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南相馬市ふるさと回帰支援センター

南相馬市ふるさと回帰支援センターより、南相馬の情報や移住の案内などを発信。なんでもきいてけろ。

語り部  安部あきこさん  ~ 南相馬市ふるさと見聞録 ~   

2012年09月28日 | 日誌
 今日は朝から雨が降っています。やっぱり雨が降ると肌寒い。いつの間にか秋は駆け足でやってきました。

 そんな雨降りの中、おじゃましたのは「ふれあいサロン南町二丁目」の集いが開かれる栄町。
  

 本日のゲストは語り部の安部あきこさん。

 安部さんは南相馬市小高区出身の語り部さんです。

 現在は鹿島区の仮設住宅にご主人とお二人でお住まいです。

 安部さんは震災前から語り部さんとしてだけではなく、色々

 な地生き活動を積極的に行う女性として地元では結構知られ

 た存在でした。

 小高区に昔から伝わる「大悲山大蛇物語」の大蛇の熱演は、

 今でも語り草になっているとか…。

合併前に「小高町」が古くから伝わる代表的な昔話を子供から大人まで幅広く読んでもらおうとマンガ化し

 発行した本の裏表紙には、その当時の安部さんが白い大蛇に扮したお姿を写した写真が掲載されて

います。

 この日のお題目は二つ。「子だくさんの話し」と「がにのふんどし」

 どのお話しも笑いを誘うものでしたが、特に「がにのふんどし」は大爆笑!ちなみに「がに」とはこの辺の

方言で「カニ」のことですが、これがほんとに!ほんとに!ほんとに!おもしろい!

   


 この日参加されたのは南町2丁目にお住まいの14名の皆さん。

 今は老人会が活動を中止している為震災後この集いが作られ今日で4回目だそうですが、安部さんのお話に

 にこやかに聴きいっていました。

 「今日は震災のお話もしようと思います。」

 最後にそう言われて語りはじめたのは、安部さんがその目で見、その耳で聞き、経験した「あの日のでき

 ごと」でした。

 語り部 安部あきこさん。

 これからも地域のことを語り繋いでいくことを生きがいとしていきます。

                     

                     >>南相馬市ふるさと回帰支/援センターHPへ 

「僕にピッタリの名前をつけてね」マスコットキャラクター愛称募集中! 南相馬市ふるさと回帰支援センター

2012年09月21日 | 日誌
 本日南相馬市は小雨が降ったりやんだり。

 でもそのお陰で、やっと気温も30度から20度台へと下がってきました。

 「いつまで続くんだろう、この蒸し暑さ!」と毎日毎日呟きながら過ごしてきたここ数ヵ月。

 天気予報ってほんと結構当たるんですね。(失礼)

 夏のはじめにお天気おねえさんが今年は10月頃まで残暑が厳しそうです。

 と言っているのを聞いてま・さ・か!なんてほくそ笑んでいたのに…。

 こんな~にもこんな~にも秋が恋しい

 そしてやっと秋の気配を感じた本日。先日、センターのマスコットキャラクターに決まった

 こちらのかわいい僕にピッタリの愛称を募集します!

 


    申込締切平成24年11月15日

 応募方法    南相馬市ふるさと回帰支援センターHP上から

           申込用紙をダウンロードして下さい。

           申込用紙はかわいいぬりえになってるよ! 
     
           原町観光協会様内 原町商工会議所様内 

           道の駅南相馬観光交流館内に設置してあ

           ります。
 
           たくさんのご応募お待ちしておりまーす!

        
 











       


 >>南相馬市ふるさと回帰支/援センターHPへ 

笑顔のつまった色とりどりの風船は青空にすいこまれていきました。   ~ 南相馬市ふるさと見聞録 ~

2012年09月17日 | 日誌
 9月16日(日)

 朝からたくさんの若者が道の駅南相馬に集まって忙しそうに動いています。中庭にはテントを張る大勢の方がもう額一杯

 に汗をかいて、ホールたギャラリーにはおそろいの青いTシャツ。

 この日、南相馬市の復興支援の為に福島市から桜の聖母短大の希望した学生さん約80人が訪れ「移動文化祭」を開催する

 ため準備におわれていました。「移動文化祭」には大勢の家族連れや地域の住民が訪れ、様々に催されるステージやゲーム

 などで楽しんでいました。

     

 この企画は福島青年会議所や原町青年会議所なども協力し「福島学」を学でいる学生さん達がその成果の一環として南相馬

 市の為に何かできないかと考え計画されたそうです。テーマは「今日ゆうSmile―桜で繋(つな)ぐ笑顔のわ」

 その名の通り文化祭はたくさんの笑顔で終始一杯でした。とりわけぬり絵やゲームなどのスタンプラリーは小さいお子さん

 にも大人気!

   
 

 最後は南相馬市のみごとな青空にたくさんの笑顔がつまった風船を全員で飛ばしました!

 
         
   

         >>南相馬市ふるさと回帰支/援センターHPへ 

常宿は農家民宿  万葉の里にあらたなる命宿りし   ~画家 鈴木靖将先生~

2012年09月15日 | 日誌

  かなしみが

  心を豊かにしてくれますように     靖将

 この詩は以前ご紹介した、日本画家鈴木靖将先生から農家民宿「翠の里」さんのお母さんが頂いた「でんでんむしのかなしみ」

 の裏表紙に書かれている言葉です。

 その鈴木先生が鹿島区にある農家民宿「翠の里」を訪れる度に、少しづつ少しづつ丁寧に丁寧に想いを込めながら色をのせられ

 命を吹きこまれた万葉のふすまが完成したのは、相馬野馬追が復活し相双地区が活気づく7月も終わりの事でした。



 ここ南相馬市鹿島区は古代から「万葉」という言葉に深く関わりのある地域で、いたる所に万葉〇○という言葉が使われていま

 す。その中のひとつ桜平山万葉公園には万葉の里かしまのシンボルとして有名な歌碑があります。

     みちのくの真野のかや原遠けども

        面影にして見ゆといふものを 

 これは万葉集に収められている笠朗女が大伴家持に送った恋歌です。

 まるでその時代にタイムトラベルしたような感覚がこのわずかな空間に漂っています。

 万葉の世界に浸りながらご宿泊をご希望のかた、または観覧をご希望の方はセンターまでお問合せ下さい。

 
     


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キャッチコピー&マスコットキャラクター決定! たくさんのご応募ありがとうございました! 

2012年09月10日 | 日誌
  南相馬市ふるさと回帰支援センター運営委員会のキャッチコピー&マスコットキャラクターが決定しました! 

    

  全国からたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。どの作品も力作ぞろいだったため選考に

  予想以上に時間がかかってしまいました。本当に申し訳ありません!

  上の写真は南相馬市高見公園で開催された「みんな共和国」の最終日です。そこにほら!メーセージが見え

  隠れしています。よーくご覧下さい。

  そうです!あれが今回選ばれました南相馬市ふるさと回帰支援センターのキャッチコピーです。

   

     「みんなの笑顔 みんなの元気 南相馬へ!」


    選ばれたのは南相馬市原町区にお住まいの佐藤隆貴さん。

  一時群馬県の方へ避難された佐藤さんはそのこの地域の

  方の温かい支援を今でも忘れてはいないそうです。

  その時感じたすてきな笑顔、そして元気をふるさとにも!

  という想いからこのメーセージが浮かんだそうです。

  そのメッセージがこの日みんな共和国の子供や大人、全

  員が「いち、に、さん、みんな元気~!」と笑いました!




  そして、難航しましたマスコットキャラクターはこ・ち・ら!

    


  選ばれましたのは静岡県にお住まいの高柳順子さんの作品です。

  いかがでしょう!この愛らしさ。

  高柳さんにこの作品のコンセプトをお聞きしました。


   相馬野馬追に出場するのが夢という男の子。

  「さけのカブトをかぶり日々練習。浴衣には南相馬の文字。

  とってもやさしく元気で明るい性格。南相馬の人びと盛

  り上げるため頑張ります。

  カブトの黄緑は豊かな自然の恵みを表現。さけは必ず生

  まれた場所(ふるさと)に帰る事からモチーフとして使用

  しました。水色のタテガミや尻尾は清らかな川。水色の浴衣は空。青い帯は海を表現しました。」

  


  残念ながら今回選ばれなかった皆様、本当に申し訳ありませんでした。

  でも、一人一人の会員の心にはずっしりと届く想いが伝わる作品が本当に多かったです。

  今後ともセンターともどもどうぞよろしくお願い致します。

  また、近日中に愛称を募集を行います。どうぞよろしくお願い致します。


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