まいにちこんなかんじ

めずらしい人生のありふれた日常

舞台「ORANGE」観てきた

2015-02-14 23:38:22 | 日記

あのね、

よかった。



舞台「ORANGE」

観る機会をもらえて

本当によかった。

琢ちゃん、ありがと♪



http://orange-2015.jp/



おそらく、

琢ちゃんが出てなかったら、

観にいかなかっただろうな。

(PEOPLE PURPLEさん、ごめんなさい)



ざっくりお話すると、

阪神淡路大震災を経験した消防士さんたちの

物語です。



ざっくりしすぎたかなぁ・・・



ただね、

これは、ずっとずっとずっと

再演し続けてほしいなって思った。

私の大切な人たちみんなに

観てほしい舞台だなって思った。

私もまた観たい。



人って、

その時とても感動したことがあっても

日常に戻るとすぐに

薄らいでしまったり

流されてしまったり・・・

するよねぇ~



あの日、

名古屋でもとても揺れて、

とても怖かった。

ただ、

20年前の阪神淡路のときも

4年前の東日本のときも

知ってる方が被災されたことはなく、

そんな私にとっては

どこか「遠い」場所の出来事のような、

知らない「誰か」のことのような、

そんな気がしてきたけど、

今日の舞台のおかげで、

大切な人を

人の力ではどうにもできない

抗いようのない何かに奪われた時の

深い悲しみや怒りを

素直に「感じる」ことができて、

それは涙を流すことしかできなかったけど

それでも「感じる」ことができて、

それって、

忘れないことの一歩かなって・・・




文章ヘタでうまく伝えられないけど



キムがね、

100%勝利しないから、

やり続けるんだみたいなことを

言ってたような。

負けることもあるから、

それを取り返すつもりで

やり続けるんだ、と。

そんなことを言ってた気がする。



それは、

尊い仕事をしている消防士さんたちだけじゃなく、

私たちの日常、ひいては

人生においても同じじゃないかなって

そんな気がして。

たとえ負けても、あきらめない。

泣いても、

落ち込んでも、

また、頑張る!

そんなことを強く感じて、

とても心を揺さぶられて、

実際に肩がプルプルするほど泣いたけど、

それは、

かわいそうに・・・っていう

そんなことじゃなくて、

救えないことへの怒りや苦しみに

苦悩する命がけの消防士さんたちへの

ありがとうの気持ちだったかもしれない。

熱い舞台をみせてくれた役者さんたちへの

ありがとうの気持ち、

お芝居に作り上げてくれた宇田さんへの

ありがとうの気持ち、

生き抜いてきた人たちみんなへの

ありがとうの気持ち、

だったかなぁ・・・




とにかく、たくさんの人に観てほしい!




先日のドラマ版は、

舞台がほぼそのままドラマになってたのねぇ。

あれもよかったけど、

舞台はねぇ、もっとよかったよ。




まだ公演は続きますよ。

舞台「ORANGE」、是非ご覧くださいね。

琢ちゃんも、

キムも、

かっこよかったぁ~♪