かなしみが
心を豊かにしてくれますように 靖将
この詩は以前ご紹介した、日本画家鈴木靖将先生から農家民宿「翠の里」さんのお母さんが頂いた「でんでんむしのかなしみ」
の裏表紙に書かれている言葉です。
その鈴木先生が鹿島区にある農家民宿「翠の里」を訪れる度に、少しづつ少しづつ丁寧に丁寧に想いを込めながら色をのせられ
命を吹きこまれた万葉のふすまが完成したのは、相馬野馬追が復活し相双地区が活気づく7月も終わりの事でした。
ここ南相馬市鹿島区は古代から「万葉」という言葉に深く関わりのある地域で、いたる所に万葉〇○という言葉が使われていま
す。その中のひとつ桜平山万葉公園には万葉の里かしまのシンボルとして有名な歌碑があります。
みちのくの真野のかや原遠けども
面影にして見ゆといふものを
これは万葉集に収められている笠朗女が大伴家持に送った恋歌です。
まるでその時代にタイムトラベルしたような感覚がこのわずかな空間に漂っています。
万葉の世界に浸りながらご宿泊をご希望のかた、または観覧をご希望の方はセンターまでお問合せ下さい。
>>南相馬市ふるさと回帰支/援センターHPへ
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