東京丸の内 大手町は 家康公が幕府を開いたとときに入り江を埋め立てて
作った土地 最初は江戸町人の住宅街で有ったが それが参勤交代制のために
大名屋敷に成り 明治時代になり兵舎が置かれた 明治政府は兵舎を移転する資金を
獲得する為に三菱に150万円で払い下げたが 草ぼうぼうの野原で 三菱ヶ原と呼ばれてい
た 三菱は此処に 明治27年からイギリス人コンドルの設計で 赤レンガのビルを 建てはじ
めた 大正3年に東京駅が完成し 日本経済の発展と共に大きなビルが建ち並ぶように
なった ロンドン街とも言った 今は其の面影すらない が三菱本店の建物が昔の儘に
復元されて、美術館として運営されておる 流石であると言いたい。