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仮題 ゴルフ場に犬を連れて行く

日常の取るに足りないこととか、、過去に某機関紙に投稿したエッセイを中心に掲載しています~~~◎

62  ツレずれ雑文-20

2023-12-31 | エッセイ

62  ツレずれ雑文-20

■ 阪神タイガースTHE MOVIE2023 -栄光のARE-

18年ぶりのリーグ優勝、そして38年ぶりの日本⼀を果たした阪神タイガース。その中心にはいつも岡田彰布監督がいた。そして、岡田が着手したことは数多くある。しかしそれは決して派手な言葉ではなく、誰もが驚く奇策ではない。だから世間は“岡田マジック”とは呼ばない。言うならばそれは“岡田の考え”だからだ。監督・コーチ・選手の証言から見える“岡田の考え”とは︕︖  (C)「阪神タイガースTHE MOVIE2023」

数年ぶりに映画を見た。最後に見た映画はえーと「僕のワンダフルジャーニー」(2019)だったかな。その前が「僕のワンダフルライフ」(2017)で・・・いろいろあったけど今年は「阪神タイガースTHE MOVIE2023」に総括される。「終わりよければ全てよし」 大スクリーンに甲子園の大声援に鳥肌が立ち最後の六甲おろしに泣いた

 

■ 年末年始恒例のテレ東「孤独のグルメseason5」から

・見落とした回を見つける方が難しいのにほとんどまたみてしまう

・ざっかけないとは? 粗野であか抜けない感じをいう 

・結局、ご飯に何でもかけてしまう五郎さん。 禁断の技 炸裂

・他人の注文を覗き込みし、同じものを頼む

・ご飯のおかわりをする、飲み物は頑固にウーロン茶のみキック

・抜にして群、恐るべし

・空腹限界灘 (玄界灘)

■ 録画して大体見るTV番組

・月 BS日テレ「ドランク塚地のふらっと立ち食いそば」、BS-TBS「町中華で飲ろうぜ」玉袋筋太郎

・火 BS日テレ「友近・礼二の妄想トレイン」、BS朝日「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」スぎちゃん

・木 日テレ「秘密のケンミンSHOW極」、BS朝日「ケンコバのほろ酔いビジホ泊全国版」

・金 BS101「チャリダー」サイクルクリニック、BSフジ梶原善の「ビルぶら!レトロ探訪」

・土 BS日テレ「小さな村の物語イタリア」、BSテレ東「飯尾和樹のずん喫茶」

・拙者、喪中の為新年のご挨拶は控えさせていただきます、チャオ。。。

(2023/12/31 未発表)


61  クリスマスケーキ

2023-12-27 | エッセイ
  • 61  クリスマスケーキ

 某百貨店の予約クリスマスケーキを開けたら溶けて崩れていたとか・・・そんなニュースを見ていたらクリスマスの日の苦いエピソードを思い出した。

 確か12月25日、大学1年の冬休み、札幌でのことだった。デパートのお歳暮配達の助手のアルバイトをしていた僕は雪の中、中央区のあるマンションに配達に伺った。五時ごろだったかなあ。玄関で奥様が受け取りの印鑑を取りに行くのを待っていると1歳くらいの女の子がヨチヨチ歩いてきて、下駄箱の上にあった四角い箱に手を伸ばした。咄嗟に右手を出したが遅かった。床には無残にも半分残っていただろうケーキが散らばった。泣き出す子供、僕の右手はケーキまみれだった。奥様がティッシュを下さったがその日はケーキの甘い匂いが消えなかった。 そしてもう少し早く予測できれば今晩も楽しい夜が過ごせたのにと後悔した。

(当時も今も? 札幌は寒いので冷蔵庫代わりに玄関に食品を置いている家が多かった)

(2023/12/27 未発表)


60  ツレずれ雑文-19

2023-12-10 | エッセイ

60  ツレずれ雑文-19

■いつのまにか一般的になった外来語 コンプライアンスとガバナンス

・コンプライアンスとは 「法令遵守」を意味する。が単に「法令を守れば良い」というわけではなく倫理観、公序良俗などの社会的な規範に従い、公正・公平に業務をおこなうことを意味する。

・ガバナンスとはコンプライアンス(法令や規則)を遵守させるための管理体制を作ること

■スーパーマーケットで 1

禁煙15年ということは・・・15年ぶりにライターを買った。タバコを吸うためではない。今年は母と愛犬が逝った。喪中ハガキを出したら恩師の奥様から高級な線香を頂いた。趣味のお香としても使えるという花の香り5種(さくら、ローズ、てふてふ、ラベンダー、すずらん)というお線香で早速試してみた。といってもマッチがない。あちこち探して引出しに残っていた幾分湿気を吸ったマッチ箱とオイル量も底をつきそうな百円ライターが一個ずつ見つかった。

 お香は全く興味もなかったのだが香りが上品でゆるゆると登っていく煙に思いのほかハマった。ラベンダーの香りが特に好きだなあ。それ以来、朝晩焚かせて頂いている。リラックスできるし何よりご供養にもなる。線香立てはワンコの水飲みカップに適当な工具や金具を置いて見立てた。やがて古いマッチやライターは尽きた。ガスコンロを数回使ったがこの先そんな野暮なこと続けるわけにはいかないので買いに走ったのだった。ライターはスーパーのロウソク線香コーナーで二個セット126円だった

■スーパーマーケットで 2

 そのスーパーでライターを探していたら館内放送があってよく聞き取れなかったのだがまもなく入口の方をみたら外で待ちきれない二頭繋がったラブラドールレトリバーが店内に入ろうとしていたようで駆け付けた飼い主によって屋外に連れて行かれるところだった。 ああ、やっぱり犬っていいな♡♡そういえばラブの飼主さん、腕に緑の腕章をつけていて「〇〇見守り隊」とか書いてあったな。あんたが愛犬に見守られていたんじゃないの?

■通常あり得ないニアミスが多かった今年

 今年はワタクシの行動履歴が少ないわりに関東広範囲において「え~~!何!! そこなら目の前まで行ってましたよ~~!!」というに通常あり得ないニアミス異常接近な事が数件あった。 ほぼこちらがもしかしたらそこ?と突っ込んで発覚したことであるが。そろそろ宝くじでも当たる予兆かな

・<川崎市> 元得意先の部長さんが手術の為に入院していた有名な丘の上の病院の前を通りその上にある住宅の打合せに同時期通っていた!

・<府中市> 近所に住んでいたゴルフ友人の転居先が家から18㎞先の週に一度はサイクリングで通る是政橋のすぐ近所だった!

・<板橋区> 友人の新婚息子夫婦が僕の十年来の得意先の隣ビルに世田谷から引越していた!

■明日は愛犬が逝ってやっと49日。久しぶりに今朝、公園廻りを軽散歩したらよく見かける草野球叔父さんが丁度帰るところで挨拶したら振り返り足元を見た。そうそう、今日はワンちゃんは?ではなく、もういないんです

(2023/12/10 未発表)


59  ツレずれ雑文-18

2023-11-25 | エッセイ

59  ツレずれ雑文-18

■ウォーキング

 愛犬が歩かなくなってから既に一か月半以上も経っていた。そういえば歩いていないな・・と思いついてから夕食後に近所2㎞位のコースを作って歩き始めた。犬の散歩で14年も朝夕出ていたので改めてウォーキングと称することもなかった。 愛犬不在の夜散歩は、不審人物に見えないようちゃんとジャージとウォーキングシューズのそれらしい格好で出かけることにした。

 ウォーキングを初めて10日も過ぎ脚力も戻ってきたころ路上の吸い殻ガラやゴミに気になり始めた。 そういえばこの地に越してきてからずっと愛犬散歩時は週に数回ゴミ拾いしながら一周してきていた。 しばらく歩いてから我慢しきれずわざわざ道具を取りに戻ったこともあった。 ゴミ拾いを始めたきっかけは躾の入ってなかった保護犬の拾い食い防止の為、3m先を見て歩いていたら吸い殻やゴミが目について仕方なかったのが始まりで、、。

 ウォーキングにトングを加えて二日目、珍事があった。 交差点で信号待ちしていると向こう側にスパスパ~🚬 喫煙中のぱっと見ガテン系なシニアが立っていた。軽く目があったら何故かこちらを気にしている様子がわかった。信号が青になって歩き始めると相手は校則を破った高校生が観念したかのようにこちら側に渡ってきて「すみません・・ムニャムニャ」と言って吸い殻を差し出した。僕は面食らったが咄嗟に「消えていますか?」と言ってゴミ袋を差し出した。 ん??なんか勘違いしているのかな? 世田谷は歩行禁煙だが特に罰金制度はないし、僕は別に路上喫煙補導員でもないし、ついでに生活指導担当でもない。     (*トング=火ばさみ)

■略語 Lの段

LRT(ライト・レール・トランジット) 次世代型路面電車システム

LSD(ロング・スロー・ディスタンス) 長い距離をゆっくり走る

 LRT

■スーパーの自動支払機で硬貨を受け取った後、「お客さま~!と呼ばれてお札を取り忘れたことに気づく

■ローガンキョウ

調べたい書籍があって区立図書館に行った。ついでにサクラギシノの小説を借りた。帰ってきて久々にサクラギシノの小説を読み始めたらなんか集中出来ない。ローガンがまた進んで字が良く見えないのが原因だった。試しに今使っている2.0の上にその前の1.5を重ねたらよく見えた。2.0x1.5=3.0。まさかいつもそうして使う訳にはいかない。百均でいいから3.0のグラスを買ってみよう。

(2023/11/25 未発表)


58 和田掘廟所

2023-11-10 | エッセイ

58 和田掘廟所

■ 6月に母が亡くなり10月には二代目愛犬スタッフが虹の橋を渡った。 11月に入り早々、喪中はがきを出したら、書生時代に大変お世話になった故・W師匠(大学卒業後に勤めた設計事務所の所長)の奥様よりお電話を頂いた。

  生前と同じ千葉の〇〇市にお住まいで88歳になられたという奥様は会話もしっかりしていて最近は膝が悪くなり愛犬のチワワを連れての散歩も大変だとかとか・・・そんな近況などお聞きになった後に椅子から転げ落ちるほどのことを知った。なんと15年前に亡くなられた師匠のお墓が甲州街道沿い明治大学横の築地本願寺和田掘廟所(ツキジホンガンジワダボリビョウショ)にあるということだったのだ。いつも使う道だし先週だってタイガースのAREグッズを買うため新宿に行く途中自転車で通った。なんてことだ、そういえば師匠の葬儀は築地本願寺で執り行った。奥様の実家は松原だった。しかし明大横のお墓は知っていたがあそこが本願寺の墓地で随分前から師匠がいらっしゃったなんて!!オーマイガー!!明大前なんて八幡山から駅4つ先じゃないか。というか何処にあっても師匠の墓参りに行くことさえ思いつかなかった自分の想像力の無さに辟易した。

  僕は奥様に詫び状を書き、翌日師匠の元を訪れ墓前で不義理を詫びた。墓は納骨堂内にありで空調の効いた整然とした静かな場所だったがなぜか寂しそうだった。気さくだった師匠は「なんだ、知らなかったって! しょうがないなあ」といったような・・・「すみませんでした。これからはちょくちょく寄らせて頂きます。 またビール買ってきますね」と答えるのが精一杯だった。    (2023/1110 未発表)