRM のオン/オフは、ソフト(VRM Box)で行います。VRMロゴのクリックで実行。
私は常時オフ。





USB-DDC のようにも見えますが、コアキシャル(S/PDIF) は入力端子です。
コアキシャル入力のサンプルレートは192kHzまで対応。USBは48kHz止まり。

ヘッドホンアウト以外に出力端子がありませんので、
出音はヘッドホンでしか確認出来ません。

1月中に本レビュー予定でした。
GRACE m902、RME Babyface と比較しても遜色なし。
そんな言葉で茶を濁したくなるのでもっと聴く必要がありそうなんですが、これは困りました。
いい加減にその場を繕ってぴょんぴょんと逃げ出したくなったのでプチレビューとしました。

年が明け、龍の如き音に大興奮
そんな提灯記事にならないよう、よく聴き込みます。



Focusrite VRM BOX (Virtual Reference Monitoring) スピーカーシミュレート機能内蔵ヘッドフォンアンプ
クリエーター情報なし
Focusrite



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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-12-31 12:46:02
レビューありがとうございます!
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